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熱中症で会社を休むしかありませんでした

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 ここ数日、岩手県のお盆過ぎとは思えない高温に、とうとう私も熱中症になって仕事を休んでしまいました。

 高温多発の千葉県出身なのに………とは言え、元住んでいた千葉県白井市の状態を考えれば、引っ越し先の一関市はとても天国ですけどね。
 5月の連休前からクーラー必須で『電気代がぁ~………』と叫び、運が悪いと夏場に数回電気が落ちるコトなんて無いですからね。

 それに、大半の方達は、とても親切ですし…………ただ、一部にものすごぉ~い悪意の塊のような者が居るのも確かです。
 そして、こちらに引っ越して来て思ったのは、細い人が多いコトでした。

 太っている人はごく稀です。


 ちなみに、引っ越して来た当初は、デューは普通でしたが、ラズは見事に小太りでした。

 が、就職も決まっていたし、すぐに夜勤の仕事に入って、年末には履いていたズボンが、ベルトで抑えるのはちょっと………。
 痩せたんで、サスペンダーを買って使ってました。

 派遣先から支給された作業着なので、簡単に替えが欲しいとは言えなくて………。

 年末で一旦、派遣先のお仕事が満期により終了しました。

 山の上というコトと、雪に慣れていないコト、そして、近所さんから聞いた話しから、雪が降る1月~2月は就職を見合わせました。

 ただ、暖冬だったので、実際には2月の半ばから雪は大丈夫そうだと思い、お世話になった派遣先に連絡して仕事の斡旋を頼みました。

 まだその頃は、コロコロもほとんど噂にもならない状態だったのですが、なかなか条件(賃金の都合上、夜勤を希望したんですが、女性の募集はほとんどありませんでした)の合う仕事が無く、日勤(月のお給料が、夜勤の時の半分くらい)が数件………。

 それでも受けに行ってみましたが、同時に男性が受けて、面接の人は男性にばかり質問し、女性である私にはおざなりな問いかけしかありませんでした。
 そして、男性を雇用し、私の所属していた派遣会社には『おしゃべりそうだったから雇用しなかった』と、言ったそうです。

 就業時間や残業についてを、普通に質問しただけなんですけどね。 
 最初から、男性しか雇うつもりは無かったようです。

 それから10日ほどして、派遣会社さんが新しい雇用先を紹介してくれたところに、面接に行きました。
 夜勤もあり、良い手ごたえで、就職寸前まで行ったのですが、本社から派遣されて来た人が来たんで、スミマセンという回答が………ちょっと、ココロ折れました。

 また10日くらいして、紹介された会社は、最初は夜勤と言っていたのに、中勤でという話しに変わり、あげくが1ミリ四方くらいのハンダ付けができないと………試験もありで、乱視持ちのラズは目の使い過ぎで頭痛になり、諦めました。
 しかも、ハンダ付けができなかったら普通の組み立てがあると言っていたのに、自己都合で退職してくれと言われました。

 それでも、ミニヤギ達の牧草代と生活費の為に就職するしかなく、奔走しました。

 来てから、最初の4か月(夜勤プラス残業代)でかなり稼いでのですが『あの千葉県』と言われる場所から来たので、ほぼ着の身着のまま、千葉県での貯金は一関市の土地家屋購入費と動物達の移動費でほぼ消えてました。
 そして、4か月分のお給料の内、まるっとひと月分は、不動産取得による移転登記代として司法書士さんへと飛んで行きました。

 現在の日勤での月給の2倍以上ですよ………もう、支払う時、心の中では盛大に涙目でしたよ。
 ああ、これで少しは楽できると思ったのに………と。
 ラズが思っていたより、土地家屋の評価額が高かったようです。

 そして、流石に岩手県まで運ばれるだけあって、ヤギ達の輸入牧草はほぼ倍額に………。
 電気代も1万円前後、多い時にはプラス5千円くらい………いや、千葉県で甘やかしたセイか、ミニヤギ達は暗いのが嫌いなんですよ。

 明かりが無いと、ものすごぉ~く切なげに鳴くんですよ。
 電気代が地味に痛かった。

 そして、2台のスマホ代もかなり痛い………とは言っても、千葉県と違いすぐに連絡が付く方法が無い為、これも削りようがない。
 家電話は入れてない無いので、1台はデザリング代も込みで………『ああ諭吉さんが飛んで行く』です。

 そこに追い打ちをかけるように、車の車検が………車検を受けに行ったら、あちこちガタガタですよ………と。
 そして、直すのに必要な金額として提示された金額は、別の軽車が買えちゃうぐらいでした。

