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0032★油断大敵だな*side彪煌*
しおりを挟む彪煌は悠虎のペニスを弄ぶコトで上げる、後悔混じりの哀し気な声に刺激されてついつい囁きたく。
「ほらほら……そんな風に暴れるな…誘っているのか?
そんなに、ここに今すぐ俺のモノを突っ込まれたいのか?
そんなに、俺のモノを直ぐに咥えたいっていうなら
香油を塗っただけで、アナルに根元まで入れてやるぞ
ただし、ちゃんと慣らしてないから、かなり痛いだろうけどな」
…………まっ実際は、仮眠部屋で丹念に慣らしてはあるけどな…………
…………今は、恐怖心から、ガチガチんなってるからわからないだろうな…………
…………悠虎の蕾みは、キュッと窄まっているね…………
…………指先で蕾みを露出させようとしたら、更に窄まった…………
…………本当になんて可愛い反応をしてくれるのかな?…………
…………そんな反応されると、イジメてみたくなるよね…………
「ほら、ココ…この孔に男のモノを咥え込むんだよ
ココをめーいっぱい拡げてね」
囁きながら、彪煌は悠虎に声を上げさせる為に、蕾みの中心、その窪みへと中指の爪先を喰い込ませ、クイクイっと挿入れて行く。
途端に上がる、悠虎の愛らしい悲鳴に、彪煌は喉を鳴らして嗤う。
「……ひぅっ…ひぃぃー…いやっ…やめっ…いやだぁ~…止めてぇぇ……」
…………ふふふふ…時間と手間暇をかけて慣らしてあるからね…………
…………この程度のコトで直腸が傷付くコトは無いんだよ悠虎…………
…………自分のアナルが俺の指を平気で咥えているコトに何時気付くかな?…………
…………クスクス………でも、慣らし初めの頃のように、キツキツだね…………
…………ちょっとだけ、脅しを入れた方が良いかな?…………
…………視界は塞いでるから、ここは耳からの刺激が良いかな…………
…………クスクス…舌打ちして、頬を叩いてあげよう…………
…………ただし、軽くね…赤くならない程度のほぼ音だけで…………
「そんなに大声で騒ぐなよ……ったく、本当に初心で可愛いねぇ
たかが指を突っ込まれた程度でこんなに啼き叫ぶなんてね
でも、あまり啼き叫ばれるのも困るよね
誰かが、君の啼き声を聞いて、見に来たら大変だろう
君がね、伊槻悠虎君」
…………さぁ~…悠虎を襲っている男は名前を知っているよ…………
…………どんな反応を見せてくれるかな?怯える?諦める?…………
…………悠虎の反応が見たいね…………
…………最初から、悠虎を狙って言ったらどうするかな?…………
「ふふふ………名前を知ってるコトが不思議かな?
ククククッ………そう、キミが推察した通りだよ
最初から、キミだから狙ったんだよ」
…………それも、出会った時から…ね…………
…………二年前に集団リンチから救い出した時から惹かれていた…………
…………ここまであからさまに、肉欲を感じるとは流石に思わなかった…………
…………年下の同性に、欲情を覚えた時の衝撃は忘れられない…………
…………スーパー銭湯に行ったコト無いからっ行ってみたい…………
…………そう言った悠虎に付き合って…………
…………スーパー銭湯に行った時のコトを今でも時たま思い出す…………
…………俺達の前で無防備に全裸を晒した悠虎を見た時…………
…………下腹へと走った強烈な欲望を思い出すな…………
…………あの時…悠虎を抱いてみたいと思った…………
その時の強烈な欲望を思い出し、彪煌は悠虎の耳朶のすぐ下の柔らかい首筋を唇でハミハミして、その耳孔に思いのたけを囁く。
「ずっと……味わってみたいと思っていたんだ、キミの身体」
…………そう…何度我慢できずに、昏倒している悠虎に…………
…………無理やり挿入ちまえって思ったコトか…………
「……やだっ………イ…ヤ…ダ………」
…………ああ堪らない…この怯えが…俺の中のケダモノを呼ぶ…………
…………本当に、もう我慢が出来そうにないな…………
「啼き声も聞きたいけど、ここでは流石に響くからね
今度、たっぷりと聞かせてもらうよ
それに、舌でも咬まれたらたまんねぇーからな
残念だけと、口も封じさせてもらうよ」
…………これ以上悠虎の啼き声を聞いていたら…………
…………慣らさないで突っ込んじまいそうだ…………
…………おっと…くそっ…すげぇー暴れやがる……って…………
…………おいおいマジかよ………その姿で逃げるか…………
…………つーか、あぶねぇーつーの…目隠しをしてんだぞ…………
…………両腕縛られて全裸で…足場の悪い場所に飛び出すか…………
…………ちっと…おっ詰めすぎたか?…あっぶねぇ~…………
…………とは言え、一応怒った方が良いかな?…………
…………予測済みの行動とは言えないからな…………
…………悠虎に余分な怪我されたくないしな…………
…………取り敢えず、言葉で脅して、行動力を奪うかな……………
…………体力はかなりあるけど、武道の心得が無いのは助かるな…………
…………自分が、俺から逃げられないコトを知らしめてやらないとね…………
…………ここは、痛みも必要だよね……ってコトで鳩尾に一発かな…………
「…グゥ……」
…………ふふふふ…呻く姿も可愛いね悠虎…………
…………こんな場所で、逃げるからそうなるんだよ…………
「無駄な抵抗を………お前を逃がす気は無い……
抵抗すれば、それだけ辛い目にあうぞ、悠虎
素直に、俺に脚を開いて抱かれろよ………
良い子にしているなら、ちゃんと可愛がってやる」
…………この後、たっぷりと俺を満足させてもらう為には…………
…………あんまり暴力を振るえないんだよねぇ~…………
…………セックス…それもアナルセックスは体力いるからね…………
…………特に受け入れる立場の者の体力は、ゴッソリ削られるからね…………
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