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召喚されちゃいました

339★フルトランスの姿ですか?

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 へぇ~色々な恩恵が、フルトランスにはあるんですね。
 確かに、フルトランスする練習をした方が良いでしょうね。

 それなら、いざという時の切り札にもなりますしね。
 ふふふふ……色々なドラゴンを観れるんだわぁ~…楽しみ(嬉)。

 まぁ…一番はアラン様だけどね。
 なんといっても、ドラゴンとして最大級の竜王。

 いやいや、竜帝クラスの大きさだったわねぇ………。
 ものすごぉ~く格好良くて、素敵だったわ。

 ただ、たぶんに残念だけど、皇族の皆さん。
 全ての方達が、そのサイズと能力になれるとは限りませんからねぇ………。

 ここは、フルトランスしてもらい確認するしか無いですね。

 「シオン、私以外の者は
  あのサイズにならないんですか?」

 あらら…また口から出ていたようです。
 ……はぁ~…治りませんねぇ~…このクセ。

 「多少の大きさの差はあると思います

  たぶんですけどドラゴンの王
  竜帝クラスになれるのは

  確実そうなのは、現皇帝陛下と
  先代皇帝陛下だと思います

  それ以外の皇族方々は
  竜王クラスでしょう

  大半の貴族達は
  フルトランス出来ても

  多少の差はあれ
  通常のドラゴンのサイズに
  なると思います」

 「どうしてそう思ったんですか?」

 「ラノベあるあるから
  そう思いました

  ランドール様は
  全属性を持っているから

  属性の色が混じって
  黒い体色になったと思います。

  陛下達は《魔力量》で
  アラン様とほぼ同じサイズ
  ではないかと思いました

  色は持っている属性で
  変わるので不明です

  他の皇族方は
  属性魔法の究極レベルの
  魔法を持っているなら

  ちゃんと、竜王クラスの
  サイズになるでしょう

  それでも、竜帝クラスの
  ランドール様よりは
  ひと回り小さいと思います

  体色は、やはり属性魔法の
  色になると思います

  あの時に
  ハーフトランスした方々は

  通常サイズの
  ドラゴンになると思います

  たぶんに、ハイワイバーンを
  ひと回り大きくしたぐらい?

  体色は、あのハイワイバーンと
  同じ様に、それぞれの属性魔法の
  色になるでしょう

  あの時の騎士達や魔法使い達は
  それぞれ髪の色の翼と尻尾を
  出していたと思ったんですが……」

 アラン様、どうして坊やっぽいコトをしないで下さい(汗)。

 いや…まぁ…少年っぽい感じがして、眼福なんですけど………。
 でもね、私のドラゴンについての知識は、や○竜プラスアルファ程度なんですよ。

 ついでに、私の世界にドラゴンはいませんから………。
 魔法は無いですし、魔物もこの世界と違って存在しません。

 私のオタク知識は、そこまで役に立つとは思えませんので期待されても困ります(大汗)。

 それなのに、アラン様は蕩ける様な甘い表情と声で、私の耳を甘噛みしながら話し掛けてきます。

 「いいえ、知識があったとしても
  それを元に色々な思考をして

  提案してくれるのは
  シオンの能力ですよ

  私には、そういう
  ドラゴンの知識はありません

  残念ながら、私達は自分達が
  ドラゴニアンであるという

  事実すら記憶のカケラもなく
  忘れて去っていたんですからね」

 あうあう……そう持ち上げられるの…困りますぅ……。

 「でも、私は、元の世界では
  中学を卒業しただけの
  オタク少女なので………

  ランドール様達の高評価は
  いたたまれないですぅぅ」









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