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雪女
雪乃の帰宅
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「あの戸建、こんなに早く決まるなんて。町からだいぶ離れているから決まりづらいだろうなって、心配してたんです。オーナーさんもきっと喜ばれますよ」
朝霧不動産の休憩室で、遥は嬉しそうに話し、ボトルに作ってある麦茶を注いだ。
「奥さんはあやかしですけど、大丈夫ですよね。人間社会で暮らして長いみたいですし」
「ええ、問題ないでしょう。見た目も普通の奥さんって感じだったんでしょう?」
「そうですね。少なくとも俺はあやかしだとは気づきませんでしたし……」
少し口を尖らせ、悠弥は遥から冷たく冷えた麦茶を受け取った。
「まあまあ、そう拗ねないでくださいよ。慣れてくれば、あやかしの感覚がわかるようになりますよ、きっと」
慰められると余計に寂しい気持ちになるのはなぜだろう。
「遥さんには、鳴家も見えるんですか?」
家や家具を揺らし、軋ませるそのあやかしは、子鬼の姿をしているという。本やネットでみかける鳴家はデフォルメされた可愛らしいものから、お世辞にも可愛いとは言い難い形相のものまで様々だ。
「見えますよ。残念ながら、この家には居ないですけれど」
「やっぱり見えるんですね……。見えないのは俺だけか……」
あやかしに関わる仕事を始めたというのに、それに関する感受性の低い自分が残念でならない。皆と同じものを見ることも叶わないとは。
「そんなに落ち込まないでくださいって。見えないのが普通なんですから。うちの父も鳴家のような小さなあやかしは見えないですよ」
「遥さんの感受性は……血筋は関係ないってことですか?」
朝霧家は江戸の昔から代々、あやかしと関わりがあったという。だが、遥の父である社長の貞仁はあやかしには疎いそうだ。悠弥も何度か話したことがあるが、あやかしに関する仕事は、妻で専務の雪乃か、遥に任せきりだと言っていた。
「そうですね……この仕事をしているからといって、あやかしに敏感だとは限らないですよ。だから、あの合言葉があるんです」
朝霧不動産のようなあやかし専用物件を取扱う不動産屋では、『木の葉払いで保証人は大天狗様』という合言葉で、相手があやかしであるということを暗に理解する。あやかしたちが人間にその正体を告げるのはリスクを伴う。そこでこの隠語が使われるようになったのだ。その言葉の意味を理解できた人間に対し、人間社会に慣れないあやかしたちは、己の正体を知るものとして安心して話をすることができる。
「俺みたいな凡人のために、あの合言葉が必要ってわけですね……」
「どうしたんですか、今日は随分と落ち込んじゃって。せっかく契約が決まるっていうのに」
遥が苦笑いを返す。
「なんとか勘が鋭くならないもんですかね……。なんていうか、ここで働く以上、もう少しわかるようになっていたいんですよね……」
だがそれを今すぐにどうこうできるわけもなく、この気持ちを何処にぶつけて良いかもわからない。
そのとき、ふいにドアベルが鳴り、反射的に二人は「いらっしゃいませ」と同時に声を上げた。
悠弥が先に休憩室から出ると、入り口に着物姿の女性が佇んでいる。涼しげな桔梗があしらわれた紗の着物。歳は40代くらいだろうか。少なくとも、部屋探しの客という雰囲気ではない。もしかしたら、物件のオーナーかもしれないと予想しつつ、再び声をかけてみた。
「いらっしゃいませ、こんにちは」
にこやかに挨拶をして、相手の出方を伺う。
女性は丸くした目で、細かく数回瞬きをし、不思議そうにこちらを見つめ、その後でぷっと吹き出した。
「ああ、ごめんなさい。あなたが東雲悠弥くんね」
「え?」
そのとき、悠弥の背後から遥が顔を覗かせた。
「お母さん! おかえりなさい!」
遥の声で悠弥はようやく状況を把握した。
「ただいまぁ。こっちはすっかり暑くなって、もう真夏なのねぇ」
色白で柔和な雰囲気、パッチリとした大きな目。言われてみれば、どことなく遥に似ている。
「悠弥さんは初めてでしたね」
遥は女性の隣に立ち、はにかみながら続けた。
「こちら、私のお母さん」
「雪乃です。東雲くんのことは、遥から聞いていますよ」
雪乃は実家の母の介護があるとのことで、去年の暮れから県外に出ていて、悠弥が会うのは初めてだった。
