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召喚されちゃいました

108★試しに、健康診断なんてモノを提案してみました

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 「それでは、任命する前に
  精神鑑定の魔法を掛けて
  確認するコトは
  出来ないんですか?

  本人の自覚が無い状態でも
  不自然な魔法の痕跡を探す
  魔法を作れないでしょうか?

  たとえば、騎士団に入る前‥‥‥
  騎士になるための学校に
  入った時点で1回

  卒業時というか
  騎士団に入団する時

  それからは、毎年
  健康診断の時にあわせて
  するのはどうですか?

  勿論、文官も同じように
  専門の学校に入った時点で1回

  文官として採用されるときに
  後は、毎年の健康診断で
  確認するのはどうでしょうか?

  騎士や文官として
  出世する前から

  魔法が掛けられていないか
  毎年確認するというのは
  どうでしょうか?

  アラン様のように
  血統も良く優秀なモノは

  学園に入った時点から
  毎年確認するというのは
  どうでしょうか?

  ああ、こちらに健康診断が
  あるかは判りませんので‥‥‥

  私が言う健康診断というのは
  身長体重、などをはかります

  血圧や内臓器官の状態を
  血液を使って検査する

  それによって、病気の早期
  発見をするというモノです

  その時に、必ず通る場所に
  検査する魔法陣を書いて
  置くコトが出来れば、判別は
  簡単ではないでしょうか?」

 「確かに、静香の言う健康診断を
  毎年行う行事としておこない

  その中で、魔族などに
  精神に作用する魔法を

  掛けられていないか
  確認するというなら
  誰も不審に思いませんね

  しかし、健康診断というのは
  良いですね

  怪我の治り具合や後遺症も
  確認できますね

  魔力を使い過ぎて掛かる病気に
  いち早く気が付くなら
  治療もしやすいでしょうし‥‥‥

  なんと言っても、無理する方々が
  居ますもんねぇ~‥‥‥

  父上、準備が整ったら
  今年からしませんか?」

 『ふむ、確かに良い方法だと
  私も思う

  では、さっそく手続きを取り
  皇妃領からの資金で
  研究と準備をさせよう

  静香、これからも
  この帝国(くに)の為に
  思い付いたコトを
  その都度、提案してくれ』

 「あっ‥‥はい‥」

 『それでは、本来の会議に
  意識を向けてくれ‥‥‥
  良いな‥‥‥静香』

 「はい」

 そうお父様に言われたので、私は真面目に説明を聞いてみるコトにした‥‥‥。

 お父様が、皇太子だった頃の事件だから、世代交代している貴族も居るという前提で、話しているのかな?って思った。

 特に無くなった騎士達の強さを、階級別に説明しているのも面白かったわ。
 この強さの騎士達でも、魔族に倒されてしまったという具体的な説明はしっくりくるわね。

 うん、RPGのレベル説明って感じで‥‥‥。

 魔族の強さと騎士の強さが、レベル幾つって、騎士としての強さと、魔法使いとしいの強さも説明しているんだもの。

 でも、アラン様って、いったい幾つなのかな?

 それが、わかれば事件が何年前に起きたものか、私にもわかるのになぁ~‥‥‥後で、ここは聞いてみよう。
 そういうのって、意外と重要立ったりするから‥‥‥。

 それに、この帝国の平均寿命って、幾つぐらいなのかな?って改めて思う。
 聞きたいけどぉ~‥‥‥なんか、そこは聞きたくないわ。

 リアルに長生きで、300年以上なんて言われたら‥‥‥(汗)。
 生涯現役って言葉が、浮かんでしまうからイヤだわ。

 こっちの社会制度とか、医療制度。
 ううん‥‥‥社会福祉制度って、どうなっているのかなぁ~?

 それと学校とか識字率が、ものすごぉ~く気になるわね。
 識字率が高い国は、総じて治安も良いし、国力も高いもの。

 まあねぇ~日本みたいに、識字率ほほ100%なんて国は、まず存在しないってコトは知っているけどねぇ‥‥‥。










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