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召喚されちゃいました
282★やっぱり、ハイワイバーンは魅力的なんですね
しおりを挟むでも、ラノベあるあるの竜人って、番を監禁するのって結構あったわ………うん、かなりあったわね。
で、私が監禁されたとしてぇ~………別に、苦痛も苦悩も苦労も感じ無いわね。
もとから、コミュ障の引き篭もりに近い性格していたしねぇ~………。
日本から色々な小説やマンガ、映画やアニメをUSBメモリに突っ込んだモノを持ち込んでいるし、それらを見る為のスマホもタブレットもある。
うん、こうして考えても、何も困らないわ。
って言うよりも、社交界で色々な情報集めや情報拡散、情報操作etc.をしなくて良いなんて最高ですよ。
パーティーやお茶会に出ないなら、何度もドレスを作る為の難行苦行をしなくても良くなるしね。
私のような見栄えのしない(=チビ、ブス、デ……いやいや、ぽっちゃりの三重苦)人間の為に、色々と経費を掛けてクローゼットの肥やしになるドレスを作るって、何かいたたまれないんですよぉぉ~………。
正装姿のアラン様を見るのは眼福でしあわせになれます。
けどね、隣りにちんくしゃでチビでぽっちゃりな私が立つのは、はっきりいってつりあわないからイヤなんですよぉぉ~………(号泣)。
アラン様の隣りには並びたくないです………かなり本気で………。
だって、絶対に貴族のご令嬢方から、色々と言われるに決まっていますよね。
それを否定する気は無いですけど、でもね、言われたくないんです(涙)。
だから、軟禁も監禁もOKですよぉ~………そして、ビバ引き篭もり軟禁生活って感じですね。
ってか、のぼせてきていますよ………くらくらして………。
気が付いたらベッドって、もう毎日のルーティンと化していますね。
これだから、アラン様達が私は体が弱いって思うんですよぉぉ~(涙)。
竜人と人間の体力を比べないで欲しいというのが本音です。
アラン様は………そう思って視線を向けると………。
心配そうな表情をしたアラン様と瞳が合いましたよ。
ちょっと困ったなぁ~って顔になりアラン様が、私に話し掛けてきます。
手には、果実水が入ったコップを持って………。
私は、コップを受け取って、こくこくと果実水を飲みながら話を聞きます。
ちょっとお行儀が悪いんですが、水分補給の為と割り切っています。
「静香、食事をとったら
私と一緒にハイワイバーンの所に行きましょう
騎士達とハイワイバーン達の隷属の儀式をする為に………
本当は、休んで欲しいんですが
契約をしていたほうが安全だと思いますので………」
アラン様、そんな顔しないで下さい。
私は、アラン様が思っているより、ずぅ~っと元気ですよ。
それに、ハイワイバーン達をさっさと契約して縛っておいた方が、安全だってコトは、私も理解してますよ。
だって、何時…また…魔族の襲撃があるかわからないんですから………。
ったく、魔族が転移の《魔力跡》をしっかりと消していくから、何時もその棲家を特定できないっていうのは腹立たしい限りですよ(怒)。
魔族の棲家が判れば、こっちから最大の防御策を実行できるのに………残念です。
攻撃は最大の防御って言葉があるのに………。
ドラク○やFFとかって、積極的に魔王達と戦っていたもの。
う~ん、そっちに染まっていますね。
ここは、当たり障りの無い会話にしておきます。
アラン様の持つ私のイメージを壊したく無いという乙女こごろに従います。
それに、安全対策は大事ですよね、転ばぬ先の杖と言いますしね。
「はい、それで良いと思います
お義父様やお祖父様達は、どうなさるんですか?」
「勿論、静香がハイワイバーンの所に行くに時に
一緒に行って契約します
ジャンケンで、勝った方が先に契約をするというコトで
話しは着いていますから、静香は何も気にしないで下さい」
応援ありがとうございます!
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