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飼い慣らされる獣
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昨夜は、柔らかく心地好い物に触れながら眠って居た様な気がする。
目覚めた時、小さな吐息が頬に触れた。
栗色の髪の下には眠る美名の瞼。
そっと髪を掻き分けて額に触れると、美名は寝ぼけながら伸びをする。
その弾みでシーツが捲れて下着姿の美しい身体が太股まで晒されて、綾波の身体の芯に火が点る。
昨日、中途半端に何度も触れたのに思うように繋がる事が出来ず、行き場の無い情欲は身体に留まったままだった。
視覚で凶暴に刺激されて昂りが一気に蘇り、彼は美名に覆い被さった。
ブラがずれて、膨らみがはみ出しているのが余計に欲望を煽る。
唇を押し当てて指で愛撫すると、美名の身体がピクリと動いた。
両の膨らみを掴み、舌を這わすとまた吐息が漏れる。
瞼が微かに動き、ゆっくりと黒目を動かして綾波の視線とぶつかる。
「綾波……さん……あっ」
その唇を塞ぎ、長い髪を掻き抱くと美名が弱く抵抗した。
「ん……ダメ……いきなり……」
「いきなりじゃないぞ……昨日の続きだ」
彼女はショーツの上から秘蕾に触れた途端に、蕩けそうな甘い声を出す。
その響きにゾクリと全身が総毛立った。
「そんな格好でいるからだ……お前が悪い」
「んん……だって……服がシワになったら……あっ」
固く熱くなった獣を蕾に押し当てると、身体を仰け反らしてよがる。
素直に感じているのが可愛くて堪らない。
「やだ……また……変になっちゃ……」
「狂えばいいさ……」
獣を押し当てながら指を侵入させると水音と共に美しい声で喘ぐ。
「やあっ……止めっ」
「止めて欲しい、て感じじゃないぞ?ほら……」
触れるたびに潤って溢れて、獣を泳がせようと手招きしている。
「や……綾……波さ……ダメ」
「ダメじゃないだろ……その言い方はな……煽ってるだけだぞ」
「違っ……ああっ!」
身体を寄せあって、結ばれないままじゃれ合うのももう限界だった。
この美しい身体の中で暴ぜたい……
ショーツを足首まで下げて一気に突き刺した。
瞬間、獣が秘蕾の中で快感にうち震えて居る。
美名も小さく叫びしがみついて来る。
「ああっ……ダメっ」
「だから……ダメじゃないだろう……」
腰を掴み、最初はゆっくり、そして段々に速度を増して、強く……
肌が触れ合う度に、離れたくないと切なく哭くような美名の声に、心も身体も熱く昂る。
「や……やっ……そんな激しく……」
美名の身体は組み敷かれ打ち付けられて揺れ、美しい形の二つの膨らみが波立ち、綾波はそれを捕まえる。
「やんっ……つ、よし……さっ」
気持ちと身体の昂りが美名を大胆にさせるのか、あれ程恥ずかしがっていたのに、彼女は彼の名前を呼んだ。
「美名……っ……どうだ」
片足を折り曲げさせて真上から深く突き刺すと、背中に爪を立てて一瞬意識を手放したようにぐったりした。
だが、これで終わらせるものか……
掻き回す様に秘蕾を獣で愛すると、また美名の唇から甘い吐息が生まれる。
獣は限界寸前まで締められて、綾波は何度も溜め息を吐いた。
「剛……さっ……私を……す……き?」
涙を浮かべた瞳で問われ、甘い思いに全てが支配された。
彼は乱暴に打ち付けながらも、美名の事を壊れ物みたいに大事に思う。
――この気持ちは……やはり、恋に堕ちたのか……
彼は、返事の代わりに唇を塞ぎ咥内を激しく犯す。
腰の動きも止める事無く美名を啼かせた。
「剛さ……」
夢の中を漂うかの様なうっとりした目を見ていると、益々打ち付けて叫ばせたくなる。
白い太股をぐっと押してM字に開かせると美名は嫌がる様に顔を歪ませ身を捩らせたが、綾波が囁くと抵抗を止めてなすがままにされる。
「好きだ……美名」
美名の瞳が星空の様に輝き俺を捉えて、唇の端が喜びを隠しきれずに僅かに上がる。
「そんなに嬉しいか……こうされるのが」
霰もない体勢で身体を開かれて、美名の濡れた花園が良く見える。
獣で秘蕾を突つく様に刺激すると蜜が溢れて、美名も吐息を漏らす。
