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召喚されちゃいました
144★アラン様の秘密は重いです
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そんなコトされたら、洗っているのか汚しているのかわからなくなりますよぉぉ~‥‥‥溢れる涙が止まらない私です。
あまりの気持ち良さに、乙女の泉は決壊して、大洪水状態です(ちくせい)。
アラン様の説明とアレな行為に耐えていたら、髪は洗い終わって、乾燥済みで、頭の上に綺麗にバスタオルと紐で上げられています。
何時の間にって、思っていたら、私もアラン様も泡を洗い流して、ゆったりと浴槽に入っています。
ほっとして力が抜けて、ほぁ~っとしてしまいます。
それなのに、まだ、説明するんですか?アラン様‥‥‥。
私は、アラン様以外に興味は無いんです。
騎士様達も魔法使い様達も単なる観賞用ですよ。
BLを作成する為に、ネタとして見るだけの存在なんですけど‥‥‥これは、口に出してはいけない話しですけどね。
「膨大な魔力を持つ静香の産んだ子供は
やはり膨大な魔力を持って生まれます
皇族も貴族も、魔物討伐をしなければ
地位を認められない世界です
魔力量の多い子供は
それだけで戦力になるし
生き残ってくれますからね
ここは、女性の少ない世界ですよ
それに、夫以外の男と卵を作っても
良かったと祝福されるコトが
普通なんですよ
間違っても、子供を作って
責められるコトはありません」
何でしょうか?アラン様の雰囲気が、どんどん暗くなっていきます。
それに、愛撫が酷くなっていますよ‥‥‥私の意識が跳びそうなくらい。
私と会話したいんじゃなくて、ただ話したいだけなんでしょうか?
「たとえ皇帝の妻でも‥‥‥それだけ
子供が生まれない世界なんですよ
私は、父上の皇太子妃だった母が
祖父である皇帝との間に作った
子供として
公式発表されている皇子なんですよ」
アラン様が、どうしてここまで独占欲が強くて、嫉妬深いのかその理由の一端が、本当の意味で理解できました。
だから、私は、アラン様に思っていたコトを言います‥‥‥たとえ、アラン様の地雷を踏んだとしても。
「実際には、判らないって
言っていましたよね
それに、大切な初めての卵を失い
身近な人を失った状態で
温もりを求めているお母様は
抱きしめてくれる腕が
欲しかったんだと思います
そして、差し出しされたお祖父様の腕を
お父様の腕だと思ったのは‥‥‥‥
罪に問えないと思います‥似ていますから‥‥
でも、アラン様と‥お父様の方が
似ていると思いました」
私は、思ったコトをはっきりと口にしました。
だって、子供を失ったときに、差し出される腕は、最愛の夫の腕だと思ってしまいます。
何時も、何かと纏わり付いてというか、抱き上げたり抱き込んだり膝に乗せたりしてくるアラン様を思えば‥‥‥。
私を抱きしめる腕は、アラン様としか思えませんよ。
嫉妬深い為に、他の男達を極力排除しているんですから‥‥‥。
ねぇ~アラン様、自分の常日頃の行動を思い返してくださいよ。
そんなアラン様のお父様が、お母様の回りに男を近寄らせている筈が無いってコトを‥‥‥ねっ‥そうでしょう‥‥。
お母様のこころは、お父様としか交わっていないんですよ。
たとえ、温もりを求めてお祖父様と致していても‥‥‥。
お祖父様は、何があってもアラン様が色々と言われる立場になるって、判っていたから、あえて、皇帝としての権力でアラン様を自分の実子として発表したんです。
だから、お父様は、父である皇帝に、最愛の皇太子妃を奪われた悲劇の皇太子で、アラン様は、権力で奪われた皇子なんです。
アラン様は、先帝の最後の皇子にして、現皇帝の最初の子である第1皇子と言われているでしょう。
お祖父様は、アラン様が皇帝になれるように、まだまだ現役でいれるのに、お父様に譲位したんですよ。
だから、アラン様には、先代皇帝と現皇帝が、溺愛しているたった独りの皇子という立場があるんです。
そして、お2人の望み通りに、アラン様は皇太子になりましたよね。
お祖父様は、皇妃を亡くしていましたよね。
皇妃が産んだのは、お父様だけだったって‥‥あの時‥うつらうつらしながら聞きましたよ。
