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0110★蒼珠の恐怖(◆R15‥BL表現あり 苦手な方はスルーお願いします◆)

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 恐怖に竦みあがって、自分の名を呼ぶ蒼珠に、朱螺は秘華の窄まりに押し当てた自身を引き、指の腹で淫猥に撫でまわしながら言う。

 『怯えることなどなかろう お前は 我のモノだ‥‥‥
 我に従い 我のすべてを受け入れよ さすれば‥‥‥

 蒼珠を 極上の快楽に導いてくれよう‥‥
 そら‥もっと ここを緩めるのだ 聖樹』

 朱螺は自分の命令に応えた、蒼珠の綻び始めた肛門の感触を楽しむように、中指の腹で緩んだ窄まりを淫猥に撫でながら、再度の命令で口を自分から開かせる。

 「しゅらぁっ‥こわいよ‥おれ‥を‥‥ひっ‥‥‥
 やめてっ‥くれ‥‥からだを‥あ‥やつらないで‥‥

 ‥くぅン‥‥っあ‥‥たすけてぇぇ‥‥いやだよぉ‥‥
 いやだぁぁ‥しゅらぁぁぁ‥‥ぃやぁぁぁぁ‥‥」

 キュッと引き締まっていた括約筋が緩み、ジリジリと蕾みが綻び始める。
 最後の砦である蕾みの花弁を綻ばせ、蜜を求める昆虫を誘惑するかのように、朱螺の指を花園の最奥に眠る、華芯へと誘う。

 『クックククク‥‥‥良い子だ 聖樹
 我を 其方の無垢な花園の奥へ誘ってくれるか‥‥‥
 どれ その招待に‥招かれようぞ‥‥‥』

 そう言いながら、朱螺は蒼珠の肛門の感触を楽しんでいた中指を、窄まりの中心へと沈め、ズブリと根元まで挿入した。
 1番指の中で長い中指を根元まで挿入された蒼珠は、受け入れがたい恐怖に抵抗し、ビクンと躯を突っ張らかせて、銜え込まされた中指を拒絶する。

 「‥っ‥ひぃぃぃ‥‥ぅあぁぁぁ‥‥ぃやだぁぁっ‥‥
 たすけてっ‥‥ゆるしてっ‥‥しゅらぁ‥‥‥‥」

 朱螺の中指が深く侵入したことで、蒼珠は畏怖と怖じ気を味わい、啼きながら無意識に銜え込まされた指をきゅうきゅうに締めあげる。
 それが、また朱螺を喜ばせる。

 『良い締め付けだぞ 聖樹 くっくくくく‥‥‥
 ここに 銜え込まれたら さぞ気持ち良いだろう

 この甘露のような《情波》‥‥‥たまらんなぁ‥‥‥
 こたえられないほど‥濃厚だな』

 その蒼珠、いや聖樹として、その恐怖に啼き叫んだ瞬間に放った強烈な《情波》に、朱螺は陶然とした表情を浮かべる。
 深い《情波》を味わい、更なる《情波》を搾り出そうと、朱螺は、再度、本当の名である聖樹の名を呼んで命令する。

 『聖樹 そう我の指を キュウキュウに締め付けるな
 我の我慢がきかなくなるぞ そら我を受け入れる為に

 ここを緩め 口を拓くのだ 聖樹 我が命に従い‥‥
 我のモノとなれ 聖樹』

 強く本来の名を重ねて呼ばれ、蒼珠の躯は再び朱螺の中指を深くまで受け入れたまま、その口を綻ばせ、甘咬みするようにヒクヒクと戦慄くように開閉する。

 その間も、朱螺は蒼珠の直腸壁の感触を楽しむように、ユルユルと指の腹で撫で回す。
 素直に口を緩めて、自分の中指を軽く締め付ける感触に、嗤った朱螺はギリギリまで指を抜き、人差し指を添えて、そのまま根元まで2本の指を根元まで蕾みの華芯へと沈めた。
 体積と圧迫感が増えた瞬間、蒼珠はびくぅ~んと震わせ、啼き叫ぶ。