彼自身も正気を保つのがもはや難しかった。
もう一度、二度、刺激するとお互いに電流の様な快感に酔い、もっともっとと次を望む。
軽く突つくだけではもうお互い我慢出来ない。
蕾の回りを円を描くように屹立した獣を押し当てるとジュクリと豊潤な滴りが生まれ、滑りが善くなると獣を激しく欲望のままに動かした。
美名は身体を震わせ甘く叫んだ。
「あんっ……やっ……身体が……飛んで行っちゃうっ……」
「じゃあ……飛んで行かない様に捕まえるとするか……」
「え……」
腰を強く掴み、限界寸前の獣を秘蕾に一気に突き刺す。
「あ……っ」
美名は目を閉じて呻く。
「……何処に飛んで行こうと、捕まえるからな……俺の……美名」
「――!」
「さあ……手加減しないぞ……昨日のリベンジだ」
「ああっ!」
美名の奥に突き進むと、いきなりギュウと締められて彼は今にも爆発しそうになるのを堪えた。
「はっ……美名……締めるな……」
何秒かは動くのを堪えていたが、我慢出来ずに激しく腰を動かす。
動く度に熱く潤い絡み付き締められて気の狂いそうな快感で支配される。
「だ……だって……あんっ」
「くっ……!」
二人同時に激しく感じて身体を痙攣させた。
だが、もっとだ。
もっと、欲しい……
呼吸を荒くしながら揺れる豊満な膨らみを指で愛しながら蕾を打ち付けて掻き回して、美しく淫らに乱れる美名を眺める。
「……綺麗だ……」
美名は息を切らせ、綾波の律動に翻弄されて涙を流しながら喘ぐ。
「つ……よし……さっ……もう……ダメっ」
優しく抱き締めたいと思う以上に、もっと凶暴に快感を打ち付けて滅茶滅茶にしてやりたいという加虐心が沸き上がる。
「まだまだだぞ……」
指で秘蕾を刺激しながら腰を打ち付けると、美名は泣き叫んだ。
「や――ダメっダメ――っ」
獣は動かす度に増大して膨張して美名を啼かせ、彼自身も狂う。
「く……こんな風になるのは……お前のせいだ……」
律動の速度を増して打ち続け、寝室には淫らなベッドの軋む音と、蕾の水音が響く。
「やあっ――だめ、もうダメ―っ」
「美名――っ」
ついに獣は美名の中で暴発した。
「うっ……」
欲望を蕾の中へ吐き出す堪らない快感に震えながら、彼は美名を抱き締めた。
「剛さ……ん」
美名の手が髪を撫でて来た。
「なんだ……ちゃんと呼べたじゃないか……良く出来たな。いい子だ」
美名は、腕の中で真っ赤になりキッと睨むとそっぽを向いた。
「――知らない!もう呼ばないっ!」
膨らませた頬を人差し指で突くと、美名の手のひらでビタン!と頬を叩かれた。
呆気に取られ見つめると、真っ赤な顔で怒鳴られた。
「綾波さんのエッチ――!強引スケベ!
最初から思ってたけどやっぱりスケベ――!
もうっ!キライ!」
「な、何ぃ!?」
美名がプンプン怒りながら枕やらクッションを投げて来て、避けきれずに顔面にバフッと直撃した。
綾波の枕を掴み美名に抗議しようとするが、バスルームへ逃げ込まれた。
バスルームのドアをノックするが、返事はない。
綾波は、内心、しまったかなと思っていた。
つい、可愛くて堪らなくて欲のままにやり過ぎてしまった。
――特定の女にここまでのめり込んだのが久しぶりでタガが外れたか……
俺らしくもない。
「美名……悪かったな……強引にして」
「……」
「どうしたら、機嫌を治してくれるんだ?」
「……」
「……頼むから、何か言ってくれ……」
何十秒かの沈黙の後、突然ドアが開けられ、美名が勢い良く抱きついてきて二人はバランスを崩しリビングに倒れ込み、綾波は美名に見下ろされる形になった。
長い栗色の髪が頬を擽る。
美名は赤い目を潤ませて拗ねた様に言った。
「とにかく、いきなりは止めてください!」
「いきなり……無しか?」
「無しです!今朝みたいにしたら、もう許さない!」
子供みたいに怒る美名はまるで赤い小鬼みたいだ。
「お――怖い怖い……分かったよ……気を付ける」
「その顔は反省してないでしょっ?」
綾波は、知らない内に口元が緩んでいたらしい。
怒って、でも恥ずかしそうにしている美名を見ていると、言う事を何でも聞いてやりたくなってしまう。
美名を思い通りにするつもりが、彼が飼い慣らされているのかも知れなかった。
