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召喚されちゃいました
046★曾祖父との会話を思い出しました・中編
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私の視線に、微笑みを浮かべるアラン様を見て思うわ。
あの皇子様達の様子から見て、血統に拘っている感じがしたもの。
異世界からの花嫁を、見下している感じがしたもん。
そう、なんか道具みたいな………。
もしかして、卵を産むニワトリぐらいにしか感じていなかったのかも………。
皇子達の相性が悪くて、卵が産めなかったら、平気で部下に下賜しちゃいそうな感じしてたもん。
アラン様とは、全然違う………確かに、彼女達に笑って見せていたけど、冷たい感じがしたし………。
アレって、皇族以外を人とは認めていないって感じだったしねぇ。
あれって、どうして自分達の代で、異世界からの花嫁を娶らなければならないんだって、怒っていた感じだったしね。
きっと、庶民が………ってやつで、血統に拘りのある………ぅん?
そう、血統………で、ひいお祖父ちゃんとの会話を思い出してしまうわ。
あの時、私は………。
『なんで、そこまで
血統に拘るかなぁ?』
『王家だからなぁ~
権力の都合ってヤツだろう
ほれ、お前が大好きな
エジプトのクレオパトラや
ツタンカーメン
アレらだって血族婚を
しているだろう?』
『あっ………』
『結構、多いんだ
日本でも、古代では
皇族であったからなぁ~
異母兄弟姉妹なら
婚姻は可能だったし
大化の改新の中大兄皇子と
大海人皇子の関係には
今なら、ちょっとと言うのが
あっただろう?』
『うん、あったね
中大兄皇子の娘2人と
大海人皇子は
婚姻していたよね
たしか持統天皇って
妹の方だったよね』
『そうだなぁ~……まっ…
隣りの韓国の王家なんぞは
問題外なほどの………
血族婚と言うか
近親相姦だったけどなぁ~
なんせ、あそこはなぁ………
試し腹なんていう
おぞましい風習もあったから』
『それって…なんかとぉ~っても
イヤな感じがするんだけど…』
『そうだろうなぁ……
なんせ、父親が、嫁に出す娘が
ちゃんと婚家の子供を孕めるか
確かめるって風習だ
父親がいない場合は
兄弟が妊娠させるそうだ
その妊娠した状態で
嫁がせるんだとよ
ちゃんと女として
妊娠できるぞって……
石女(うまずめ=不妊症の女)
じゃないって証拠にな』
『うえぇぇぇ~……マジで?
ありえないでしょう?』
『実際にあったコトだ
あの国の女性の地位は
低かったから………』
※注意、デューが、子供の頃に聞いた実話と歴史の事実を元にしています。
今は、そんな婚姻をしていないと思いますし、マッカケの従兄弟という言葉も死語になっていると思います。
でも、交通手段が歩くか、川を船で往来するしかなかった時代………。
地域交流が、ごく近い周りの地域としかできなかった頃のお話、と思ってください。
なんと言っても、川船で往来できる河の近くに住まなければ、歩く以外の交流方法は無いんですから………。
あっ海の周辺も、そこまでの交流は、あまり無かったと思いますので……。
河と違って天候の急変や波の荒さで船が沈み易かったのと、女性を船に乗せないという風習があったので………。
閑話休題。
あの皇子様達の様子から見て、血統に拘っている感じがしたもの。
異世界からの花嫁を、見下している感じがしたもん。
そう、なんか道具みたいな………。
もしかして、卵を産むニワトリぐらいにしか感じていなかったのかも………。
皇子達の相性が悪くて、卵が産めなかったら、平気で部下に下賜しちゃいそうな感じしてたもん。
アラン様とは、全然違う………確かに、彼女達に笑って見せていたけど、冷たい感じがしたし………。
アレって、皇族以外を人とは認めていないって感じだったしねぇ。
あれって、どうして自分達の代で、異世界からの花嫁を娶らなければならないんだって、怒っていた感じだったしね。
きっと、庶民が………ってやつで、血統に拘りのある………ぅん?
そう、血統………で、ひいお祖父ちゃんとの会話を思い出してしまうわ。
あの時、私は………。
『なんで、そこまで
血統に拘るかなぁ?』
『王家だからなぁ~
権力の都合ってヤツだろう
ほれ、お前が大好きな
エジプトのクレオパトラや
ツタンカーメン
アレらだって血族婚を
しているだろう?』
『あっ………』
『結構、多いんだ
日本でも、古代では
皇族であったからなぁ~
異母兄弟姉妹なら
婚姻は可能だったし
大化の改新の中大兄皇子と
大海人皇子の関係には
今なら、ちょっとと言うのが
あっただろう?』
『うん、あったね
中大兄皇子の娘2人と
大海人皇子は
婚姻していたよね
たしか持統天皇って
妹の方だったよね』
『そうだなぁ~……まっ…
隣りの韓国の王家なんぞは
問題外なほどの………
血族婚と言うか
近親相姦だったけどなぁ~
なんせ、あそこはなぁ………
試し腹なんていう
おぞましい風習もあったから』
『それって…なんかとぉ~っても
イヤな感じがするんだけど…』
『そうだろうなぁ……
なんせ、父親が、嫁に出す娘が
ちゃんと婚家の子供を孕めるか
確かめるって風習だ
父親がいない場合は
兄弟が妊娠させるそうだ
その妊娠した状態で
嫁がせるんだとよ
ちゃんと女として
妊娠できるぞって……
石女(うまずめ=不妊症の女)
じゃないって証拠にな』
『うえぇぇぇ~……マジで?
ありえないでしょう?』
『実際にあったコトだ
あの国の女性の地位は
低かったから………』
※注意、デューが、子供の頃に聞いた実話と歴史の事実を元にしています。
今は、そんな婚姻をしていないと思いますし、マッカケの従兄弟という言葉も死語になっていると思います。
でも、交通手段が歩くか、川を船で往来するしかなかった時代………。
地域交流が、ごく近い周りの地域としかできなかった頃のお話、と思ってください。
なんと言っても、川船で往来できる河の近くに住まなければ、歩く以外の交流方法は無いんですから………。
あっ海の周辺も、そこまでの交流は、あまり無かったと思いますので……。
河と違って天候の急変や波の荒さで船が沈み易かったのと、女性を船に乗せないという風習があったので………。
閑話休題。
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