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召喚されちゃいました

042★思いっきり、本音で失言して恥ずかしいです

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 私は、卵で出産するっていう話しを説明して欲しいって思って、アラン様に話しかけます。

 「アラン様、説明の途中ですけど
  この国の女性が卵で出産するって
  言いましたよね

  私達の世界の物語では
  異世界から召喚された者は

  召喚された世界の
  理(ことわり=法則?)に

  合うように身体を、世界とか
  神様によって改造されるとか

  新しい身体に魂を入れられる
  って言う設定があるんです

  その設定でいくと、召喚された
  私達の身体は、卵で子供を産める
  ってコトになると思うんですけど?」

 「………」

 アラン様は、私の質問に驚いたという表情をしています。
 それに、室内に居たフレデリカさん、いやいや、フレデリカと侍女達、執事のジョルジュと侍従達は、驚いたという表情のまま私を見詰めています。

 そんなにおかしな質問だったのでしょうか?
 それとも説明したく無いんでしょうか?
 でも、私の将来がかかっているので、とことん追求します。

 「アラン様…私は…出来れば…
  アラン様の子供を出産したい
  って思っています
  それも、理の通りに卵で
  産みたいと思っています

  その方が…後産も無いと
  思いますし………

  産褥っていう危険な状態に
  入り、死ぬっていうことも
  無いって思いますので……

  それに…負担が少ないなら…
  アラン様似の可愛い子供を
  沢山産みたいって………」

 発言の途中で本音を出してしまい恥ずかしくなった私は、真っ赤になって俯いてしまいます。

 うっ恥ずかしい…質問だけすれば良いのに………。
 アラン様に、フレデリカやジョルジュ達がいるのに、告白しちゃうなんて……。
 イタイオタク少女の私は、肝心なところで失敗して、イタイ少女になっちゃったぁぁぁ~ぐっすん。

 私は、途中から、恥ずかしくなりアラン様の顔を見られなくなってしまいました。
 が、私の発言に、アラン様は、とっても嬉しそうな顔になっていたって、フレデリカに後で聞きました。

 「紫音、貴女は、私の卵を
  産んでも良いんですね

  本当に、私と婚姻しても
  良いって………

  私の求愛を…受け入れて
  くれるんですね」

 アラン様は、蕩けるような顔と甘ったるい声で、私を抱き込んで嬉しそうに言います。

 イケメンのイケボ……破壊力満点です。
 …でっ…でもね……あっ…あの…恥ずかしいんですけどぉ~………。
 みんなが…見ているんですよ。

 私は、アラン様の腕の中で羞恥心からジタバタしてしまいました。
 それなのに、アラン様は、私を離してくれません…と言うか…抱き込んだままで…私の顎をクイッと…………。
 また…顎クイッって技で…ベロチューをかましてくれました。











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