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120★夫候補が凄いんですけど
しおりを挟む恥ずかしくって溜まりません。
なんで、こんなところで、羞恥ブレイ?をしなきゃいけないんです(号泣)。
「………」
泣いている私を見ても、ハルト君もジーク君もアルス君もダリューン君も、にここ笑っているだけです。
流石ヤンデレ、S気質の男達ですね(涙)。
いったいどんなコトを
考えているんでしょうか?
ハルト君達のこころの中を知りたい………
でも、怖いから知りたくない………
なんて、思っていたら………。
ハルト君が、とんでもないコトを言い始めます。
「アリアの夫候補って、王子様と
4家しかない公爵家の当主と
その兄弟及び一族最強の男達
同じく4家しかない侯爵家の
当主とその兄弟及び
一族最強の男達
4家の辺境伯爵家の当主と
その兄弟及び一族最強の男達の
中から選出されるんだってさ
その中から、1人は選んで
欲しいって………」
「えっ……はぁ~…?」
えっとぉ…マジですか?
あまりの衝撃に私は言葉もありません。
その内容を笑って言うハルト君が信じられません。
どうして?
私に夫候補ですよ?
嫉妬心は無いんですか?
私ってどうでも良い存在なんですか?
ああ思考がぐるぐるし始めています。
言葉にならない答えを返す私に、ダリューン君が説明してくれます。
「あのね、今、ハルトが言った
人間達以外はね
アリアに近付くコトも
許されないってコトなんだよ
アリアが気まぐれで
齧ってみようかな?
なんて思っても、アリアの瞳に
映るのは………
指定された人間達だけなんだよ
彼らは、オレ達に気を使って
必要以上のアプローチはしない
と言うか出来ないんだ
俺達が勇者で4人もいるから………
だから、アリアはのんびりと
気に入った男を選べば良いし
選ばなくても構わないんだ」
ああ、そうですか………
私には選ぶ権利があるけど、範囲は滅茶苦茶狭いんですね。
あの乙女ゲームのシナリオ通りに私は、王子様達や公爵家や侯爵家や辺境伯爵家の人間達とピーして子供を産むんですね。
まぁ~歴代の聖女達よりも少ない人数なのは確かですけど。
私が関係を持てない貴族達は、彼女達が相手をして子供を産むってコトですね。
この辺は後で聞いてみましょう。
五十歩百歩だろうと、少ないに越したことはありませんから………。
中位、下位の貴族の数って、かなり多いでしょうから………。
確か、英国の貴族って700家はあったから………。
うっ考えるだけで嫌になります。
何か涙が溢れてきます。
「………」
涙目になった私を抱き起こして、ガウン?らしきモノをジーク君が肩に掛けてくれます。 ついでに瞳にキスして涙を吸い取ってくれした。
コンナコトをさらっとしてくれる、ジーク君はほんとぉーに王子様って感じがします。
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