 『ゴメンネ、在庫セール終わったあとだから、今出せるのこの車ぐらいしかない』と言って、1台のスズキの軽車を出してくれました。
 はい、その場でお店の人が、比較的安価で提示してくれた軽車を買いました。

 まだ派遣期間中でしたし、車検が切れる数日前でしたから、即買いしました。
 痛い出費ですが、買わないという選択肢はありませんでした。

 お陰で、余裕のあるはずだった資金はあっという間に底をつきました。

 その上で就職はなかなか決まらず、やっと就職したところはものすごぉ~いところでした。
 なんせ、リアルで女性社員からの派遣イジメに合いましたから………。

 それでも、やっと就職したのだから………と。
 夜勤も3交代である言われて入ったんですが、すべて日勤でした。
 頑張ったんですけど、女性社員に滅茶苦茶いびられまくって、辞めるまでのたったのひと月半で15キロ以上太りました。

 現在も、新陳代謝が悪いまま、体重は一進一退です。
 作業着のズボンが、サスペンダーが必要な程痩せたのに………。

 爪はボロボロになり、欠けまくって深爪状態より抉れていました。
 そして気付けば月のモノも止まっていました。

 勿論、そういう時にかならずと言ってなる不眠症にも陥ってました。
 市役所の農地法のコトをちゃんと教えてくれなかった担当さんの言動のセイで、不眠症気味にはなっていたのですが、ガッツリと不眠症になってしまいました。

 疲れ切っているのに、眠いのに眠れないというヤツです。
 起きていれば、お腹がどうしても空くので、胃が痛くなるコトもあって何か食べてしまうという日常になってしまいました。

 あげくに、暗黙のルールだとか言って、ラズの勤怠表を覗いて『なんで残業書いてるの?』と言い。
 『こんなコトで残業を付けるなって、私言ったよね』から『就職してからひと月は、残業しても書いちゃいけないルール聞いてなかったの?説明されたでしょっ』と、さも当然のように言われました。

 そんな話し、面接時に一言も聞いてませんし、それはサービス残業で、強要するモノじゃないと思いつつ『そんな説明受けてません』といったら『じゃ、今日からひと月残業つけないでよね、ここはそういうルールがあるんだから』と、パワハラされました。

 ちなみに、入社時から食堂での席は既に決まっていて、そのパワハラしまくる女性社員の前でした。
 挨拶しても挨拶しない人だなぁ…とは思っていましたが、いざ仕事を教わるコトになったら………。

 ちなみに仕事は、自動機という機械での作業でした。
 その意地悪でパワハラしてくる社員の女性は、作業説明は時間にしてほんの30分もなかったりします。

 目の前で数回、自動機という機械での作業をして見せて、少しの練習の後、ラズの作業(ラズは数回見れば大体作業を覚えられます。特別なコトではなく、関東での派遣時代に見て覚えるが基本だったので、メモをとるなんて以ての外……で、メモとらせてもらえませんでしたから)を見ていたが、いつの間にかいなくなっていました。

 ちなみに、その人は自分が残業したいが為に、仕事の終わった後の片付けの仕方の説明は一切してくれませんでした。
 しょうがなく、他の派遣社員さんとかに聞いて、教わりました。

 そして、そのパワハラをする社員の女性は、他の社員には、ちゃんと教えたと言っていたそうです。
 余談ですが、男性社員に声を掛ける時は、かなり昔に流行ったぶりっ娘状態で、ラズや他の派遣社員に話しかける時より確実にワントーンは高い声で話しかけていました。

 ちなみに、ラズに話しかける時は、低いドスの効いた声で、常に上から目線の命令口調でした。
 それも、見るからに仕方がなさそうに、必要最低限の指示か、ストレス発散の為?の罵詈雑言だけでした。

 日に日にあたりは強くなり、挙句に、ミニヤギを飼っている話しを他の仲良くなった人と話しているのを聞いて、部品に毛が付いていると騒ぎ、ひとりだけエアー噴射を受けたり、暑い場所なのに、1枚精密室で着るような長袖の長い裾の上着をひとりだけ着せられました。

 そう言うコトを言われない為に、制服は別部屋に置き、粘着テープのコロコロで全身をコロコロしてから出勤していたんですけどね。


 どうみても、ソレはラズの飼っている動物と違う毛だと思うのに、ラズから落ちていると断定し『アンタから落ちている』と言い募りました。

 果てには、休日前の片付け時に自分がその後残業するからと言っていたのに、作業場をそのままにして『アンタが片付けて行かなかったから…………』と、どう見てもラズがしたと思えない状態を指さして口汚く罵られました。

