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召喚されちゃいました
019★彼女達は豪華な馬車、私は何故かランドール様の腕の中
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そして、気が付いたら、神殿から出ていました。
でもって、現在の私はというと………。
肌触りの良い毛布?に包まれてランドール様の腕の中にいます。
周りを見ると、騎士様達が馬に乗っている姿が視えます。
が、しかし、この状態(ランドール様の前に座って乗馬)はスルーされているようです。
そう…驚いたことに私は、ランドール様に抱かれるようにして、馬に乗っているんですよ。
ランドール様のがっしりとした厚く広い胸に身体をくっつけていますが、馬が駆ける振動というか衝撃は、魔法で消しているらしく、セダンの自家用車に乗っている程度の振動しか感じません。
もしかしなくても、ランドール様ってかなりの魔法の使い手なんでしょうか?
だから、みぃ~んな、私のこの状態をスルーしているんでしょうか?
たしか、馬車で移動って話しでしたよね。
いや、実際はキラキラ皇子様(仮)が、あの美少女2人組みに言っていた言葉ですけどね。
じゃなくって、ランドール様……ハードなベロチューで、私を気絶させるのは卑怯ですよ。
ついでに、私のファーストキスだったんですけどぉ~………。
嬉しかったっていうのは、内緒です。
まぁ~初体験じゃ無いので許します。
前方に視線を向けると、騎士様達の間からあの美少女達が乗っていると思われる豪華な馬車が見えます。
きっとその周りには、あのキラキラした皇子様(仮)の集団が伴走しているんでしょうね。
そして、私達の走っている街道は、かなり幅が広く6車線は軽くありそうでした。
だって、馬車とすれ違ったり、乗馬している人達とすれ違ったりしましたので………。
街道の脇には一段上がった歩道らしきものも見えますし、お店?一般住宅?が見えました。
帝都というだけあって、きちんと都市計画されているようです。
これだけ、道路幅があれば火災の際に、高確率で類焼を防げそうだなぁ~なんて思いました。
社会科の先生が、出してくれた関東大震災について調べてしポートを書く、という夏休みの課題の為に、色々とネットで調べたコトを思い出しました。
私と姉は、幼稚舎から大学まである私立の学校に、通っていましたので………。
授業も課題もかなりハードでした。
一応ですけど、小学受験、中学受験、高校受験を内部で経験しています。
姉は、彼氏と同じ大学に行きたいと外部受験をしました。
だから、ウチの中がピリピリしていたんですけど………。
じゃない……何か…恥ずかしくて…ランドール様の顔が見れない。
オタクで二次元の男の人にしか興味なかったので………。
リアルの男の人はかなり苦手なんですよねぇ………。
だから、もう少し落ち着くまで、周りを観察します。
ちらっと見ただけなので、いまいち自信は無いんですが……このあたりはビジネス街なのでしょうか?行きかう人々は男性ばかりです。
一通り周りの観察を終えた私は、ついこうなった原因について考えてしまいます。
はぁ~ランドール様のセイで、彼女達と皇子様(仮)達の会話を聞きそびれてしまいました。
すっごく残念です…せっかくの情報源達の会話だったのに……。
そこで、私は、毛布?から手を出してランドール様を叩こうって思いました。
でも、きっちり毛布で包まれているので、手を出すことができません。
なんかすっごくむかつきますので、ランドール様に抗議します。
「ランドール様、酷いです
こんなにがっちりと
毛布で包まれたら
身動きできないんですけど……
それと…さっきの…突然の……
アレって……私…はっ…
初めてだったんですけど……
ランドール様って
色々と酷いです」
色々と文句を言いたかったのに、口に出来たのはこの程度………残念な私です。
そして、自分で言った内容に恥ずかしくなり、私は真っ赤になってしまいました。
でもって、現在の私はというと………。
肌触りの良い毛布?に包まれてランドール様の腕の中にいます。
周りを見ると、騎士様達が馬に乗っている姿が視えます。
が、しかし、この状態(ランドール様の前に座って乗馬)はスルーされているようです。
そう…驚いたことに私は、ランドール様に抱かれるようにして、馬に乗っているんですよ。
ランドール様のがっしりとした厚く広い胸に身体をくっつけていますが、馬が駆ける振動というか衝撃は、魔法で消しているらしく、セダンの自家用車に乗っている程度の振動しか感じません。
もしかしなくても、ランドール様ってかなりの魔法の使い手なんでしょうか?
だから、みぃ~んな、私のこの状態をスルーしているんでしょうか?
たしか、馬車で移動って話しでしたよね。
いや、実際はキラキラ皇子様(仮)が、あの美少女2人組みに言っていた言葉ですけどね。
じゃなくって、ランドール様……ハードなベロチューで、私を気絶させるのは卑怯ですよ。
ついでに、私のファーストキスだったんですけどぉ~………。
嬉しかったっていうのは、内緒です。
まぁ~初体験じゃ無いので許します。
前方に視線を向けると、騎士様達の間からあの美少女達が乗っていると思われる豪華な馬車が見えます。
きっとその周りには、あのキラキラした皇子様(仮)の集団が伴走しているんでしょうね。
そして、私達の走っている街道は、かなり幅が広く6車線は軽くありそうでした。
だって、馬車とすれ違ったり、乗馬している人達とすれ違ったりしましたので………。
街道の脇には一段上がった歩道らしきものも見えますし、お店?一般住宅?が見えました。
帝都というだけあって、きちんと都市計画されているようです。
これだけ、道路幅があれば火災の際に、高確率で類焼を防げそうだなぁ~なんて思いました。
社会科の先生が、出してくれた関東大震災について調べてしポートを書く、という夏休みの課題の為に、色々とネットで調べたコトを思い出しました。
私と姉は、幼稚舎から大学まである私立の学校に、通っていましたので………。
授業も課題もかなりハードでした。
一応ですけど、小学受験、中学受験、高校受験を内部で経験しています。
姉は、彼氏と同じ大学に行きたいと外部受験をしました。
だから、ウチの中がピリピリしていたんですけど………。
じゃない……何か…恥ずかしくて…ランドール様の顔が見れない。
オタクで二次元の男の人にしか興味なかったので………。
リアルの男の人はかなり苦手なんですよねぇ………。
だから、もう少し落ち着くまで、周りを観察します。
ちらっと見ただけなので、いまいち自信は無いんですが……このあたりはビジネス街なのでしょうか?行きかう人々は男性ばかりです。
一通り周りの観察を終えた私は、ついこうなった原因について考えてしまいます。
はぁ~ランドール様のセイで、彼女達と皇子様(仮)達の会話を聞きそびれてしまいました。
すっごく残念です…せっかくの情報源達の会話だったのに……。
そこで、私は、毛布?から手を出してランドール様を叩こうって思いました。
でも、きっちり毛布で包まれているので、手を出すことができません。
なんかすっごくむかつきますので、ランドール様に抗議します。
「ランドール様、酷いです
こんなにがっちりと
毛布で包まれたら
身動きできないんですけど……
それと…さっきの…突然の……
アレって……私…はっ…
初めてだったんですけど……
ランドール様って
色々と酷いです」
色々と文句を言いたかったのに、口に出来たのはこの程度………残念な私です。
そして、自分で言った内容に恥ずかしくなり、私は真っ赤になってしまいました。
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