彼は美名の髪をそっと掴み、キスしながら聞こえない様に囁いた。
――お前は、俺だけの可愛い姫様だ。
目覚めた時、小さな吐息が頬に触れた。
栗色の髪の下には眠る美名の瞼。
そっと髪を掻き分けて額に触れると、美名は寝ぼけながら伸びをする。
その弾みでシーツが捲れて下着姿の美しい身体が太股まで晒されて、綾波の身体の芯に火が点る。
昨日、中途半端に何度も触れたのに思うように繋がる事が出来ず、行き場の無い情欲は身体に留まったままだった。
視覚で凶暴に刺激されて昂りが一気に蘇り、彼は美名に覆い被さった。
ブラがずれて、膨らみがはみ出しているのが余計に欲望を煽る。
唇を押し当てて指で愛撫すると、美名の身体がピクリと動いた。
両の膨らみを掴み、舌を這わすとまた吐息が漏れる。
瞼が微かに動き、ゆっくりと黒目を動かして綾波の視線とぶつかる。
「綾波……さん……あっ」
その唇を塞ぎ、長い髪を掻き抱くと美名が弱く抵抗した。
「ん……ダメ……いきなり……」
「いきなりじゃないぞ……昨日の続きだ」
彼女はショーツの上から秘蕾に触れた途端に、蕩けそうな甘い声を出す。
その響きにゾクリと全身が総毛立った。
「そんな格好でいるからだ……お前が悪い」
「んん……だって……服がシワになったら……あっ」
固く熱くなった獣を蕾に押し当てると、身体を仰け反らしてよがる。
素直に感じているのが可愛くて堪らない。
「やだ……また……変になっちゃ……」
「狂えばいいさ……」
獣を押し当てながら指を侵入させると水音と共に美しい声で喘ぐ。
「やあっ……止めっ」
「止めて欲しい、て感じじゃないぞ?ほら……」
触れるたびに潤って溢れて、獣を泳がせようと手招きしている。
「や……綾……波さ……ダメ」
「ダメじゃないだろ……その言い方はな……煽ってるだけだぞ」
「違っ……ああっ!」
身体を寄せあって、結ばれないままじゃれ合うのももう限界だった。
この美しい身体の中で暴ぜたい……
ショーツを足首まで下げて一気に突き刺した。
瞬間、獣が秘蕾の中で快感にうち震えて居る。
美名も小さく叫びしがみついて来る。
「ああっ……ダメっ」
「だから……ダメじゃないだろう……」
腰を掴み、最初はゆっくり、そして段々に速度を増して、強く……
肌が触れ合う度に、離れたくないと切なく哭くような美名の声に、心も身体も熱く昂る。
「や……やっ……そんな激しく……」
美名の身体は組み敷かれ打ち付けられて揺れ、美しい形の二つの膨らみが波立ち、綾波はそれを捕まえる。
「やんっ……つ、よし……さっ」
気持ちと身体の昂りが美名を大胆にさせるのか、あれ程恥ずかしがっていたのに、彼女は彼の名前を呼んだ。
「美名……っ……どうだ」
片足を折り曲げさせて真上から深く突き刺すと、背中に爪を立てて一瞬意識を手放したようにぐったりした。
だが、これで終わらせるものか……
掻き回す様に秘蕾を獣で愛すると、また美名の唇から甘い吐息が生まれる。
獣は限界寸前まで締められて、綾波は何度も溜め息を吐いた。
「剛……さっ……私を……す……き?」
涙を浮かべた瞳で問われ、甘い思いに全てが支配された。
彼は乱暴に打ち付けながらも、美名の事を壊れ物みたいに大事に思う。
――この気持ちは……やはり、恋に堕ちたのか……
彼は、返事の代わりに唇を塞ぎ咥内を激しく犯す。
腰の動きも止める事無く美名を啼かせた。
「剛さ……」
夢の中を漂うかの様なうっとりした目を見ていると、益々打ち付けて叫ばせたくなる。
白い太股をぐっと押してM字に開かせると美名は嫌がる様に顔を歪ませ身を捩らせたが、綾波が囁くと抵抗を止めてなすがままにされる。
「好きだ……美名」
美名の瞳が星空の様に輝き俺を捉えて、唇の端が喜びを隠しきれずに僅かに上がる。
「そんなに嬉しいか……こうされるのが」
霰もない体勢で身体を開かれて、美名の濡れた花園が良く見える。
獣で秘蕾を突つく様に刺激すると蜜が溢れて、美名も吐息を漏らす。
彼自身も正気を保つのがもはや難しかった。
もう一度、二度、刺激するとお互いに電流の様な快感に酔い、もっともっとと次を望む。
軽く突つくだけではもうお互い我慢出来ない。
