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ヒロインを助けるのは、ダレ?
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「ゆうみ……っ」
いつもの余裕は跡形もなく消し飛んでいた。ゆうみに迫る時には常に優美にたおやかにーーと心掛けていた。ゆうみからすれば、破廉恥極まりない男に映っていただろうけど、これでも自制していた。不慣れなゆうみが怖がらないよう、軽蔑されないように。(いや、とっくにゆうみには軽蔑されて白い目で見られているが)
彼は何度も何度も彼女の唇を貪り、欲のままに床に押し倒す。
ゆうみは甘い溜め息を吐き、玉子をじっと見詰めた。
玉子はゆうみの乳房に顔を埋め、口付けを落とす。ゆうみの身体は触れる毎に悩ましく震え、細い腕が玉子の背中に絡み付いた。
冷静になれーーこれはゆうみじゃないーーと理性は叫んでいるが、噴き出してしまった欲を押し止める事が出来ない。
思う存分に胸の膨らの柔らかさと肌の薫りを堪能し、玉子は徐々に下へと移動する。なだらかな腰の曲線と、小さな臍を目にするだけで獣が暴発しそうだった。
彼女の初めてを。欲しくてたまらなかった彼女の純潔を、今、奪う事が出来る。
どんな声で啼いて、どんな風に顔を歪めるのか。そして、彼女の花園の中のぬくもりは、どんな風に自分を淫らに導いてくれるのだろうかーー
想像を巡らせると、いきり立った身体の中心は痛いほどに硬くなっていった。
「ゆうみ……」
「玉子ーー抱いて……」
「……っ」
ダメ押しの彼女の甘い声に、玉子はズボンのベルトに手をかけ外そうとした。
いつもの余裕は跡形もなく消し飛んでいた。ゆうみに迫る時には常に優美にたおやかにーーと心掛けていた。ゆうみからすれば、破廉恥極まりない男に映っていただろうけど、これでも自制していた。不慣れなゆうみが怖がらないよう、軽蔑されないように。(いや、とっくにゆうみには軽蔑されて白い目で見られているが)
彼は何度も何度も彼女の唇を貪り、欲のままに床に押し倒す。
ゆうみは甘い溜め息を吐き、玉子をじっと見詰めた。
玉子はゆうみの乳房に顔を埋め、口付けを落とす。ゆうみの身体は触れる毎に悩ましく震え、細い腕が玉子の背中に絡み付いた。
冷静になれーーこれはゆうみじゃないーーと理性は叫んでいるが、噴き出してしまった欲を押し止める事が出来ない。
思う存分に胸の膨らの柔らかさと肌の薫りを堪能し、玉子は徐々に下へと移動する。なだらかな腰の曲線と、小さな臍を目にするだけで獣が暴発しそうだった。
彼女の初めてを。欲しくてたまらなかった彼女の純潔を、今、奪う事が出来る。
どんな声で啼いて、どんな風に顔を歪めるのか。そして、彼女の花園の中のぬくもりは、どんな風に自分を淫らに導いてくれるのだろうかーー
想像を巡らせると、いきり立った身体の中心は痛いほどに硬くなっていった。
「ゆうみ……」
「玉子ーー抱いて……」
「……っ」
ダメ押しの彼女の甘い声に、玉子はズボンのベルトに手をかけ外そうとした。
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