孤児院のドロボーさん

ある日、男の子の家にドロボーさんが入った。

「今からお前を連れ去るが、騒ぐんじゃねぇぞ。」

ドロボーさんは、男の子を抱きしめ窓から飛び降りた。


男の子とドロボーさんは、暗い夜道をたくさん走った。
月に照らされた1本道を、ひたすら走った。

ドロボーさんの家で男の子を待っていたのは、予想もつかないものだった。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,891 位 / 192,891件 絵本 880 位 / 880件

あなたにおすすめの小説

大人の絵本・おじさま

矢野 零時
絵本
大人の絵本ずきの人たちのために、少し残酷で悲しい話を書いてみました。 もちろん、子供である、あなたが読まれても、楽しんでいただけると思います。 話の内容ですか、それはお読みになってください。

こわがりおばけ

るいのいろ
絵本
おばけなのに、こわがりなおばけ。 おばけの仲間たちからはバカにされ、仲間はずれにされた。 1人人間界をさまよっていると、こわがりな男の子と出会う。

鬼と猫又のお話

ももちよろづ
絵本
鬼の伊吹と、猫又の明石と、仲間達のお話。 ※表紙・本文中イラストの無断転載は禁止

きき かいかい

るいのいろ
絵本
ぼくのまち なんか へん。

ハロウィンの魔法

るいのいろ
絵本
年に一度のお祭り、ハロウィン。 ハロウィンの日には、世界中のおばけたちもウキウキが止まりません。 仮装した子供たちに混ざって、本物のおばけたちも街へ繰り出します。 そんなおばけたちの目的も様々。イタズラをしに行くおばけ、お菓子を貰いに行くおばけ、そして、久しぶりに家族に会いに行くおばけ。 1年前に事故で死んでしまい、車よりも大きな体のトラネコおばけに生まれ変わったパロ。 今年のハロウィンは、おばけになってから初めてのハロウィンでした。 パロもウキウキした気持ちで街へ繰り出しました。 パロの目的はひとつ。家族だった男の子に会いに行くこと。

赤鬼と人間の男の子

るいのいろ
絵本
ある山奥に、真っ赤な赤鬼が住んでいた。 赤鬼には家族がおらず、いつも1人だった。 赤鬼は、ずっと1人だったので、友達が欲しかった。 ある時、そんな赤鬼の家に、人間の男の子が迷い込んだ。 男の子は、目が見えなかったので、赤鬼を怖がらなかった。 赤鬼は、男の子を心配して家に連れ込んだ。 赤鬼は、男の子と話すうちに、少しづつ仲良くなった。 でも、赤鬼の正体がバレたら、きっと怖がられ、嫌われてしまう。 赤鬼はそんな不安を抱えつつ、男の子と過ごしていく。

【いじめ絵本】Aくん

るいのいろ
絵本
僕のクラスに、Aくんが居た。 Aくんは夏休みが終わった頃に転校してきた。 Aくんは大人しい子で、あまり喋らなかった。 クラスのみんなは、無口なAくんのことを気持ち悪がった。 そのうち、Aくんは男の子たちにいじめられるようになった。 Aくんは、それでも黙っていた。 冬休みが明けると、Aくんは転校した。 その頃から、僕のクラスでは変なことが起こるようになった。

よみがえりのものがたり

りおん雑貨店
絵本
ふくろうたちが、眠れない夜に昔話をしてすごしています。 むかしむかしの、よみがえりの物語。

処理中です...