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召喚されちゃいました

269★お仕置きは続行のようです

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 頑張ってあざとい上目遣いをしてるけど、瞳に恐怖で涙を零れんばかりにいっぱいにして、私は黙っているアラン様を見詰めます。
 こんな私の色仕掛けで、アラン様を懐柔するなんて出来るの?

 いや頑張らないとヤバイんだから、ここはアラン様の耳を甘噛みしてみますよ。
 アラン様の耳を齧った瞬間に、アラン様の身体がぴくって動きました。

 やったのか?って思ったら、アラン様の大きくて器用な指でビスチェのホックがくいくいと外されましたよ。
 結果として、私のビスチェはパサッと落ちてしましましたよ。

 きゃーマジで恥ずかしいよぉぉぉ~………。
 いやまぁ~抱き付いているから、アラン様には見えていないってわかってはいるんですけどね。

 でも、恥ずかしいんですよぉ~………。
 ここで、叫んじゃダメだ…動け動け…動くんだぁ~………。

 羞恥心が何だっていうのここで、アラン様の怒りを何とかしないと、乙女を捨てて大人の階段を一気に上っちゃうわ(号泣)。
 アラン様とアレをするなら、怒っていないアラン様としたい。

 出来れば、結婚式の後で………初夜を迎えたいんです(爆)。
 でもって、思う存分いちゃいちゃしたいの。

 蕩ける様な甘い顔のアラン様に、めぇ~いっぱい愛の言葉を囁かれながら、乙女の階段をちょっとづつ上りたいの。
 って、必死になっていたら………。

 「クスクス………私とするのは、初夜が良いんですね
  そして、もっといやらしい言葉を口にして
  たぁ~っぷりと愛撫して欲しいんですね」

 「………」

 アラン様の言葉に、私の顔はぼんって音がする程、一瞬で真っ赤になりましたよ(爆)。
 きゃー何やってんのぉ~私ってばぁ~………(恥)。
 また、内心を喋っていたのぉ~………(号泣)。

 自分のバカさ加減に、涙が止まらないわ(イケメンめ)。
 ぽろぽろと涙を零しながら抱き付いている私を、アラン様はひょいっと抱き上げてくれましたよ。

 そして、何時もの様に目尻から、私の涙を吸い取るように顔中に口付けてくれます。
 アラン様の真っ黒なオーラは引っ込んでいます。

 ほっとして息を吐き出した私のこころを、アラン様は羞恥心の坩堝に叩き込んでくれましたよ(号泣)。
 私の首筋から胸にアラン様の唇が………。
 うっわぁ~い…まだ…お仕置きモード…です。

 アラン様の愛撫に私のさくらんぼが反応しています。
 勿論、乙女の泉はとうに決壊しています。

 きっと、私の顔は、涙と羞恥心でぐしゃぐしゃです。
 くっただでさえブスなのに、もっと不細工になっているなんて………アラン様は意地悪です(号泣)。

 「静香、お仕置きですよ
  さっき言った通り、自分でドレスを脱いでくださいね

  恥ずかしさで真っ赤になっている貴女を
  もっと堪能させてください

  可愛い私の静香、愛しい私の番」

 アラン様は、結構な鬼畜?サドっ気ありのヒトだったんですか?
 なんかすっごく楽しそうなんですけどぉ~………。
 でも、そのちょっと意地悪な笑顔ご馳走様です。

 出来ればスマホでスチルを撮りたかったなぁ~………。
 いっそ、脳内の記憶を映し出せる魔法道具を作れば良いのかなぁ。
 うふふ……スマホもどきを使って…付与魔法してみましょう。

 そうすれば、スチルに撮っておきたいって思った色々な表情の素敵なアラン様をスマホもどきに保存して、アラン様が居なくて寂しい時に、何時でも見られるわ。
 せっかくの《魔力》なんだもの、これは後で試してみなくっちゃね。








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