 普通、もしそんな状態だったら、ちゃんと片付けて、部品とかが不良にならないようにして、片づけていなかったコトを指摘するモノだと思うのですが………。

 放置ですよ、それどころか、やっていないコト(部品を入れている箱や蓋がへんなところに置いてある)まで、ラズがやったコトにして声高に責めました。

 他にも、わりと仲良くしてくれる他の派遣社員さんから『あなたのコト、もの凄く酷い人って他の社員さんに言いふらしているよ』と教えられました。
 それでも、ラズも生活がありますから、どんな理不尽も我慢しました。

 そしたら、自分から辞めないなら………と。

 マジでどこの悪役令嬢(それも、まさに嵌められたタイプの悪役ではなく、正真正銘の意地悪と人を人とも思わない悪人タイプ)という感じで、突然仕事中に、多くの派遣社員がいる中で、腰に手を当て、ラズを指さして『アンタ、この会社に居られないからねっ、すぐにクビだよっ』と言われました。

 流石に、派遣会社に入り色々と仕事をして来ましたが、ここまで悪辣なタイプは初めて会いました。
 お陰で、ものすごぉ~い代謝も悪くなり、まさに強烈なストレスによってデブリました。

 言うなれば、今のラズの身体は米俵をずっと背負っている状態です。

 そして、引っ越して来てからしばらくして気付いたコトなのですが、山の頂上付近に住んでいる為、気圧の影響も受けていたようです。
 たかが200メートルされど200メートルですよ、ほんとに………。

 家の周り、ちょっと離れた畑(実際には20年~30年放置されたもはや雑木林一歩手前)にエンジン刈り払い機を持って歩いて行くだけでゼイゼイしてました。
 ちなみに畑?との高低差は軽く10メートルくらいです。

 ずっと山上の高地にいるデューはそこまで影響はなかったようですが、どうしても仕事の都合上1日の半分を低地で過ごすラズは、休日になると何故かぶっ倒れていました。
 身体が環境に慣れていないようです。

 ※みなさんも、別の地に引っ越す時は、土地の高低差も気にしたほうが良いですよ。


 それはさておき、パワハラする意地悪な女性社員の言った通り、派遣会社の担当さんから『会社から辞めて欲しいと、連絡を受けた』と言われて辞めるコトになりました。
 勿論、どうせ辞めさせられるならと、今までされたコトは、ちゃんと派遣会社に報告しました。

 今までも、新しく人を入れても、何故か直ぐに辞めるというコトがたびたびありましたが、そうゆう理由ですかと、派遣会社の担当さんは納得していました。

 一応、派遣会社からウチの派遣社員がこういうイジメに合いましたと報告したようですが、会社側は、そのパワハラ女性社員を庇ってか?、そんなイジメなどの事実はないと突っぱねたそうです。

 ただ、その後、後日、工場長が謝っていたと聞きました。
 一部の人は真実を認識しているようです。

 部署の班長さんに『今日の体調はどう? 大丈夫?』とよく聞かれました。
 コロコロのセイで体調を聞かれていると思っていたのですが、よくよく観察していると、ラズにだけ体調大丈夫と声をかけていたので、アレこれってもしかしてイジメ認識してる?と最後の方に思いました。

 ただ、班長さんではあったのですが、仕事中の事故により、ちょっと身体障害を持ってしまった為、自分は馬鹿にされているから、強く言えないというようなコトをいってました。

 ラズが辞める数日前に入った人も、ラズが辞めてから、すぐに辞めたと、そこでライン交換した方から連絡ありました。
 ついでにコロコロの影響で、人員整理から時間短縮などが始まって、ラズをパワハラした女性社員が自宅待機になったと聞きました。

 ちなみに、イジメをしていたのをみんな見ていたので、今度は逆にそのパワハラした女性社員が自宅待機になるまでの間、イジメを受けていたそうです。
 因果応報というものでしょうね。

 そして、そういう時に出るのが人間の本性というモノなのでしょうね。
 男性社員などから、セクハラされてツライという話しも聞きました。

 イジメを見過ごす、見ないフリをするなど、人間性を歪ませる行為をしていた分、コロコロというストレスにより、他の人で自分のストレス発散をしようとなるようです。

 ともあれ、派遣会社さんが、新しい仕事場を斡旋してくれまして………楽しく働いていたのですが………。
 予定より減産が酷く、10月いっぱいまで、生産が増えれば、更に延長と言っていた話しが消えて、今月いっぱいというコトで派遣切りになります。

