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第二章 ~悲哀~
2-5.酒はよく燃える
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目の見えぬ修が感じたのは、激痛ではなく、何かが吹き抜けるような風の音。
「いらっしゃい……」
ドボンという音を耳にしながら、なんとか目を開ける修。そこには別世界のような光景が広がっていた。
周りはほぼ真っ暗で、液体があるだけの空間。修はその中心に浮かんでいた。
「ここはザプーン。私が嫌いな人、気に入った人を飲み込んで、ゆっくりお話しする場所」
頭上から降り注ぐように声が聞こえる。見上げると、地上への出口であろう小さい穴が開いていた。
辺りには酒の匂いが充満し、死体らしきものも二つほど浮いている。
体に痺れと暖かさを感じていると、死体の上にあった緑色のバンダナが水に落ちた。バンダナは小さい虫に端から食われていくように、ゆっくりと溶けていった。
「要は胃袋か」
液体の正体は、酒が混ざりまくった胃液。感じる痺れや暖かさは自分が溶かされているためだった。
修は、ミレイの腕に食われたのだ。
「お酒の匂いの中で、ゆっくり溶けていってね」
棒を伸ばし、辺りを何度か突く修。
「セイドくんには逃げられちゃったけど、修くんはここに居てくれるからいいね。ありがとね」
攻撃が効いていないのか、ミレイは調子を崩さずにそう言った。
闇雲に叩いても意味がないのは、外も中も同じ。
修は確認のため、一度真下に向かって棒を伸ばした。ある程度伸ばすと、棒が止まった。足がつかないほど深いが、底はある。つまり、棒を伸ばせば上の出口まで行ける。脱出できる。
「人ってね。溶ける前に色々なことを言うんだ。泣き言だったり恨み言だったり、命乞いだったりね。でも共通してるのは、外の人たちよりも大きく、激しく泣きわめくこと」
ミレイの言葉を聞かず、考えを巡らせる修。ここは体内。時間を掛ければ体が溶けていく。出入り口は上の穴だけ。
危険な場所だが、ここはなら魔法を外す心配もない。強い一撃を与えられれば……
リオン・サーガを開き、魔法を探す。酒の匂いと溶けていく痛みが、僅かに集中力を乱す。
酒……酒の匂い……
『酒じゃい』 ふと、サフタムの言葉と、その芸を思い出す修。
炎魔法のページを開いたところで、コルオが声をかけてきた。
「静かだね……表ではまだコルオが戦ってるよ。あの変な騎士も。ただの人間が、メオルブに適うはず無いのにね」
完全に勝った気でいるミレイは、外の状況を教えていた。精神的に修を追い込むためだ。
最も、当の本人は酔っ払いの妄言と断じ、聞く耳を持たなかった。
修は「どうやって酒と自分の力に酔っている奴に一泡吹かせるか」ただそれだけを考えていた。そしてその方法も、今思いついた。
「修くんもやれることはないだろうし、溶けるまでゆっくりお話でもしようか?」
「いや、いい」修は短く拒否すると、壁に右手を向けた。
上級以上は詠唱が必要……教わったことを思い出す。
属性は炎。荒ぶる火球は触れた瞬間爆発し、より激しく燃え上がる。
「轟音豪熱……『クアブスタ』!!」
修の手から放たれたのは、燃え盛る炎の玉。空間を照らす赤は壁にぶつかり、激しい爆発とともに、辺りを炎で染め上げた。
「あぁああああああ!!」
耳を刺激する悲鳴は攻撃が効いた証。修は騒音に顔を顰めながらも本をしまい、脱出の準備を進める。
「何をしたぁ!?」
ミレイが吠える。体内に飲み込んで溶かす。一見無敵の能力に思えるが、できるのは声をかけることだけ。体内へ干渉する手段はなかった。
「酒は燃えるんだ」
真下へ棒を伸ばし、体を持ち上げていく。下からは激しい炎が追いかけてきていて、修の足を少し焼いた。
炎と一緒に地上に戻った修。しかし着地のことは考えていなかったのか、背中から地面に落ちた。
体内で放った炎魔法の効果は絶大だった。小さな火種は多量の酒に引火し、瞬く間に大きくなった。
青と緑の体は真っ赤に染まり、真四角の口からは炎が漏れ出す。外に溢れた炎は化け物の全身を包み、焼き尽くしていく。
「シュウウウウウウウ!! なんでぇえええ!!」
炎に包まれていくミレイ。催涙液で消化しようにも、体内から広がる猛火はどうにもできない。
「あれどうやったの? 最上級魔法?」
「火吹き芸」だと体を起こす修。
巨体を包んでいた炎は小さくなっていき、完全に消えた。黒焦げた地面の中心に居たのは、元の姿に戻ったミレイ。
修は棒を支えに立ち上がり、歩いて仮面を拾う。
「まるで無傷か……」
拾うと同時に目を開けたミレイを見て、思わずそうつぶやく。
あれだけの炎に包まれたのにも関わらず、火傷の一つもない。せいぜい、服の端が焦げている程度。
変身時に負った傷は、本体にほぼ反映されない。元に戻る際、痛みや傷も仮面の中に吸い込まれていくからだ。
「死ぬかと……思ったよ」
ほぼ無傷どころか、会話もできる。疲労困憊の修は「俺もだ」と答え、リオン・サーガを開いた。
