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召喚されちゃいました
011★未婚の女性がアゲハ蝶で、男性はバラの花だそうです
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そんな私を上から目線で覗き込んだランドール様は、にっこり笑いながら無駄に良いイケボで囁いてきます。
「姫、この国の未婚者は、男女共に
耳を出す髪形をするんですよ
そして、女性はアゲハ蝶の
ピアスを着けます」
こっちにも、アゲハ蝶っているんですか?
じゃなくて、そうなると……こう…なんか、お水のイメージがするんですけど?
なんででしょうか?
いや、我が身大事にで、そんなコト聞かないけどね。
「それは、耳を出してアゲハ蝶の
ピアスを着けるって
何か意味があるんですか?」
「ええ…蝶は、花の蜜を求めて
飛び回るでしょう
この場合は…○○○を求めて
飛び回るって言う意味なんです」
なんか、伏字が来ましたよっ………えぇ~とぉ………。
もしかして、危険語だったのでしょうか?
それとも、言語チートがあっても、変換仕切れなかったのでしょうか?
いや、その前に、皇子様(仮)の集団には、完全にスルーされたのに、この人は……いや、なんか周りの騎士様達は、私の方を見ている気が………いや、気のせいですよね?
いや、マジで気のせいってコトで………。
ランドール様の答えの一部が聞き取れなかったけど、聞き返すのもアレだなと思って、見て気になったコトを質問をするコトにした。
「男の人のピアスは
バラだけなんですか?」
私は、金細工のバラのピアスを着けているランドール様に質問してしまう。
だって、男なのにバラのピアス。
男の人が着けるモノというよりは、女性向きのピアス…にしか見えなかったから………。
なよっとした軟弱な部分の無い、ランドール様だから良いけど………。
それに、両サイドの髪を編みこみして、バレッタ?で停めているのは、ちょっといやかなりの違和感を感じてしまう。
髪型もバレッタも、女性向きのモノだから………。
そんな胡散臭いと思っている私の視線に、ランドール様は苦笑しながら言う。
「まぁ~花嫁募集中っていう
意味なんですよ
この髪型もピアスも
昔からの習慣ですから
姫も慣れてください」
花嫁? 花婿じゃなくて?
なんか、変なコトを聞いた気が………。
どう言う意味なんでしょうねぇ……いや、マジで。
アゲハ蝶にバラの花ですから、意味があるんでしょうが………。
聞くと、後戻りできなさそうな気が………。
ここは、私もスルーしておこう。
安全第一で、うん、それが1番よね。
「………」
微妙な会話をしながらも、ランドール様は私を抱っこしたまますたすたと歩いて行きます。
流石は、肉体(脳筋?)派という感じですね。
でも、腰まである青い髪ってどうなんでしょうか?
あれ?騎士が両手ふさがってしまうって良いのかな?
そう思って、あたりを見回すと………。
周りには騎士様達が、私を守るかのように歩いている。
思わず首を傾げてしまった私に、ランドール様が話しかけてくる。
「姫、貴女も正式に召喚された
人間なんですよ
他国者や魔族などに
奪われないように守るのは
当然のコトなんですよ
何故そのように不思議そうな
顔をなさるんですか?」
ランドール様の言葉に、私は内心で詰んだって思いました。
「姫、この国の未婚者は、男女共に
耳を出す髪形をするんですよ
そして、女性はアゲハ蝶の
ピアスを着けます」
こっちにも、アゲハ蝶っているんですか?
じゃなくて、そうなると……こう…なんか、お水のイメージがするんですけど?
なんででしょうか?
いや、我が身大事にで、そんなコト聞かないけどね。
「それは、耳を出してアゲハ蝶の
ピアスを着けるって
何か意味があるんですか?」
「ええ…蝶は、花の蜜を求めて
飛び回るでしょう
この場合は…○○○を求めて
飛び回るって言う意味なんです」
なんか、伏字が来ましたよっ………えぇ~とぉ………。
もしかして、危険語だったのでしょうか?
それとも、言語チートがあっても、変換仕切れなかったのでしょうか?
いや、その前に、皇子様(仮)の集団には、完全にスルーされたのに、この人は……いや、なんか周りの騎士様達は、私の方を見ている気が………いや、気のせいですよね?
いや、マジで気のせいってコトで………。
ランドール様の答えの一部が聞き取れなかったけど、聞き返すのもアレだなと思って、見て気になったコトを質問をするコトにした。
「男の人のピアスは
バラだけなんですか?」
私は、金細工のバラのピアスを着けているランドール様に質問してしまう。
だって、男なのにバラのピアス。
男の人が着けるモノというよりは、女性向きのピアス…にしか見えなかったから………。
なよっとした軟弱な部分の無い、ランドール様だから良いけど………。
それに、両サイドの髪を編みこみして、バレッタ?で停めているのは、ちょっといやかなりの違和感を感じてしまう。
髪型もバレッタも、女性向きのモノだから………。
そんな胡散臭いと思っている私の視線に、ランドール様は苦笑しながら言う。
「まぁ~花嫁募集中っていう
意味なんですよ
この髪型もピアスも
昔からの習慣ですから
姫も慣れてください」
花嫁? 花婿じゃなくて?
なんか、変なコトを聞いた気が………。
どう言う意味なんでしょうねぇ……いや、マジで。
アゲハ蝶にバラの花ですから、意味があるんでしょうが………。
聞くと、後戻りできなさそうな気が………。
ここは、私もスルーしておこう。
安全第一で、うん、それが1番よね。
「………」
微妙な会話をしながらも、ランドール様は私を抱っこしたまますたすたと歩いて行きます。
流石は、肉体(脳筋?)派という感じですね。
でも、腰まである青い髪ってどうなんでしょうか?
あれ?騎士が両手ふさがってしまうって良いのかな?
そう思って、あたりを見回すと………。
周りには騎士様達が、私を守るかのように歩いている。
思わず首を傾げてしまった私に、ランドール様が話しかけてくる。
「姫、貴女も正式に召喚された
人間なんですよ
他国者や魔族などに
奪われないように守るのは
当然のコトなんですよ
何故そのように不思議そうな
顔をなさるんですか?」
ランドール様の言葉に、私は内心で詰んだって思いました。
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