87 / 378
召喚されちゃいました
074★それって、嫉妬ですよね
しおりを挟むアラン様、真面目な顔でベルトラン王国の魔法についての説明をしてくださっているけど………けど、私の乙女の泉を弄るのは、ぜんぜん止めないんですね。
この外道、邪道、非道なイケメンめ、悪魔の魅力?淫魔の魅力?でイタイオタク少女の私を、苛めるのはカンベンしてください。
快感って、苦痛に通じるって本当なんだぁ~なんて、別の扉を開けそうな私です。
でも、ベルトラン王国の魔法って、や○竜のアークの使う神聖魔法に近いんですねって思ったら、わくわくしちゃいます。
意識を快楽から、オタクモードにしても、アラン様に教えられて、ちっちゃな真珠でイカされたり、乙女の泉の入り口などでイクことを教えられた私としては、今の状況はきついです。
いっそ、イカせてって言いたいぐらいです。
「あっあ…ら…ん…様ぁ~……
もぉ…イキたいのぉ~……」
「良いですよ」
私のおねだりに、アラン様はあっさりと許可してくれました。
今までの我慢はなんだったの?
何度も追い詰められて、途中でその手を止めるから、足りなくてイケ無かったのに………。
なんか、むかつきますよ。
でも、なんで、こんなに簡単に、イカせてくれるんですか?
てっきり、イカせて上げるから………って、何か交換条件があるって思ったいました。
可能性としては………。
『こんなに、辛いんだったら
いっそ抱いて欲しい』
って、言わせるためだったとか?
「えっ? アラン様…
今、乙女から女に………」
そう聞く私に………。
「今は、まだ、しませんよ
だって静香は、まだまだ
乙女でいたいでしょう?
私に、初めてを奪われる
かもしれないって怯えたり
気持ちが良いから
いっそ体験したいって
お思ったりする
そんな風に、こころ揺れる
静香の表情を見るのも
楽しいのでね
これから先、静香が勝手に
危ない行動をとると
予想できたときの
抑止力にもなりますからね
立派な交渉材料を手放すのは
かなり惜しいっと思うんです
それにねぇ………
静香の初めてを奪ったら
直ぐに子が出来るような気が
してしょうがないんですよ
静香の全部が欲しいのに
あっという間に出来た
子供に、貴女の母親の
部分がゴソッと持って
いかれると思うとねぇ
確かに、静香との間の
子供が欲しいと………
そう思うんですけど……
でも、やっぱり貴女の
一部でもとられたくない
って思うとねぇ………
子供の出来る行為を
したくないっていうのも
本音なんですよ」
とつとつと、露骨な本音を零すアラン様に、私の中の何かがキュンキュンしてしまいます。
それって…アレですよね……まだ、生まれても居ないような自分の子供に嫉妬ってヤツですか?
ここは、直接聞いてしまいましょう。
「アラン様、もしかして
独占欲と嫉妬心が………」
そしたら………。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
5,599
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる