万葉の軍歌

せりもも

文字の大きさ
上 下
22 / 22
資料

22 参考文献

しおりを挟む
防人の歌の「かえりみ」の解釈については、
『万葉びとの一生』 池田彌三郎 講談社現代新書
を、参照させて頂きました。

和歌の出典及び現代語訳については、各々の話の末尾に記した通り、
『万葉集』 中西進 講談社文庫
に拠っています。(せりもも訳は、その旨、記載あり)

表紙(?)の写真は、佐佐木信綱・岩波文庫版(下)です。





なお、前半部、アメリカ軍が缶詰を落とした話は、私の祖父から聞きました。戦争の話は、殆どしない人でした。






*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。

おつき合い頂き、ありがとうございました。
アルファポリスさんの、歴史・時代小説大賞にも、温かい応援を頂き、感謝申し上げます。
ありがとうございました。




せりももには、「ことあげセず」という長編小説があります。こちらは、安積親王の同母姉、井上内親王の生涯を扱ったものです。父・聖武の斎王として清らかに生きた少女時代から、讒言されて怨霊になるまでを描いています。安積皇子と家持も、ちらっと顔を出してます。


web小説サイトには嫁入り先(?)がなさそうだったので(アクセス数0が続いたら、井上内親王に申し訳なさすぎです)、kindle本にしちゃいました。


ご要望があれば無料設定致しますので、どうぞお気軽にお申し出ください。







しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(1件)

矢口竹一
2023.03.04 矢口竹一

軍歌に関する作品を探していて拝読させていただきました。

認識が180度変わりました。お話自体もとても面白く、戦時中の事が良く分かりました。

せりもも
2023.03.04 せりもも

ご感想、ありがとうございます。随分前に書いたお話なのに、恐縮です。

初めは、万葉の歌が軍歌に使われたという違和感でした。それから、大伴家が軍の家系だと知り、家持が、後半生では全く歌を残していないことに気づき、その理由を考えたことが、突端です。

太平洋戦争については、最後に触れたように、缶詰の話を祖父から聞いた他は、主として子どもの頃に残っていた「雰囲気」を元に創り込みました。当時は今よりずっと、反戦の雰囲気が強かったと記憶しています。けれど同時に、戦争について語ることは憚らる感じがあって、直接、戦争の話を聞いたことはありません。ただ、子ども向けの絵本だけが、戦争は悪だと語らないままに、戦争の悲惨さを伝えていた気がします。(ええと、私の年齢については深くお考えにならないよう願います)

「万葉の歌」は、洋の東西を問わず戦争を題材にしたお話を置かせて頂いているサイトさんに、こっそり紛れ込ませています。やはりどうしても、反戦の意志だけは表明しておきたいからです。


改めて、過分なまでにお褒め頂き、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

解除

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。