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033★美少女は、何時でもマイペースマイウェイ
しおりを挟む素直な私に、神官様は、にっこり笑って補足説明をしてくれました。
「アリアンロッド殿の移動には、貴女に専任の守護騎士と魔法使いが、護衛に付きますので、安心してください」
えっ? マジですか?
チンクシャで、おまけの聖女に………。
専任の守護騎士と魔法使いが、護衛に付くんですって………。
それって、ラノベの聖女扱いじゃないですかぁ~。
信じられない………塩対応ばっかりだったのに………。
私は、かなり驚いたけど、良い子のお返事をした。
だって、びっくりし過ぎて、何を言ったらイイかわからなかったから………。
「はい」
驚いている私の肩を、優しいハルト君とジーク君が、軽くぼんぼんしてくれた。
なんかそれだけで癒された私だったりする。
そんな私に、神官様は、説明を続ける。
勿論、その間、神官様は、美少女達を無視して、私だけに話しかけている。
お陰で、美少女達の視線が痛い痛い。
でも、その視線を頑張って、私は無視する。
「修行と訓練と一般常識の授業の合間に、王子方達や一緒に魔物討伐に行く予定の人間達との会食などが挟まれます」
私と神官様に無視された美少女のエリザベートさんは、我慢が出来なくて神官様に質問する。
「神官様、私達も修行や授業の合間に、王子様方や魔物討伐に行く方々との会食に参加するんですよね?」
その質問に、神官様は、目を細め観音様の微笑み(=アルカイックスマイル)を浮かべて答える。
「貴女達は、まず、魔力量を増やす訓練をしなければなりません。訓練しても、予定の魔力量に達するコトが出来なかったら、魔石に魔力を溜める必要があります。その作業は毎日行いますので、かなりの量がたまらない限り、会食に参加する必要はありません。だだし、王子様方から、会食の誘いが有った場合は、参加できます。頑張って、修行をしましょうね。貴方達の身を守る為にも………」
神官様は、彼女の質問に答える前に、お説教?を始める。
次に参加出来ないモノと、参加できるモノを教える。
それを聞いて、私は、飴と鞭って思ってしまう。
まぁ~ねぇ~修行だけの日々は、どうしたって詰まらないよね。
私だって、修行とか勉強だけって、張り合い無くてイヤって思うもの。
でも、チンクシャが、わがまま言っても、聞いてもらえないって知っているから………。
ついでに、私は、チンクシャを補う為に、性格美人を目指しているから、二重にわがままが言えないのよね。
美少女は得よねぇ~…わがままが似合うんだもの。
なんて思っていたら、恐れを知らない美少女マリアテレジアさんが、神官様に食い下がっている。
「修行などがある程度終わったら、城下町に行くことが出来るんですか?」
退屈しのぎと好奇心を満たす為に、城下町探索?散歩?はテンプレだよねぇ。
流石、ちやほやされまくっていた美少女は違うわ。
自分が、嫌われる可能性なんて考え無いで、行動できるんだもの。
私達が、城下町に行く為には、一定の警備が必要だと思うから………。
日常業務に、イレギュラーの私達の警護とかの面倒をみさせるのは………。
なんて余計なコトを考えてしまうわ。
王城と神殿から、城下町までのルート設定(+警備の配置の確認)。
下見込みで、それも不足の事態があった場合を考慮して、数本のルートを選んでおく。
見学する場所の設定。
見て回ったり買い物をしても大丈夫な店を選び、その店と店を繋ぐルートの設定。
下見込みで、それに当日の店の込み具合も考慮して設定する。
警備って、それぞれの場所を警備する人員と、びったりくっ付いて警護する人員を必要とするのよねぇ~………。
それに、連絡用の人員も確保する必要があるし………。
ちょっと考えても色々と面倒だろうなぁ~っ想像が付くから、城下街の見学に行きたいなんて気軽に言えないわ。
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