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召喚されちゃいました
050★過去をばらされ………
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閨ごと………それって、セッ…いやいや、夜伽ってことですよね。
アラン様ってば、女性を思うようにピーしていなかったの?
でも、なんかすっごいテクニシャンだと思うんだけどぉ~………。
どっ…いやいや…チェリーってコトは、絶対に無いって思うけど?
アラン様の初めてを食べたのって、高級娼婦?
それとも上位貴族の未亡人?
なんか妄想しちゃう。
閨の先生とピーなことをする幼さの残った少年のアラン様……う~ん…萌えちゃうわぁ~………。
色々とイタイオタクなBL思考に入った私は、アラン様の腕の中で、その厚い胸に顔を埋めました。
絶対に、にやけてしまう顔を隠すために。
そんな私の行動を、アラン様と皇帝陛下は勘違いしたようです。
ちょっと焦ったようなアラン様の声が………。
「父上、紫音は
色事の経験が私としか
無いので………
そのようなコトはあまり……」
そして、アラン様の発言を途中でぶった切り、皇帝陛下が言います。
「すまなかった
そうだな
異世界よりの花嫁は
ほんの少女だったな
紫音と言ったな
アランは
皇子の義務として
精通したばかりで
魔力量も今よりはるかに
少なかった頃に
閨ごとを習っただけだ」
今日は、皇帝陛下と謁見する為に来たんですよね?
それなのに、アラン様の過去の暴露大会になっていますよぉ~………。
焦っているアラン様と、皇帝陛下の表情が見たい。
でも、にやついているだろうし、下手したらかまぼこ目になっているかも知れないから、目を閉じて顔を隠しておくにかぎります。
恥ずかしがりやで純情な乙女って、思われていたいもの。
はぁ~アラン様と皇帝陛下って、似たような声質のイケボだわ。
顔立ちだって、あの皇子様達よりも、アラン様の方が似ているわ。
あの皇子様達とは、異母兄弟なのは確実よね。
もしかしたら、あの皇子達の母親って他国出身なのかもしれないわね。
それにしても、アラン様と皇帝陛下は、年の差がそんなに無い兄弟に見えます。
これって、2人とも長命種ってコトですよね。
やだなぁ~私だけ歳を取ってしまうのは………なんて、甘くないですよね。
ラノベのテンプレな設定通りに、アラン様の寿命を私に加えて、割った年数を生きる《儀式》でもしそうな気がします。
「父上、そんなに
私の紫音に
余計なコトを
言わないでください
紫音は
いまひとつ
私の愛情を
疑ってしまうのです
でも、私の卵を子供を
沢山産みたいって
言ってくれました
私の幼い頃の姿を
見たいからと………」
うっわぁ~ん…アラン様ってば、私の恥ずかしい野望をバラしてくれましたね。
ああもう…私やアラン様の恥ずかしい過去?言動?を、皇帝陛下にバラす為に来たような気がします。
ああもう、皇帝陛下っていうか………アラン様のお父様に挨拶のひとつもでき無い女って………なんか私ってば、残念な感じがします。
ここは、アラン様の耳元に囁きます。
「アラン様
私に出会う前の話しは
過去のコトとして
ポイッとしましょう
だって、義務というか
お勉強のひとつだった
んでしょう?
とりあえず、それは
不問ということで………
その代わり
浮気はイヤですよ」
アラン様ってば、女性を思うようにピーしていなかったの?
でも、なんかすっごいテクニシャンだと思うんだけどぉ~………。
どっ…いやいや…チェリーってコトは、絶対に無いって思うけど?
アラン様の初めてを食べたのって、高級娼婦?
それとも上位貴族の未亡人?
なんか妄想しちゃう。
閨の先生とピーなことをする幼さの残った少年のアラン様……う~ん…萌えちゃうわぁ~………。
色々とイタイオタクなBL思考に入った私は、アラン様の腕の中で、その厚い胸に顔を埋めました。
絶対に、にやけてしまう顔を隠すために。
そんな私の行動を、アラン様と皇帝陛下は勘違いしたようです。
ちょっと焦ったようなアラン様の声が………。
「父上、紫音は
色事の経験が私としか
無いので………
そのようなコトはあまり……」
そして、アラン様の発言を途中でぶった切り、皇帝陛下が言います。
「すまなかった
そうだな
異世界よりの花嫁は
ほんの少女だったな
紫音と言ったな
アランは
皇子の義務として
精通したばかりで
魔力量も今よりはるかに
少なかった頃に
閨ごとを習っただけだ」
今日は、皇帝陛下と謁見する為に来たんですよね?
それなのに、アラン様の過去の暴露大会になっていますよぉ~………。
焦っているアラン様と、皇帝陛下の表情が見たい。
でも、にやついているだろうし、下手したらかまぼこ目になっているかも知れないから、目を閉じて顔を隠しておくにかぎります。
恥ずかしがりやで純情な乙女って、思われていたいもの。
はぁ~アラン様と皇帝陛下って、似たような声質のイケボだわ。
顔立ちだって、あの皇子様達よりも、アラン様の方が似ているわ。
あの皇子様達とは、異母兄弟なのは確実よね。
もしかしたら、あの皇子達の母親って他国出身なのかもしれないわね。
それにしても、アラン様と皇帝陛下は、年の差がそんなに無い兄弟に見えます。
これって、2人とも長命種ってコトですよね。
やだなぁ~私だけ歳を取ってしまうのは………なんて、甘くないですよね。
ラノベのテンプレな設定通りに、アラン様の寿命を私に加えて、割った年数を生きる《儀式》でもしそうな気がします。
「父上、そんなに
私の紫音に
余計なコトを
言わないでください
紫音は
いまひとつ
私の愛情を
疑ってしまうのです
でも、私の卵を子供を
沢山産みたいって
言ってくれました
私の幼い頃の姿を
見たいからと………」
うっわぁ~ん…アラン様ってば、私の恥ずかしい野望をバラしてくれましたね。
ああもう…私やアラン様の恥ずかしい過去?言動?を、皇帝陛下にバラす為に来たような気がします。
ああもう、皇帝陛下っていうか………アラン様のお父様に挨拶のひとつもでき無い女って………なんか私ってば、残念な感じがします。
ここは、アラン様の耳元に囁きます。
「アラン様
私に出会う前の話しは
過去のコトとして
ポイッとしましょう
だって、義務というか
お勉強のひとつだった
んでしょう?
とりあえず、それは
不問ということで………
その代わり
浮気はイヤですよ」
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