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召喚されちゃいました
226★あれ?ヤンデレのスイッチがもしかして入っちゃった?
しおりを挟む私が、思いつくままに色々と言ったのを、アラン様は黙って聞いてくれました。
そして、困ったなぁ~っていう顔で、私に言います。
「静香が魔力枯渇になる危険を犯したのは
全て私の安全をはかる為だったんですね
どうして、貴女はそうなんでしょうか?
こんなに華奢でか弱い身体しか持っていないに
………愛していますよ、私の番
閉じ込めて誰にも会わせず私の腕中で………
でも、貴女は私と共にいたいと努力するのですね
でも、私は貴女を護りたいんですよ
これ以上は、魔法を使うのは禁止です
それと、ゆっくり休んで下さい」
アラン様の漆黒のオーラが、言葉を紡ぐ毎に消えていき、何故か甘く蕩ける表情と何度も降ってくる口付けに変わりました。
これって、強制睡眠への布石ですよね。
ヤバイくらい口付けが、深くなっています………。
これって、ベロチューですよぉぉ~………。
このままじゃ乙女の泉が決壊します(号泣)。
涙目で慌てている私に、アラン様が清々しい笑顔でぞくっとするコトを言ってくれます。
「愛しい静香、私の愛を受け取ってください
出来れば、貴女に卵を産んで欲しい………
でも、貴女が乙女のまま
結婚したがっているコトも知っています
それに、初々しい静香を
私はまだ堪能しきっていないんですよ
私に全てを預けて
私の愛撫に狂って欲しいとも思うのですが………
貴女の初めてを奪うのは
もう少し後にします
私に初めてを奪われるかもしれないと
脅える静香が可愛いですから………
いっそ、私に初めてを奪って欲しいと
言い出すまで、愛してみれば良いでしょうか………
ああそんなに脅えないで下さい
言葉だけですよ、まだ
このくらいは良いですよね」
そう言って笑うアラン様が、私には大魔王に見えました。
勘弁して欲しいって思うのに、アラン様のベロチューに私の意識と理性はとけて消えていきます。
そして、私の着ているドレスは、どんどん乱されていきます。
ここは、中世ヨーロッパのファッションに近いドレスを着るのが当たり前の世界なので、私もコルセットとヒモパンを身に着けています。
ドレスは見えないように細工されていますが、ボタンとホック又は紐で縛って着るものなんです。
だから、ひとりでは着替えなんてできません。
アラン様は、器用に私のドレスの後ろのボタンを外しています。
勿論、コルセットの紐も簡単に片手で外してくれます。
コルセットって、侍女さん達がグイグイ引っ張って着せてくれるっていうイメージだったんですが………。
私がきつく感じない程度に、アラン様はコルセットを何時も締めてくれます。
ドレスの着付けも、アラン様が何時もしてくれます。
だから、簡単にドレスを脱がしてくれるんです。
って、ぼぉーっと考えている場合じゃないわ。
ソファーで、中途半端にドレスを脱がされて、私は胸を肌蹴ています(恥)。
きゃーなんでぇ~…何時もなら…もう…理性が飛んで、羞恥心なんてとけてなくなっているはずなのにぃぃぃ~………(号泣)。
涙をぽろぽろ零しながら、私はアラン様に視線を向けます。
そこには、エロいのにどこか辛そうなアラン様がいました。
「アラン様、どうかしたんですか」
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