煉獄の中の溺愛

ブラックベリィ

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0038★楽しいのは俺だけだけどね*side彪煌*

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 彪煌あきらは、悠虎ゆうとの身体に触れながら、自分がいかに恋い焦がれているかを自覚する。
 触れてしまったからこそ、自分の中の悠虎ゆうとの位置が明確に確定したコトをしる。

 …………俺が、悠虎ゆうとを襲い、その身体を欲望のままにもてあそんだ男と知って…………
 …………嫌悪感と憎悪で、俺を拒絶したとしても…………

 …………どんなに悠虎ゆうとが俺を受け入れなくても…………
 …………俺は、悠虎ゆうとを手放せないだろう…………

 …………瑛煌えいきに言った通り、手間暇かけで、そのこころを堕とす…………
 …………そう、誰にも会えないように、悠虎ゆうとを閉じ込めて…………

 昏い欲望にこころを支配されながら、彪煌あきらは自分の手淫によって僅かとはいえ反応し始めた悠虎ゆうとに囁く。

悠虎ゆうと、男はね…ここをいじられると感じるもんなんだよ
 そんな生き物なんだ……だから、その反応は当然なんだよ

 ココをいじられて、気持ちが良かったでしょう」

 自分の手淫に感じて反応した悠虎ゆうとに、彪煌あきらは喉を鳴らして、反応したところを重点的にいじる。

 …………クスクス…ここが感じるのかい悠虎ゆうと…………
 …………本当に、二年間我慢したかいはあるね…………

 …………あの幼さが目立った華奢な身体もだいぶそだったしね…………
 …………それでも、手加減しないと抱き潰し決定だけどね…………

「……ン…ぅ…くぅぅ~…ゥン……ぅんんん……」

 …………ふふふふ……ちゃんと、愛撫する指に感じている…………
 …………髪を振り乱して、腰を振る姿はたまらない…………

 …………身体は快楽を快楽と受け取れるようになっている…………
 …………そして、悠虎ゆうとは気付いてないが、俺の手に馴染んでいる…………

 …………だから、それを言葉でもって、悠虎ゆうとに教えてあげよう…………
 …………これからするコトも、慣れればちゃんと気持ち良くなれるって…ね…………

「ほら、直腸壁をいじられて、ちゃんと感じるだろう
 悠虎ゆうとのペニスは素直だね…硬くなって来ているよ

 クックックッ…………本当に、可愛いな、悠虎ゆうと
 まだまだ時間はたっぷりあるから、一緒に楽しもうね」

 …………そう、時間をかけて慣らしさえすれば、快楽は得られる…………
 …………人間の身体は、ある程度成長すれば快楽を感じられるようになっている…………

 …………大概の男は、ただ女の胎に挿入いれて出すというコトしか知らない…………
 …………でも、男の身体であろうと、挿入いれられて愛撫されれば快楽を得られる…………