朝霧不動産では専務取締役の肩書きを持つ。
「失礼しました、そうとは知らず……。専務、お世話になっております」
「やぁねぇ、そんなにかしこまらないで。雪乃さん、でいいわよ」
「さあさあ、こんなところで立ち話もなんですから」
遥が雪乃の手荷物を受け取り、応接コーナーのソファへ移動する。
「帰ってくるの、来週だって言ってたのに早かったね」
「思ったより早くキリがついちゃったから、早々に引き上げてきたのよ」
「介護に行ってらしたんですよね。お祖母様のお加減はいかがですか」
雪乃はその言葉を受け、一瞬不思議そうな表情を浮かべた。遥の方をちらりと見やる。
「お祖母様の介護、今度は叔父様と交代になったのよね、母さん?」
遥がフォローするように雪乃に問いかけた。
「ああ、そうね。そうそう。うん、大丈夫よ。案外元気だから、おばあちゃん」
うふふ、と二人して笑う。
「そうですか……それは何よりです」
二人の様子には、どことなく違和感があるが、家族間の問題を根掘り葉掘り聞くのも不躾だろう。
「それより東雲くん、仕事にはもう慣れた? ほら、ここの仕事って特殊でしょう? 困ったことがあったら、なんでも言ってちょうだいね。当分の間は留守にすることもないと思うから」
雪乃は、悠弥が勤め始める少し前まで賃貸業務を担当していたと聞いている。とくにあやかし関係の業務を取りまとめていたそうだ。おそらく、雪乃はあやかしに敏い側の人間なのだろう。
「ありがとうございます。困ったこと……ってほどではないんですが……俺、あやかしに対して鈍感みたいで。今のところ、それほど業務に支障はないですけれど……もう少し霊感っていうか、そういう感覚が身についたらいいなー、と思うんです。なにかいい方法、ありませんか」
うふふ、と含み笑いを返しつつ、雪乃は悠弥をしげしげと眺めた。
「そうねぇ。東雲くん、あなたは、とてもいい感覚を持っていると思うの。そんなに心配しなくても大丈夫よ」
はぁ、とため息まじりに返事をする。
「それに、きっと私たちと一緒にいれば、いつかわかるんじゃないかしら。焦らないで、ゆっくりいきましょうよ」
悠弥は苦笑いを返すばかりだ。
「ただいまー」
再び鳴り響いたドアベルの音と同時に、野太い声が響いた。
「あの戸建、こんなに早く決まるなんて。町からだいぶ離れているから決まりづらいだろうなって、心配してたんです。オーナーさんもきっと喜ばれますよ」
朝霧不動産の休憩室で、遥は嬉しそうに話し、ボトルに作ってある麦茶を注いだ。
「奥さんはあやかしですけど、大丈夫ですよね。人間社会で暮らして長いみたいですし」
「ええ、問題ないでしょう。見た目も普通の奥さんって感じだったんでしょう?」
「そうですね。少なくとも俺はあやかしだとは気づきませんでしたし……」
少し口を尖らせ、悠弥は遥から冷たく冷えた麦茶を受け取った。
「まあまあ、そう拗ねないでくださいよ。慣れてくれば、あやかしの感覚がわかるようになりますよ、きっと」
慰められると余計に寂しい気持ちになるのはなぜだろう。
「遥さんには、鳴家も見えるんですか?」
家や家具を揺らし、軋ませるそのあやかしは、子鬼の姿をしているという。本やネットでみかける鳴家はデフォルメされた可愛らしいものから、お世辞にも可愛いとは言い難い形相のものまで様々だ。
「見えますよ。残念ながら、この家には居ないですけれど」
「やっぱり見えるんですね……。見えないのは俺だけか……」
あやかしに関わる仕事を始めたというのに、それに関する感受性の低い自分が残念でならない。皆と同じものを見ることも叶わないとは。
「そんなに落ち込まないでくださいって。見えないのが普通なんですから。うちの父も鳴家のような小さなあやかしは見えないですよ」
「遥さんの感受性は……血筋は関係ないってことですか?」
朝霧家は江戸の昔から代々、あやかしと関わりがあったという。だが、遥の父である社長の貞仁はあやかしには疎いそうだ。悠弥も何度か話したことがあるが、あやかしに関する仕事は、妻で専務の雪乃か、遥に任せきりだと言っていた。
「そうですね……この仕事をしているからといって、あやかしに敏感だとは限らないですよ。だから、あの合言葉があるんです」
