異世界召喚に巻き込まれました

ブラックベリィ

文字の大きさ
118 / 140

120★夫候補が凄いんですけど

しおりを挟む


 恥ずかしくって溜まりません。
 なんで、こんなところで、羞恥ブレイ?をしなきゃいけないんです(号泣)。

 「………」

 泣いている私を見ても、ハルト君もジーク君もアルス君もダリューン君も、にここ笑っているだけです。
 流石ヤンデレ、S気質の男達ですね(涙)。

 いったいどんなコトを
 考えているんでしょうか?
 ハルト君達のこころの中を知りたい………
 でも、怖いから知りたくない………
 なんて、思っていたら………。

 ハルト君が、とんでもないコトを言い始めます。
 
 「アリアの夫候補って、王子様と
  4家しかない公爵家の当主と
  その兄弟及び一族最強の男達

  同じく4家しかない侯爵家の
  当主とその兄弟及び
  一族最強の男達

  4家の辺境伯爵家の当主と
  その兄弟及び一族最強の男達の
  中から選出されるんだってさ

  その中から、1人は選んで
  欲しいって………」
 
 「えっ……はぁ~…?」

 えっとぉ…マジですか?

 あまりの衝撃に私は言葉もありません。
 その内容を笑って言うハルト君が信じられません。

 どうして?
 私に夫候補ですよ?
 嫉妬心は無いんですか?
 私ってどうでも良い存在なんですか?

 ああ思考がぐるぐるし始めています。
 言葉にならない答えを返す私に、ダリューン君が説明してくれます。

 「あのね、今、ハルトが言った
  人間達以外はね

  アリアに近付くコトも
  許されないってコトなんだよ

  アリアが気まぐれで
  齧ってみようかな?

  なんて思っても、アリアの瞳に
  映るのは………
  指定された人間達だけなんだよ

  彼らは、オレ達に気を使って
  必要以上のアプローチはしない

  と言うか出来ないんだ

  俺達が勇者で4人もいるから………

  だから、アリアはのんびりと
  気に入った男を選べば良いし
  選ばなくても構わないんだ」

 ああ、そうですか………

 私には選ぶ権利があるけど、範囲は滅茶苦茶狭いんですね。
 あの乙女ゲームのシナリオ通りに私は、王子様達や公爵家や侯爵家や辺境伯爵家の人間達とピーして子供を産むんですね。

 まぁ~歴代の聖女達よりも少ない人数なのは確かですけど。
 私が関係を持てない貴族達は、彼女達が相手をして子供を産むってコトですね。
 この辺は後で聞いてみましょう。

 五十歩百歩だろうと、少ないに越したことはありませんから………。
 中位、下位の貴族の数って、かなり多いでしょうから………。
 確か、英国の貴族って700家はあったから………。
 うっ考えるだけで嫌になります。
 何か涙が溢れてきます。

 「………」

 涙目になった私を抱き起こして、ガウン?らしきモノをジーク君が肩に掛けてくれます。 ついでに瞳にキスして涙を吸い取ってくれした。
 コンナコトをさらっとしてくれる、ジーク君はほんとぉーに王子様って感じがします。











しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

娼館で元夫と再会しました

無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。 しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。 連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。 「シーク様…」 どうして貴方がここに? 元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!

【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです

白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。 ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。 「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」 ある日、アリシアは見てしまう。 夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを! 「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」 「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」 夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。 自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。 ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。 ※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 【ご報告】 2月15日付で、誤字脱字の修正および一部表現の見直しを行いました。 ただし、記載内容の趣旨に大きな変更はございません。 引き続きよろしくお願いいたします。

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

私が死んで満足ですか?

マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。 ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。 全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。 書籍化にともない本編を引き下げいたしました

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...