 …………ただ、それを突っ込む側と認識しているから、認められないだけでね…………
 …………本来、突っ込む側だと言うプライドが邪魔するんだろうね…………

 …………なら、そんなくだらないプライドはいらない…………
 …………粉々に砕いて、消し飛ばしてしまえばイイだけだ…………

 …………力の強い者上位者に従い、でられる立場だって教えてやれば良い…………
 …………従うコトで気持ち良くなれると、悠虎ゆうとに教えれば良い…………

「さて、もっと楽しいお遊びを始めようか
 ちゃんと悠虎ゆうとも楽しませてやるから
 そろそろ、俺も楽しませてもらうよ」

 …………まぁ~…異物を咥え込むコトは教えてあるけど…………
 …………それでも、俺のモノはまだ咥えたコトないからなぁ~…………

 …………最初に痛みと恐怖と異物感に啼くのはしょうがないよね…………
 …………処女の破瓜に、痛みは付き物だから…………

 …………《女》になる為の通過儀礼みたいなモノだからね…………
 …………だから、これからするコトは悠虎ゆうとにとっては辛いだけかもな…………

 …………楽しいし、気持ち良いのは俺だけだろうな…………
 …………それでも、お前が欲しい悠虎ゆうと…………

 …………クソッ…堪んねぇぇぇぜ…もう我慢できねぇー…………
 …………自分でも、良く今までもったって思うわ…………

 …………ちっと啼かせるコトになるなぁ…………
 …………まっ…める気なんてサラサラないけどな…………

 深まる欲情に、彪煌あきら悠虎ゆうとの身体を敷いた毛布の上に降ろして囁く。

「くすくす………ここは、悠虎ゆうとの為に用意した場所だよ
 ちゃんとシートを引いて、毛布も敷いてあるからね」

 …………本当なら、悠虎ゆうと専用に用意した部屋で…………
 …………柔らかいベッドでじっくり慣らして抱きたかった…………

 …………けど…自分が煮詰まってるの理解わかってたから…………
 …………我慢出来ねぇ…って思ってココ用意しといて良かった…………

 そんなコトを思いながら、彪煌あきら悠虎ゆうとを仰向けに寝かせて、その魔物に差し出される生け贄のように哀れな姿の悠虎ゆうとを見下ろし、ふっと嗤ってその身体に覆いかぶさる。

 …………ああ、早く悠虎ゆうとの中に挿入いれたい…………
 …………やっと、悠虎ゆうとを抱くコトが出来る…………

「取り敢えず、少しこの無垢な身体を楽しませてやるよ
 これからどんなコトするか、悠虎ゆうとの身体に教えてあげよう」

 そう囁いて、彪煌あきら悠虎ゆうとの怯えからギュッと揃えられている足の足首を掴み、強引に押し開いた。
 受け入れ態勢を取らせて、彪煌あきらの腕の中から逃げられないというコトを身体に教える。

「んんん……ううう……」

 …………ふふふふ…怯えている怯えている…可愛いね悠虎ゆうと…………
 …………俺の中のえたケダモノを誘ってくれる…………

 …………そんな風に髪を振り乱して、俺の腕の中でもがく様は…………
 …………ネコ科の…そう虎のような肉食獣に捕まった若鹿のようだな…………

 …………息の根を止められるその瞬間まで抵抗する若鹿…否、女鹿かな?…………
 …………そんなに腰を振ってくれるな…挿入いれたくなっちまう…………

「クックククク……良い眺めだぞ悠虎ゆうと、誘っているのか?
 まるで腰振りダンスを見ているようだ

 ほらほら、そんなに騒ぐなよ、我慢できなくなるだろう
 今度逃げたら、容赦しないからな……もし逃げたら、ここに…………」

 …………早く味わいたい悠虎ゆうとのアナルの内を…………
 …………いや、まだ駄目だ…まだ直腸ン中も綺麗にしてねぇ…………

 …………でも、味わいたい……少しだけ…指で味合せてくれ…………
 …………お前のアナルの味を楽しませてくれ悠虎ゆうと…………

「ここに、こうやって俺の怒張したモノを力付くで突っ込むぞ」

 …………そう、今すぐ…このままぶち犯したいくらいだ…………
 …………力尽くで、強引に俺の怒張したペニスを捩じ込みたい…………

 …………そう、こうやってアナルの中に俺のペニスを突っ込んで…………
 …………何度も何度も突き入れてやりたい…………

「……うぐぅぅぅ……んんんんんぅ……ぅぅぅぐっ…………」

 …………っ…堪ンねぇ~な…すげぇ~そそるぞ悠虎ゆうと…………
 …………ふふふふ……まだ、腸内洗浄を…浣腸してねぇ~からなぁ…………

 …………指が腸壁に付着している老廃物で汚れる…なんてこと………
 …………気にならないほど…お前のアナルは魅惑的だ悠虎ゆうと…………

 …………だけど、細いバイブと指たけの慣らしだからなぁ~…………
 …………どうやったって傷付くだろうなぁ…洗浄…ちゃんとしないと…………











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