 「‥ひぃ‥‥ぃやぁぁぁぁぁぁぁ‥‥あぁぁ‥‥」

 おぞましい異物感を味わい、蒼珠が啼き叫んだ時には、直腸壁や腸粘膜を護る防衛策としてある生理機能が反応していた。

 乾いた異物の侵入から、直腸壁と粘膜を防護する為に、大慌てで、粘膜の表面に大量の粘液を滲ませたのだ。

 朱螺は、蒼珠の肛門に挿入した2本の指がジンワリと生暖かく濡れる感触を感じて、ニヤリとした嗤いを浮かべながら、直腸壁を撫で回す。

 2本の指を深く銜え込んだ直腸の中を掻き交ぜると、グチョッグチョッという淫猥な濡れた音が微かに響く。

 腸壁をまさぐられて、背筋に走る怖じ気と、慣れない場所からの慣れないおぞましい感触に、無意識に首を振る。
 それでもなお、蒼珠は朱螺に縋るように助けを請う。

 「しゅ‥らぁ‥助け‥て‥‥‥いま‥は‥怖い‥‥
 俺を‥ゆるし‥て‥アウッ‥お願い‥だからぁ‥‥
 今日は‥勘弁してくれっ‥怖いよ‥‥助けてぇ‥‥‥」

 蒼珠の請いに、朱螺は無情に嗤いながら、蒼珠の肛門に沈めた2本の指を鉤型に曲けて、内側から窄まりを撫で、その括約筋の伸縮と張りを楽しむ。

 『其方は 本当に良く啼くな 耳に心地よいぞ
 放つ《情波》も美味だ たっぷりと‥‥
 声が嗄れ果てるまで‥快感に啼かせてやろうぞ‥‥‥』

 愉悦感に浸り切った声音で、朱螺は挿入した2本の指をズルリと抜き出し、指に纏わり付いて来た粘液をぺロリと舐めて呟く。

 『ほぉ~‥ これは‥美味いな‥‥』

 朱螺は、蒼珠が分泌した粘液をじかに舌先で味わったあと、指に付着した粘液が、そのまま自分の体内へと皮膚から吸収されるのを見詰める。

 すべての粘液が綺麗に吸収され、指がさらりとしたところで、朱螺は自分の命令に従い、緩く綻んで口を開いた蒼珠の窄まりの中心に、怒張した男根の亀頭をクイッとあてがった。

 今度こそ、蒼珠の躯の奥深くをじっくりと味わう為に‥‥‥‥。
 朱螺の怒張した男根が、直腸内に潜り込もうと、蒼珠の半開きになっている肛門を圧迫する。

 筋肉で構成される肛門の輪を、ためらうことなく強引に割り拓く力を受けて、躯をビクンとさせた蒼珠は、氷柱を呑み込んだように腹腔が冷えて行くのを感じた。

 「‥‥くぅ‥‥‥アッ‥しゅら‥‥こわい‥‥‥
 なにか‥が‥おそろしい‥侵入して‥くる‥‥ひっ‥‥

 ジワジワと‥おれの‥心‥‥おくふかく‥まで‥‥‥
 やめっ‥‥くらい‥モノ‥が‥‥ぃやだぁぁぁ‥‥‥」

 躯の内側から、ジワジワと恐怖と言う名の暗黒が蒼珠の精神を侵食し始める。
 自分を包み込む威圧感に脅えながら‥‥‥‥。
 それでも、今までの朱螺を信じて、蒼珠は最後の望みをかけて、今一度、戦慄く唇から精一杯の懇願する。

 「しゅ‥ら‥ゆるしてっ‥お願い‥‥怖いよ‥‥
 朱螺‥助けて‥‥許してぇ‥‥ひぃ‥‥やだぁ‥‥」

 既に、朱螺がその気で力を入れれば、間違いなく蒼珠の肛門を拓くことなど容易いほど、秘華の蕾みは純粋に、力のみで拓かれ始めていた。

 まさに、強姦‥‥という言葉が相応しい状況に、蒼珠の精神が、朱螺に力で躯を拓かれる恐怖に、悲鳴を上げる。

 愛撫で自然に緊張が緩み、蕾みが綻ぶほどの快楽を躯に与えられた状態で、蒼珠が朱螺を受け入れる覚悟の出来ている状態ならば、何の支障もないことなのだが‥‥‥。

 いかにせん、今の朱螺には、蒼珠をいたわるという言葉は存在していなかった。




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