 ちなみに、担当さんが新しく変わったコトによる弊害も受けました。

 朝起きたら、熱中症で眩暈はするわ、頭はズキズキするわで、あと数日しか働きに行けないのに…………と思いつつ、お休みさせてもらう旨を伝えました。

 急激に太ったコトによる負担にジワジワと体力を削られる中、ここ最近の岩手県とは思えない連続の高温から、熱中症から派生した脱水症状による筋肉の微妙な痙攣があり、スポーツ飲料を飲み安静にしていました。
 夕方、食料と子ヤギ達の牛乳を買いに、下のお店に買い物に出た頃、派遣会社の担当さんから体調確認と仕事についての話しがありました。

 が、前任者(女性で寿退社したので)との引き継ぎがちゃんとされていなかったようで、乱視による目の負担で別の部署にして欲しいと言ったら『自己都合で辞めてくれ』と言った会社と、ラズをイジメまくったパワハラ女性社員の居る、イジメを認めなかった会社が提示されました。

 マジ、ありえないでしょ~っと心の中で叫びましだが、まだ頭に鈍痛も残っている状態で『担当さん変わったばかりだし』と、自分を宥めて、どちらの会社も無理だというコトを告げました。
 両方の会社であったコトを言って………。

 しかも、目が痛くて無理って言った自己都合退社してくれっと行った会社は例によって『夜勤あるよぉ~』という触れ込みでした。
 が、ハンダ付けがあるなら無理ですと言って断りました。

 最初に入った時、一緒に入った他の派遣さんに聞いたら『ハンダ付けあるって言ってなかったのに』と言っていましたから………。
 『夜勤あるよぉ~』は、俗に言う、釣りですね………。


 もう一社はどうやっても、そこでのイジメが思い起こされて無理でした。

 極度のストレスよって、一度ものすごく壊れた体調(新陳代謝が滅茶苦茶悪い)はなかなか治らず、日常生活にそれほど支障はない(普通に仕事ができる程度には)ものの、不眠症は進んだまま治らず、非常に身体が疲れやすく、非常に痩せにくい体質へと変質してしまった為………どうやったって、無理です。

 しかし、まさかその2社が新しい職場にどうかと提示されるとは…………。
 そう思う反面、そういう会社だからこそ、こんな時期なのに人が足らないってコトになったのでしょう。

 ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)は、ちゃんとして欲しいと思った今日………というか、昨日でした。

 お陰で、メッチャ疲れているのに、眠れません。
 気持ちとしては睡眠を欲しているのに、寝れないんですよ。
 その結果として、起きている=活動しているというコトで、ものすごくお腹がすくんです。

 だからと言って、太るのはしょうがないと思って、空腹を満たす為に食べ物を食べて………が、今はできないんですよ。

 夏バテによる胃弱が出て、思うように食べられないんです。
 体調が悪くなれば、消化不良で嘔吐が待ってますから………。

 それでも、体重は下手すると増えて行くという怖い事実。 
 代謝機能がおかしくなっているのでしょうね。

 だからと言って、医者にかかるのにも病院でコロコロを拾う危険が付きまとい、行けないんですよ。
 あげく、懇意にしているご近所さんからの話しによると、新規の患者は受け付けないそうです。

 本来なら診察してからしか薬とか処方されないのに、薬だけと短時間で受診無しで待合室にいる時間を減らすということが起こっているそうです。
 他に、ちょっと手に怪我したんだけど………と連絡したら、来て欲しくなさそうに診察は………と言われたそうです。

 持病で通院しているコトをつげたら『じぁ、来ても良いですよ』と言われたそうです。
 実質、ご新規さんは診察拒否ですよ。

 まぁ、病気を拾う確率のほうが高いので、行きませんがね。
 食料の確保とヤギや鶏、猫のエサを買うコト以外では出かけないようにしてます。

 目指せ週一回の買い物ですよ。
 実際には、バテバテなのでスーパーでお弁当購入しての買い食いが増えてます。

 みなさんも、お気を付け下さい。

 過大なストレスは、代謝異常やホルモン異常などを併発しますので………。
 まだ、夏は過ぎ去らなそうなので、体調管理してご自愛ください。 


とても、今更なのですが、こうして書き連ねると随分なコトされて来たなぁと思います。
書きたいことの10分の1も書けて無くてこれだけ有りますからね。
人のふり見て我がふり直せと思います。







 













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