煉獄の中の溺愛

ブラックベリィ

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0054★この行為は、強姦?和姦?

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 悠虎ゆうとは、自分の脚が限界まで拡げられ、折り曲げられたコトで、ついつい自分のみっともない姿を考えてしまった。
 いわゆる現実逃避というモノである。

 …………今の俺、ひっくり返ったカエルみたいな姿だろうなぁ…………
 …………そんな姿みて、欲情すんのかぁ?…………

 欲望と縁遠い悠虎ゆうとは、組み敷かれ、今まさに強姦されるという時に、そんな埒も無いコトを考えていた。
 が、現実は遅滞なく無情に進んで行く。

 それでも、初めての行為というコトで、抵抗するだろうコトを考え、彪煌あきらはそのまま突っ込みたい衝動を抑える。

悠虎ゆうと良い子だな、お前が抵抗しないのはわかっているが
 傷付けたくないんでな、手枷するぞ…終わったらちゃんと外してやる」

 そう言い放ちながら、ベッド脇に置いた鎖付きの革製手枷を手に取り、手早く悠虎ゆうとの手首へと嵌め、ベッドのフレームに繋ぐ。
 悠虎ゆうとの両腕を万歳の形で拘束した彪煌あきらは、無抵抗のままを通すコトを褒めるように、軽い口付けをその唇へと振らせる。

 そして、その欲望のまま、悠虎ゆうとの脚を再び抱え込むように持ち上げ、怒張してカウパーを溢れさせている自分のペニスを、慣らしで口を綻ばせている肛門へと押し付ける。

悠虎ゆうと良い子だな、ゆっくりと深呼吸しろ
 そして、アナルを…意識して緩めるんだ」

 その命令に、悠虎ゆうとは唯々諾々と従う。
 抵抗すればそれだけキツイ思いをするコトは、最初に教えられているだけに、出来るだけ丁寧に扱ってもらえるよう、素直に指示に従う。

 彪煌あきらは、悠虎ゆうとが息を全部吐き出したところを見計らって、押し付けたペニスに力を込める。
 悠虎ゆうとの少し慣らしで綻ばせ、香油という名の蜜をしたたらせる無垢な蕾みの口を割り開いて行く。

 同時に、肛門の輪の拡がりが限界に達したと同時に、悠虎ゆうとは身体を強張らせて啼く。

「…うっ…くっ…ひぃ…ひぃぃぃ~…ぃやぁ~……やだぁぁ~………」

 覚悟していたとはいえ、肛門の輪の拡がりの限界と同時に走った痛みに恐怖し、悠虎ゆうとは拒絶を口にしながら暴れだす。
 ベッドフレームと繋いだ鎖が悠虎ゆうとの条件反射的な抵抗に合わせてガシャガシャと音を立てる。
 
 が、そんなコトは予測済みで、単に痛みに反応しての抵抗なので彪煌あきらは怒るコトなく囁く。

「ほらほら、そんな抵抗しないで深呼吸しろ…ガチガチになっているぞ
 そんなに力むと、肛門の輪が切れちゃうよ」

 まるで、本当の恋人どうしの初めてのように、優しい口調で言われ、悠虎ゆうとはハッとして、言われた通りに深呼吸をする。

 …………いてぇ~…思っていたより…アナルセックスってキツイ…………
 …………けど…恋人のようにって………言った通りに……ンッ…………

 自発的に深呼吸をして身体から力をを抜き、挿入そうにゅうへの抵抗感が薄れたのを幸いに、彪煌あきらは腰を深く動かしそのペニスを蕾みの中へと沈める。

「ひぃっ…やあぁ~…いたい…いたいよ…やめてぇぇ~…うぐぅぅっ………
 ぐぅぅぅ……ひぃあぁ……ゆるしてぇぇ~…おねが…い…ゆるしてぇ~」

 一番太いカリ首が肛門の輪を力尽くで通った瞬間、悠虎ゆうとは激しく頭を振って、泣き叫ぶ。
 その声に誘われるように、彪煌あきらは怒張したペニスを深く沈めてから、ゆるゆると腸壁を撫でるように回す。

 欲望のままに腰を振れば、アナルセックスを許諾した悠虎ゆうとのこころと身体が付いこれず、壊れてしまう可能性があったので我慢したのだ。

「良い子だ悠虎ゆうと…ほとんど入ったぞ……うん…良い子だな
 ほぉ~ら…もう一度深呼吸するんだ…良い子なら無茶なんてしないぞ」

 甘い口調でそう囁かれた悠虎ゆうとは、身体をそれ以上傷付けられまいと、素直に深呼吸をする。

 …………ペニスで無理やり拡げられた肛門……切れたのかな?痛い…………
 …………それに、異物感ってヤツ?…それでものすごく気持ち悪い…………

 …………けど、怒らせたら怖い…このまますられたら壊れそう…………
 …………痛いし気持ち悪い…こんなコトして楽しいのかな?…………

 …………ペニスを入れられる方だから、つらいだけなのかな?…………
 …………わかっている…コレが現実逃避だって…確かに強姦だけど…………

 …………抵抗していないコト考えたら…コレも和姦なのかなぁ?…………
 …………どうせ和姦なら、言葉も欲しいなぁ…嘘でも良いから…………

 同性にアナルセックスを強要されているという事実と、与えられるおぞましい痛みに、こころが暗く沈みそうになりながら、悠虎ゆうとは、更なる現実逃避の為に訴える。

「…はっ…くぅぅ…痛いよぉ……許してぇ…ねぇ…もう…ゆるしてぇ…
 そ…れが…ダメなら…好きって言葉…ちょうだい…ヴっ…くぅぅぅ~」

 思いもよらない悠虎ゆうとからの言葉に、欲望に意識を奪われていた彪煌あきらはハッとする。
 が、言葉を欲しがる悠虎ゆうとに、彪煌あきらは囁く。

「ふふふふ……可愛いな悠虎ゆうとは、そんなおねだりをしてくれるなんて
 悠虎ゆうとのこころが壊れないように、ごっこプレーをしようか

 今、悠虎ゆうとをレイプているのは、悠虎ゆうとの恋人だ
 今日は、初めてのレイプごっこをしているんだ

 さぁ~怒らないから、誰ならレイプされて我慢できる?
 こうやって、肛門にペニスを突っ込まれても許せるのは誰かな?」

 問われた内容に、悠虎ゆうとはビクンッと身体を震わせ、無意識に彪煌あきらのペニスを締め付ける。
 思いの外、ペニスという異物の挿入に抵抗しなかった悠虎ゆうとに、彪煌あきらは抱き締めて動きを封じていた両腕を解放し、甘い声でそう問いかけながら、ソッと自分を受け入れさせた肛門へと指を這わせる。












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