お祖父様には、お母様が、お祖母様と重なっていたと思います。
お祖父様からしたら、自分の最後の最愛の女だったのかも知れません。
卵を産んでくれたし、生まれた子供は、最愛の妃が産んだ長男にそっくりだったんですから‥‥‥。
お祖父様には、アラン様が、最愛の女が生んだ可愛い最後の子供ですよ。
お父様とアラン様がそっくりでも、どちらも自分の子供なら当たり前なんですから‥‥‥。
その上で、ドラゴンにフルトラスした唯一の皇太子です。
また、お父様にしてみれば、たった一夜関係を持った父の子供なんてありえない、自分の精と愛情が凝って出来たのがアラン様だと思っています。
最愛の妃が残してくれた唯一の愛しい皇子。
権力が足りなくて、父親の地位を父に奪われただけだと思っていますよ。
もしかしたら、あの卵は自分の子供だから奪われたのかも知れないと思っていた‥‥‥。
だから、皇帝になったのに、アラン様の地位を直したりしなかったんだと思います。
アラン様を守る為なら、なんでもしようと思っているし、実際にエサとして、あの皇子達を作りましたよね。
アラン様は、2人の父が居るんです。
私は、どちらも本当のお父様だと思っています。
2人の精と魔力が、お母様の卵子と魔力に凝って、出来た卵が孵って生まれたのがアラン様だったんですよ。
だから、お母様は誇らしげに笑って逝ったんです。
お父様は、魔力降下剤を飲んで、あの皇子達を作り出した‥‥‥。
他にも、関係を持った女の人は多かったと思います。
でも、普通の行為では子供は生まれない。
だから、異世界召喚した花嫁をアラン様に与えたかったんです。
自分みたいな苦労をしないで、子供を得られるようにって‥‥‥。
この世界のドラゴンは、純粋な人間にこころ引かれる習性があるみたいですね。
あのねアラン様、ドラゴンとドラゴニアンは、別の存在ですよ。
アラン様は、ドラゴンです。
でも、あの場に居た騎士様達も魔法使い様達も、ハーフトランスが限界のドラゴニアンなんです。
たぶん、皇族がドラゴンなんだと思います。
ただし、膨大な魔力量を持つ者達がドラゴンで、そうじゃない者達はドラゴニアンなんでしょう。
貴族達と変わらない、ドラゴニアンなんですよ。
その中には、ワニ人もトカゲ人も蛇人も数種類の鳥人も混じっているでしょう。
その血の力で隠れているけれど、獅子、虎、豹、山猫、猫、狼、山犬、犬、兎、羊、山羊、鹿、猪、猿、牛、馬等の獣人達の血も混じっていると思います。
ドラゴンは、獣人は、あまり好まないんではしょうね。
できれば、自分の特性をそのまま受け継ぐ子供を、得られる純粋な人間を愛するんです。
本能の部分で‥‥‥たぶん、それが、番。
花嫁は、異世界から召喚した魔力量が膨大な私ですね。
チビのデブスですけど‥‥言霊でフルトランスを助けたってコトで‥容姿の不味さはチャラにしてくださいね。
あまりの気持ち良さに、乙女の泉は決壊して、大洪水状態です(ちくせい)。
アラン様の説明とアレな行為に耐えていたら、髪は洗い終わって、乾燥済みで、頭の上に綺麗にバスタオルと紐で上げられています。
何時の間にって、思っていたら、私もアラン様も泡を洗い流して、ゆったりと浴槽に入っています。
ほっとして力が抜けて、ほぁ~っとしてしまいます。
それなのに、まだ、説明するんですか?アラン様‥‥‥。
私は、アラン様以外に興味は無いんです。
騎士様達も魔法使い様達も単なる観賞用ですよ。
BLを作成する為に、ネタとして見るだけの存在なんですけど‥‥‥これは、口に出してはいけない話しですけどね。
「膨大な魔力を持つ静香の産んだ子供は
やはり膨大な魔力を持って生まれます
皇族も貴族も、魔物討伐をしなければ
地位を認められない世界です
魔力量の多い子供は
それだけで戦力になるし
生き残ってくれますからね
ここは、女性の少ない世界ですよ
それに、夫以外の男と卵を作っても
良かったと祝福されるコトが
普通なんですよ
間違っても、子供を作って
責められるコトはありません」
何でしょうか?アラン様の雰囲気が、どんどん暗くなっていきます。
それに、愛撫が酷くなっていますよ‥‥‥私の意識が跳びそうなくらい。
私と会話したいんじゃなくて、ただ話したいだけなんでしょうか?
