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召喚されちゃいました
218★便利機能を増やすと、魔石が増えます
しおりを挟むどうやって説得しようって考えいる私に、苦笑したアラン様が言う。
「静香は、魔力付与の
魔法を使えますか?」
アラン様に、そう言われて私はちょっと考える………。
確かに、魔力付与魔法………エンチャントが出来るかなんて、確かめていません。
だって、色々と便利な機能が付いているスマホを使ってみようって思っていたから………。
そう、もとからの機能を、ここでも使えるようにしようって、簡単に思っただけだったから………。
最初に思っていたスマホが使えないなら、何を使ったら良いのかなんて考えてもいなかったわ………うん、そこは考えるべきだったわ。
確かに、スマホの材質や形状に使っている金属やガラスを思い浮かべてみると………。
うん、この世界のものって言えない代物だわ。
無理やりこじつけても、ダンジョンや古代遺跡からたまに見つかるアイテムにしか見えないわ。
それって、見つかっても、1個~2個程度………圧倒的に稀少だわ。
騎士団の騎士達に大量に配布して、通信アイテムとして使おうって思ったら………絶対に無理っていう、代物だし数もそうだわ。
どうやったら使い物になるの?
う~んとぉ~………あっ…そうだ。
アラン様に、ミスリル銀の小さな板と魔石を用意してもらおう。
まずは、ミスリル銀の板ね………コレがスマホやタブレット代わりね。
そこに、映像記録魔法を掛けた魔石(デジカメ兼写メール記録用)と。
文章作成魔法を掛けた魔石(メール作成用)と。
文章記録魔法を掛けた魔石(メール記録用)と。
通話魔法を掛けた魔石(通話機能兼通話記録用)と。
通信魔法を掛けた魔石(ライン記録用)を用意してもらおうかなぁ~………。
とするとぉ~………文章作成の魔法が掛かった魔石、その文章を記録する魔法の掛かった魔石と、記録した文章を送る通信魔法の掛かった魔石が必要になる。
って、メール用に魔石が3個は必要なのぉ~………もしかしなくても、使いすぎ。
それに、写メール用ってなると………。
映像記録魔法の掛かった魔石があれば、映像を撮って、保存ができる。
その映像記録を贈る為の通信魔法の掛かった魔石が必要になるよね。
というと、写メール用の魔石は2個必要になる。
それと、会話が出来る魔法の掛かった魔石が必要になるわね………これで魔石が1個。
できれば、その会話も記録しておきたいけどね。
メールのやり取りに特化したラインもどきは、ライン用通信魔法の掛かった魔石と、ソレを記録する魔法の掛かった魔石の計2個。
すると、魔石が最低でも8個は必要になる………うっそぉ~…いくつ必要なのよ?
それに、電話番号の登録と誰から掛かってきたかを記録する魔法の掛かった魔石と、それを元に通話魔法を発動させる魔石の計2個。
総数10個の魔石を使う。
魔石に魔力を供給できるバッテリーの役割をする魔石を入れたいわね。
文字は、ミスリル銀の板に、もう1枚の文字を刻んだミスリル銀の薄い板を入れておく。
必要なときに、色々と引っ張りだして使うには必要。
う~ん、これだと魔石の数が多すぎになるわね。
ラノベあるあるの付与魔法なら、魔石につき1個から3個は掛けられるわよね。
メール用の文字を打つ為には、ミスリル銀に刻んでこの板自体に魔法をかけるかな?
メール用の通信魔法と記録魔法とライン用魔法は、重なっている機能だから、1個の魔石に魔法を掛ける。
写メール用の通信魔法と映像記録魔法は、1個の魔石に魔法を掛ける。
いやいや、これでも魔石の数が多いわ。
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