「どうして、受け入れてくれないの?」
「お前に守ってもらうなんざ願い下げだ」
修はもう、ミレイをただの敵としてしか見ていなかった。
「ごめんね。私って……」ミレイは続けようとしたが、修は目を合わせることすらしなかった。
「いらっしゃい……」
ドボンという音を耳にしながら、なんとか目を開ける修。そこには別世界のような光景が広がっていた。
周りはほぼ真っ暗で、液体があるだけの空間。修はその中心に浮かんでいた。
「ここはザプーン。私が嫌いな人、気に入った人を飲み込んで、ゆっくりお話しする場所」
頭上から降り注ぐように声が聞こえる。見上げると、地上への出口であろう小さい穴が開いていた。
辺りには酒の匂いが充満し、死体らしきものも二つほど浮いている。
体に痺れと暖かさを感じていると、死体の上にあった緑色のバンダナが水に落ちた。バンダナは小さい虫に端から食われていくように、ゆっくりと溶けていった。
「要は胃袋か」
液体の正体は、酒が混ざりまくった胃液。感じる痺れや暖かさは自分が溶かされているためだった。
修は、ミレイの腕に食われたのだ。
「お酒の匂いの中で、ゆっくり溶けていってね」
棒を伸ばし、辺りを何度か突く修。
「セイドくんには逃げられちゃったけど、修くんはここに居てくれるからいいね。ありがとね」
攻撃が効いていないのか、ミレイは調子を崩さずにそう言った。
闇雲に叩いても意味がないのは、外も中も同じ。
修は確認のため、一度真下に向かって棒を伸ばした。ある程度伸ばすと、棒が止まった。足がつかないほど深いが、底はある。つまり、棒を伸ばせば上の出口まで行ける。脱出できる。
「人ってね。溶ける前に色々なことを言うんだ。泣き言だったり恨み言だったり、命乞いだったりね。でも共通してるのは、外の人たちよりも大きく、激しく泣きわめくこと」
ミレイの言葉を聞かず、考えを巡らせる修。ここは体内。時間を掛ければ体が溶けていく。出入り口は上の穴だけ。
危険な場所だが、ここはなら魔法を外す心配もない。強い一撃を与えられれば……
リオン・サーガを開き、魔法を探す。酒の匂いと溶けていく痛みが、僅かに集中力を乱す。
酒……酒の匂い……
『酒じゃい』 ふと、サフタムの言葉と、その芸を思い出す修。
炎魔法のページを開いたところで、コルオが声をかけてきた。
「静かだね……表ではまだコルオが戦ってるよ。あの変な騎士も。ただの人間が、メオルブに適うはず無いのにね」
完全に勝った気でいるミレイは、外の状況を教えていた。精神的に修を追い込むためだ。
最も、当の本人は酔っ払いの妄言と断じ、聞く耳を持たなかった。
修は「どうやって酒と自分の力に酔っている奴に一泡吹かせるか」ただそれだけを考えていた。そしてその方法も、今思いついた。
「修くんもやれることはないだろうし、溶けるまでゆっくりお話でもしようか?」
「いや、いい」修は短く拒否すると、壁に右手を向けた。
上級以上は詠唱が必要……教わったことを思い出す。
属性は炎。荒ぶる火球は触れた瞬間爆発し、より激しく燃え上がる。
「轟音豪熱……『クアブスタ』!!」
修の手から放たれたのは、燃え盛る炎の玉。空間を照らす赤は壁にぶつかり、激しい爆発とともに、辺りを炎で染め上げた。
「あぁああああああ!!」
耳を刺激する悲鳴は攻撃が効いた証。修は騒音に顔を顰めながらも本をしまい、脱出の準備を進める。
「何をしたぁ!?」
ミレイが吠える。体内に飲み込んで溶かす。一見無敵の能力に思えるが、できるのは声をかけることだけ。体内へ干渉する手段はなかった。
「酒は燃えるんだ」
真下へ棒を伸ばし、体を持ち上げていく。下からは激しい炎が追いかけてきていて、修の足を少し焼いた。
炎と一緒に地上に戻った修。しかし着地のことは考えていなかったのか、背中から地面に落ちた。
体内で放った炎魔法の効果は絶大だった。小さな火種は多量の酒に引火し、瞬く間に大きくなった。
青と緑の体は真っ赤に染まり、真四角の口からは炎が漏れ出す。外に溢れた炎は化け物の全身を包み、焼き尽くしていく。
「シュウウウウウウウ!! なんでぇえええ!!」
炎に包まれていくミレイ。催涙液で消化しようにも、体内から広がる猛火はどうにもできない。
「あれどうやったの? 最上級魔法?」
「火吹き芸」だと体を起こす修。
巨体を包んでいた炎は小さくなっていき、完全に消えた。黒焦げた地面の中心に居たのは、元の姿に戻ったミレイ。
修は棒を支えに立ち上がり、歩いて仮面を拾う。
「まるで無傷か……」
拾うと同時に目を開けたミレイを見て、思わずそうつぶやく。
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「死ぬかと……思ったよ」
ほぼ無傷どころか、会話もできる。疲労困憊の修は「俺もだ」と答え、リオン・サーガを開いた。
「どうして、受け入れてくれないの?」
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