「たとえ皇帝の妻でも‥‥‥それだけ
子供が生まれない世界なんですよ
私は、父上の皇太子妃だった母が
祖父である皇帝との間に作った
子供として
公式発表されている皇子なんですよ」
アラン様が、どうしてここまで独占欲が強くて、嫉妬深いのかその理由の一端が、本当の意味で理解できました。
だから、私は、アラン様に思っていたコトを言います‥‥‥たとえ、アラン様の地雷を踏んだとしても。
「実際には、判らないって
言っていましたよね
それに、大切な初めての卵を失い
身近な人を失った状態で
温もりを求めているお母様は
抱きしめてくれる腕が
欲しかったんだと思います
そして、差し出しされたお祖父様の腕を
お父様の腕だと思ったのは‥‥‥‥
罪に問えないと思います‥似ていますから‥‥
でも、アラン様と‥お父様の方が
似ていると思いました」
私は、思ったコトをはっきりと口にしました。
だって、子供を失ったときに、差し出される腕は、最愛の夫の腕だと思ってしまいます。
何時も、何かと纏わり付いてというか、抱き上げたり抱き込んだり膝に乗せたりしてくるアラン様を思えば‥‥‥。
私を抱きしめる腕は、アラン様としか思えませんよ。
嫉妬深い為に、他の男達を極力排除しているんですから‥‥‥。
ねぇ~アラン様、自分の常日頃の行動を思い返してくださいよ。
そんなアラン様のお父様が、お母様の回りに男を近寄らせている筈が無いってコトを‥‥‥ねっ‥そうでしょう‥‥。
お母様のこころは、お父様としか交わっていないんですよ。
たとえ、温もりを求めてお祖父様と致していても‥‥‥。
お祖父様は、何があってもアラン様が色々と言われる立場になるって、判っていたから、あえて、皇帝としての権力でアラン様を自分の実子として発表したんです。
だから、お父様は、父である皇帝に、最愛の皇太子妃を奪われた悲劇の皇太子で、アラン様は、権力で奪われた皇子なんです。
アラン様は、先帝の最後の皇子にして、現皇帝の最初の子である第1皇子と言われているでしょう。
お祖父様は、アラン様が皇帝になれるように、まだまだ現役でいれるのに、お父様に譲位したんですよ。
だから、アラン様には、先代皇帝と現皇帝が、溺愛しているたった独りの皇子という立場があるんです。
そして、お2人の望み通りに、アラン様は皇太子になりましたよね。
お祖父様は、皇妃を亡くしていましたよね。
皇妃が産んだのは、お父様だけだったって‥‥あの時‥うつらうつらしながら聞きましたよ。
お祖父様には、お母様が、お祖母様と重なっていたと思います。
お祖父様からしたら、自分の最後の最愛の女だったのかも知れません。
卵を産んでくれたし、生まれた子供は、最愛の妃が産んだ長男にそっくりだったんですから‥‥‥。
お祖父様には、アラン様が、最愛の女が生んだ可愛い最後の子供ですよ。
お父様とアラン様がそっくりでも、どちらも自分の子供なら当たり前なんですから‥‥‥。
その上で、ドラゴンにフルトラスした唯一の皇太子です。
また、お父様にしてみれば、たった一夜関係を持った父の子供なんてありえない、自分の精と愛情が凝って出来たのがアラン様だと思っています。
最愛の妃が残してくれた唯一の愛しい皇子。
権力が足りなくて、父親の地位を父に奪われただけだと思っていますよ。
もしかしたら、あの卵は自分の子供だから奪われたのかも知れないと思っていた‥‥‥。
だから、皇帝になったのに、アラン様の地位を直したりしなかったんだと思います。
アラン様を守る為なら、なんでもしようと思っているし、実際にエサとして、あの皇子達を作りましたよね。
アラン様は、2人の父が居るんです。
私は、どちらも本当のお父様だと思っています。
2人の精と魔力が、お母様の卵子と魔力に凝って、出来た卵が孵って生まれたのがアラン様だったんですよ。
だから、お母様は誇らしげに笑って逝ったんです。
お父様は、魔力降下剤を飲んで、あの皇子達を作り出した‥‥‥。
他にも、関係を持った女の人は多かったと思います。
でも、普通の行為では子供は生まれない。
だから、異世界召喚した花嫁をアラン様に与えたかったんです。
自分みたいな苦労をしないで、子供を得られるようにって‥‥‥。
この世界のドラゴンは、純粋な人間にこころ引かれる習性があるみたいですね。
あのねアラン様、ドラゴンとドラゴニアンは、別の存在ですよ。
アラン様は、ドラゴンです。
でも、あの場に居た騎士様達も魔法使い様達も、ハーフトランスが限界のドラゴニアンなんです。
たぶん、皇族がドラゴンなんだと思います。
ただし、膨大な魔力量を持つ者達がドラゴンで、そうじゃない者達はドラゴニアンなんでしょう。
貴族達と変わらない、ドラゴニアンなんですよ。
その中には、ワニ人もトカゲ人も蛇人も数種類の鳥人も混じっているでしょう。
その血の力で隠れているけれど、獅子、虎、豹、山猫、猫、狼、山犬、犬、兎、羊、山羊、鹿、猪、猿、牛、馬等の獣人達の血も混じっていると思います。
ドラゴンは、獣人は、あまり好まないんではしょうね。
できれば、自分の特性をそのまま受け継ぐ子供を、得られる純粋な人間を愛するんです。
本能の部分で‥‥‥たぶん、それが、番。
花嫁は、異世界から召喚した魔力量が膨大な私ですね。
チビのデブスですけど‥‥言霊でフルトランスを助けたってコトで‥容姿の不味さはチャラにしてくださいね。
応援ありがとうございます!
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