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48.女騎士の戦い支度後編
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パンツを履いて歩いて戻ってくるアイリス。
「あとはどうするのかしら?」
「では、こちらの薄着を来て頂いてから胸当てをいたします」
マルティンが胸当てを当てると、おっぱいの柔らかさが伝わった。
「押しつぶされてしまうわね」
「以前に同行した女騎士が言っていましたが、色々なサイズを作るほど需要はないようで、これが標準化されているようです。」
「そうなのね。わかったわ」
アイリスが胸当てに手を当てると、胸元が少し膨れ上がった。
「わたくし、無属性魔法は得意なのよ」
アイリスの魔法は噂には聞いていたが実際に目にするのは初めてだった。
生活魔法を極めているといってもいい程だ。
戦闘には役立たなくても、生活面ではその能力は高い。だからこそ、1人でなんでもこなしてしまうのだろう。
「でも背中に手が回らないからドレスは不便なのよね」
マルティンは胸当ての背中の紐を結びながら背中に手を回そうとするアイリスの行動が可愛く見えていた
「今の胸当ては肩紐が付いていて、カチッとはめ込めるようなので、1人でも付けることができるようです」
「それも魔道具よね?魔法師団のエレナ・フィッシャー様の考案みたいね。噂では聞いてるけど、あの方は凄いわよね。」
「色々な魔道具を開発なさってるとか。」
「そうなの。ホコリも一緒にとってくれるブラシの魔道具もあるのよ!前までは髪の毛のケアも大変だったんだから」
「お嬢様は努力家ですね」
「そうかしら?」
「はい。お身体を見ててわかります」
「その言い方...恥ずかしいわよ?」
「申し訳ございません!そのような意味では...」
「大丈夫よ。言ったでしょ?貴族令嬢は着替えの時は見られ慣れてるのよ」
それは1部の特権階級だけだろうと思いつつも、その中に自分も含まれたと思うと睾丸防具の締め付けが酷くなった。
締めつけというより膨張しているのだが。
内側が柔らかい素材のため、動くと上下に刺激を与えられてしまう。
「お嬢様、こちらのショートパンツを...」
「それはわかるわ。それより、腕の防具はどうやるのかしら?」
防具を着て勃起など普段はしないマルティンにとって、程よすぎるペニスへの刺激に耐えていた。
「上は軽装なのね?」
「はい、動きやすさも必要なので。」
「お嬢様、足の防具も付けるのでショートパンツを...」
「うん、そうね」
足元以外準備の整ったアイリスを見て、残念ながらも、安堵したマルティン。
「こちらの椅子にお掛けください。膝までの防具をお付けします」
「よろしく」
次第に勃起が治まると思っていたのだが、座ったアイリスのショートパンツの隙間からパンツが見えていて、チラリズムによりさらに勃起は続くことになる。
「この戦いが終わったらわたくしはどうなるのかしらね?」
「お嬢様は我々が護ります」
「アルヴィン殿下の側室になるのかしら...」
「領民は皆、それを望んでいません」
「実はわたくしには許嫁がいるのよ」
「え?そうなのですか?」
「公にはされていないのだけど。第7皇子のレオンハルト殿下よ?」
「第7皇子……?」
「うん、末弟の皇子がいるのよ?知らなかった?」
「はい...公の場には姿を見せたことの無いですよね?」
「そうね。優秀ではなさそうね」
「アルヴィン殿下のような風貌なのでしょうか……」
皇族の中で唯一150キロを越える巨漢でお世辞にも良い見た目ではない。
そんな殿下に娶らされるアイリスが不憫に思えた。
「そんな顔しないでくれる?」
「申し訳ございません」
「ダメならわたくしはモンスターにたべられちゃおうかしら?」
「何をおっしゃってるのですか!」
「ペイジンに頼ったらアルヴィン殿下。皇帝を頼ったら詳細不明のレオンハルト殿下。わたくしの魔法で素敵な家庭をつくりたかったのに難しいわね」
防具の装着が終わり、マルティンは立ち上がった。
「かならずや、我々が自力でこの危機を乗り越えます」
「でも、アルヴィン殿下は諦めないわ」
「それなら、次も!その次も!!我々領民はフェルメール伯爵家の為に命をかけます!」
「だめよ。命なんてかけたら」
「そのお優しさに我々は救われているのです。もし、お嬢様がモンスターに...やられるのなら。俺も一緒に食べられます!」
「ありがとうマルティン」
現状のアイリスの精神面において、マルティンの言葉は嬉しかった。
心は不安しか無かった。
父親に抱きついて安心したかったが、父親も不安定だった。
深い意味はなく。
アイリスはマルティンを抱きしめた。
少しの安心を得るために。
マルティンも驚いたが、防具のせいで身体の柔らかさは感じられない。
これからダンジョンへ向かうためか、アイリスの身体が震えていることに気がついたが。
金物の鎧を着たもの同士が抱き合ってるのだ。
アイリスは抱きついたまま、足を浮かせてマルティンの腰にまわしてしがみついた。
「ドアまで連れて行ってもらえる?」
「は、はい」
いたずらっ子のようなアイリスを初めて見た。
「怖いわ...」
震えるアイリスを感じた。
「大丈夫です」
駅弁の体勢といえるだろうか?