蕾の回りを円を描くように屹立した獣を押し当てるとジュクリと豊潤な滴りが生まれ、滑りが善くなると獣を激しく欲望のままに動かした。
美名は身体を震わせ甘く叫んだ。
「あんっ……やっ……身体が……飛んで行っちゃうっ……」
「じゃあ……飛んで行かない様に捕まえるとするか……」
「え……」
腰を強く掴み、限界寸前の獣を秘蕾に一気に突き刺す。
「あ……っ」
美名は目を閉じて呻く。
「……何処に飛んで行こうと、捕まえるからな……俺の……美名」
「――!」
「さあ……手加減しないぞ……昨日のリベンジだ」
「ああっ!」
美名の奥に突き進むと、いきなりギュウと締められて彼は今にも爆発しそうになるのを堪えた。
「はっ……美名……締めるな……」
何秒かは動くのを堪えていたが、我慢出来ずに激しく腰を動かす。
動く度に熱く潤い絡み付き締められて気の狂いそうな快感で支配される。
「だ……だって……あんっ」
「くっ……!」
二人同時に激しく感じて身体を痙攣させた。
だが、もっとだ。
もっと、欲しい……
呼吸を荒くしながら揺れる豊満な膨らみを指で愛しながら蕾を打ち付けて掻き回して、美しく淫らに乱れる美名を眺める。
「……綺麗だ……」
美名は息を切らせ、綾波の律動に翻弄されて涙を流しながら喘ぐ。
「つ……よし……さっ……もう……ダメっ」
優しく抱き締めたいと思う以上に、もっと凶暴に快感を打ち付けて滅茶滅茶にしてやりたいという加虐心が沸き上がる。
「まだまだだぞ……」
指で秘蕾を刺激しながら腰を打ち付けると、美名は泣き叫んだ。
「や――ダメっダメ――っ」
獣は動かす度に増大して膨張して美名を啼かせ、彼自身も狂う。
「く……こんな風になるのは……お前のせいだ……」
律動の速度を増して打ち続け、寝室には淫らなベッドの軋む音と、蕾の水音が響く。
「やあっ――だめ、もうダメ―っ」
「美名――っ」
ついに獣は美名の中で暴発した。
「うっ……」
欲望を蕾の中へ吐き出す堪らない快感に震えながら、彼は美名を抱き締めた。
「剛さ……ん」
美名の手が髪を撫でて来た。
「なんだ……ちゃんと呼べたじゃないか……良く出来たな。いい子だ」
美名は、腕の中で真っ赤になりキッと睨むとそっぽを向いた。
「――知らない!もう呼ばないっ!」
膨らませた頬を人差し指で突くと、美名の手のひらでビタン!と頬を叩かれた。
呆気に取られ見つめると、真っ赤な顔で怒鳴られた。
「綾波さんのエッチ――!強引スケベ!
最初から思ってたけどやっぱりスケベ――!
もうっ!キライ!」
「な、何ぃ!?」
美名がプンプン怒りながら枕やらクッションを投げて来て、避けきれずに顔面にバフッと直撃した。
綾波の枕を掴み美名に抗議しようとするが、バスルームへ逃げ込まれた。
バスルームのドアをノックするが、返事はない。
綾波は、内心、しまったかなと思っていた。
つい、可愛くて堪らなくて欲のままにやり過ぎてしまった。
――特定の女にここまでのめり込んだのが久しぶりでタガが外れたか……
俺らしくもない。
「美名……悪かったな……強引にして」
「……」
「どうしたら、機嫌を治してくれるんだ?」
「……」
「……頼むから、何か言ってくれ……」
何十秒かの沈黙の後、突然ドアが開けられ、美名が勢い良く抱きついてきて二人はバランスを崩しリビングに倒れ込み、綾波は美名に見下ろされる形になった。
長い栗色の髪が頬を擽る。
美名は赤い目を潤ませて拗ねた様に言った。
「とにかく、いきなりは止めてください!」
「いきなり……無しか?」
「無しです!今朝みたいにしたら、もう許さない!」
子供みたいに怒る美名はまるで赤い小鬼みたいだ。
「お――怖い怖い……分かったよ……気を付ける」
「その顔は反省してないでしょっ?」
綾波は、知らない内に口元が緩んでいたらしい。
怒って、でも恥ずかしそうにしている美名を見ていると、言う事を何でも聞いてやりたくなってしまう。
美名を思い通りにするつもりが、彼が飼い慣らされているのかも知れなかった。
彼は美名の髪をそっと掴み、キスしながら聞こえない様に囁いた。
――お前は、俺だけの可愛い姫様だ。
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