朝霧不動産のようなあやかし専用物件を取扱う不動産屋では、『木の葉払いで保証人は大天狗様』という合言葉で、相手があやかしであるということを暗に理解する。あやかしたちが人間にその正体を告げるのはリスクを伴う。そこでこの隠語が使われるようになったのだ。その言葉の意味を理解できた人間に対し、人間社会に慣れないあやかしたちは、己の正体を知るものとして安心して話をすることができる。
「俺みたいな凡人のために、あの合言葉が必要ってわけですね……」
「どうしたんですか、今日は随分と落ち込んじゃって。せっかく契約が決まるっていうのに」
遥が苦笑いを返す。
「なんとか勘が鋭くならないもんですかね……。なんていうか、ここで働く以上、もう少しわかるようになっていたいんですよね……」
だがそれを今すぐにどうこうできるわけもなく、この気持ちを何処にぶつけて良いかもわからない。
そのとき、ふいにドアベルが鳴り、反射的に二人は「いらっしゃいませ」と同時に声を上げた。
悠弥が先に休憩室から出ると、入り口に着物姿の女性が佇んでいる。涼しげな桔梗があしらわれた紗の着物。歳は40代くらいだろうか。少なくとも、部屋探しの客という雰囲気ではない。もしかしたら、物件のオーナーかもしれないと予想しつつ、再び声をかけてみた。
「いらっしゃいませ、こんにちは」
にこやかに挨拶をして、相手の出方を伺う。
女性は丸くした目で、細かく数回瞬きをし、不思議そうにこちらを見つめ、その後でぷっと吹き出した。
「ああ、ごめんなさい。あなたが東雲悠弥くんね」
「え?」
そのとき、悠弥の背後から遥が顔を覗かせた。
「お母さん! おかえりなさい!」
遥の声で悠弥はようやく状況を把握した。
「ただいまぁ。こっちはすっかり暑くなって、もう真夏なのねぇ」
色白で柔和な雰囲気、パッチリとした大きな目。言われてみれば、どことなく遥に似ている。
「悠弥さんは初めてでしたね」
遥は女性の隣に立ち、はにかみながら続けた。
「こちら、私のお母さん」
「雪乃です。東雲くんのことは、遥から聞いていますよ」
雪乃は実家の母の介護があるとのことで、去年の暮れから県外に出ていて、悠弥が会うのは初めてだった。
朝霧不動産では専務取締役の肩書きを持つ。
「失礼しました、そうとは知らず……。専務、お世話になっております」
「やぁねぇ、そんなにかしこまらないで。雪乃さん、でいいわよ」
「さあさあ、こんなところで立ち話もなんですから」
遥が雪乃の手荷物を受け取り、応接コーナーのソファへ移動する。
「帰ってくるの、来週だって言ってたのに早かったね」
「思ったより早くキリがついちゃったから、早々に引き上げてきたのよ」
「介護に行ってらしたんですよね。お祖母様のお加減はいかがですか」
雪乃はその言葉を受け、一瞬不思議そうな表情を浮かべた。遥の方をちらりと見やる。
「お祖母様の介護、今度は叔父様と交代になったのよね、母さん?」
遥がフォローするように雪乃に問いかけた。
「ああ、そうね。そうそう。うん、大丈夫よ。案外元気だから、おばあちゃん」
うふふ、と二人して笑う。
「そうですか……それは何よりです」
二人の様子には、どことなく違和感があるが、家族間の問題を根掘り葉掘り聞くのも不躾だろう。
「それより東雲くん、仕事にはもう慣れた? ほら、ここの仕事って特殊でしょう? 困ったことがあったら、なんでも言ってちょうだいね。当分の間は留守にすることもないと思うから」
雪乃は、悠弥が勤め始める少し前まで賃貸業務を担当していたと聞いている。とくにあやかし関係の業務を取りまとめていたそうだ。おそらく、雪乃はあやかしに敏い側の人間なのだろう。
「ありがとうございます。困ったこと……ってほどではないんですが……俺、あやかしに対して鈍感みたいで。今のところ、それほど業務に支障はないですけれど……もう少し霊感っていうか、そういう感覚が身についたらいいなー、と思うんです。なにかいい方法、ありませんか」
うふふ、と含み笑いを返しつつ、雪乃は悠弥をしげしげと眺めた。
「そうねぇ。東雲くん、あなたは、とてもいい感覚を持っていると思うの。そんなに心配しなくても大丈夫よ」
はぁ、とため息まじりに返事をする。
「それに、きっと私たちと一緒にいれば、いつかわかるんじゃないかしら。焦らないで、ゆっくりいきましょうよ」
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「ただいまー」
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