アイリスの股間がマルティンの股間を刺激する。
もちろん、アイリスはそんな意識はない。
「うっ……」
「どうしたの?」
「いえ、なんでも……」
ドアに着く頃。
「ありがとう。わたくしはもう大丈夫!」
決意を固めた凛々しい表情に変わったアイリス
睾丸の防具の中が液まみれになって、腑抜けた顔のマルティン。
「わたくしが領民の幸せに導くわ!」
こうして、フェルメール伯爵家はダンジョンへと向けて進軍した
「あとはどうするのかしら?」
「では、こちらの薄着を来て頂いてから胸当てをいたします」
マルティンが胸当てを当てると、おっぱいの柔らかさが伝わった。
「押しつぶされてしまうわね」
「以前に同行した女騎士が言っていましたが、色々なサイズを作るほど需要はないようで、これが標準化されているようです。」
「そうなのね。わかったわ」
アイリスが胸当てに手を当てると、胸元が少し膨れ上がった。
「わたくし、無属性魔法は得意なのよ」
アイリスの魔法は噂には聞いていたが実際に目にするのは初めてだった。
生活魔法を極めているといってもいい程だ。
戦闘には役立たなくても、生活面ではその能力は高い。だからこそ、1人でなんでもこなしてしまうのだろう。
「でも背中に手が回らないからドレスは不便なのよね」
マルティンは胸当ての背中の紐を結びながら背中に手を回そうとするアイリスの行動が可愛く見えていた
「今の胸当ては肩紐が付いていて、カチッとはめ込めるようなので、1人でも付けることができるようです」
「それも魔道具よね?魔法師団のエレナ・フィッシャー様の考案みたいね。噂では聞いてるけど、あの方は凄いわよね。」
「色々な魔道具を開発なさってるとか。」
「そうなの。ホコリも一緒にとってくれるブラシの魔道具もあるのよ!前までは髪の毛のケアも大変だったんだから」
「お嬢様は努力家ですね」
「そうかしら?」
「はい。お身体を見ててわかります」
「その言い方...恥ずかしいわよ?」
「申し訳ございません!そのような意味では...」
「大丈夫よ。言ったでしょ?貴族令嬢は着替えの時は見られ慣れてるのよ」
それは1部の特権階級だけだろうと思いつつも、その中に自分も含まれたと思うと睾丸防具の締め付けが酷くなった。
締めつけというより膨張しているのだが。
内側が柔らかい素材のため、動くと上下に刺激を与えられてしまう。
「お嬢様、こちらのショートパンツを...」
「それはわかるわ。それより、腕の防具はどうやるのかしら?」
防具を着て勃起など普段はしないマルティンにとって、程よすぎるペニスへの刺激に耐えていた。
「上は軽装なのね?」
「はい、動きやすさも必要なので。」
「お嬢様、足の防具も付けるのでショートパンツを...」
「うん、そうね」
足元以外準備の整ったアイリスを見て、残念ながらも、安堵したマルティン。
「こちらの椅子にお掛けください。膝までの防具をお付けします」
「よろしく」
次第に勃起が治まると思っていたのだが、座ったアイリスのショートパンツの隙間からパンツが見えていて、チラリズムによりさらに勃起は続くことになる。
「この戦いが終わったらわたくしはどうなるのかしらね?」
「お嬢様は我々が護ります」
「アルヴィン殿下の側室になるのかしら...」
「領民は皆、それを望んでいません」
「実はわたくしには許嫁がいるのよ」
「え?そうなのですか?」
「公にはされていないのだけど。第7皇子のレオンハルト殿下よ?」
「第7皇子……?」
「うん、末弟の皇子がいるのよ?知らなかった?」
「はい...公の場には姿を見せたことの無いですよね?」
「そうね。優秀ではなさそうね」
「アルヴィン殿下のような風貌なのでしょうか……」
皇族の中で唯一150キロを越える巨漢でお世辞にも良い見た目ではない。
そんな殿下に娶らされるアイリスが不憫に思えた。
「そんな顔しないでくれる?」
「申し訳ございません」
「ダメならわたくしはモンスターにたべられちゃおうかしら?」
「何をおっしゃってるのですか!」
「ペイジンに頼ったらアルヴィン殿下。皇帝を頼ったら詳細不明のレオンハルト殿下。わたくしの魔法で素敵な家庭をつくりたかったのに難しいわね」
防具の装着が終わり、マルティンは立ち上がった。
「かならずや、我々が自力でこの危機を乗り越えます」
「でも、アルヴィン殿下は諦めないわ」
「それなら、次も!その次も!!我々領民はフェルメール伯爵家の為に命をかけます!」
「だめよ。命なんてかけたら」
「そのお優しさに我々は救われているのです。もし、お嬢様がモンスターに...やられるのなら。俺も一緒に食べられます!」
「ありがとうマルティン」
現状のアイリスの精神面において、マルティンの言葉は嬉しかった。
心は不安しか無かった。
父親に抱きついて安心したかったが、父親も不安定だった。
深い意味はなく。
アイリスはマルティンを抱きしめた。
少しの安心を得るために。
マルティンも驚いたが、防具のせいで身体の柔らかさは感じられない。
これからダンジョンへ向かうためか、アイリスの身体が震えていることに気がついたが。
金物の鎧を着たもの同士が抱き合ってるのだ。
アイリスは抱きついたまま、足を浮かせてマルティンの腰にまわしてしがみついた。
「ドアまで連れて行ってもらえる?」
「は、はい」
いたずらっ子のようなアイリスを初めて見た。
「怖いわ...」
震えるアイリスを感じた。
「大丈夫です」
駅弁の体勢といえるだろうか?
アイリスの股間がマルティンの股間を刺激する。
もちろん、アイリスはそんな意識はない。
「うっ……」
「どうしたの?」
「いえ、なんでも……」
ドアに着く頃。
「ありがとう。わたくしはもう大丈夫!」
決意を固めた凛々しい表情に変わったアイリス
睾丸の防具の中が液まみれになって、腑抜けた顔のマルティン。
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