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0035★香木の淫煙(◆R18・BL表現あり 苦手な方はスルーお願いします◆)

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 明宏の香木を使った淫らな悪戯の間に、限界寸前まで怒張し、達する時を、今か今かと待ちわびていた聖樹のモノはかなり萎えてしまっていた。

 深く挿入された香木バイブに対する嫌悪感と、腸内に充満した淫煙に腸壁を灸られて、侵食されることによる苦痛によって‥‥‥‥。

 だが、しかし、明宏が言ったように、ほんの数分で聖樹のモノは手を触れられることもないまま、再び限界まで怒張した。
 そう、明宏の手のひらに刺激されたわけでもないのに、勝手に萎えたモノは怒張してビクンビクンっ大きくと震える。
 そして、明宏の指によって根元を戒められていないので、聖樹のモノはその意思に関係なくあっという間に、射精していた。

 ‥っ‥‥ぁぁぁぁぁぁぁん‥‥‥はぁはぁ‥‥あっ‥‥‥あぁぁぁ‥

 何度も絶頂直前で射精を阻まれたあとに、ようやく訪れた、射精と言う名の解放感に、聖樹は瞳を涙で潤ませながら、陶然とした表情を明宏に見せる。

 「くすくす‥‥‥イイ顔をしている‥気持ち良いだろう‥‥聖樹‥‥
 そのまま、素直に快楽に浸りなさい‥‥‥」

 聖樹の表情と姿をしばし堪能した明宏は、更なる調教のために、聖樹の肛門に銜え込ませ香木バイブの抽挿を繰り返した。

 「ほら‥こうすると、もっと良くなれる」

 聖樹は、銜えさせられた香木バイブの抽挿に反応して、発情期のオス犬のように腰をガクガクさせて、何度も何度も射精した。
 そのたびに、腰に蕩けるような甘い痺れが走り、聖樹は恥も外聞もなく、浅ましく腰を振って射精を繰り返す。

 くぅぅぅぅ‥‥ぁうぁぁぁぁぁん‥‥‥やっ‥‥あぁぁぁぁ‥‥
 た‥ま‥ンねぇ~‥‥いやだっ‥ぁぁん‥‥やだっ‥‥‥

 だが、聖樹の陰嚢や精巣すべてから精液を吐き出されても、その絶頂感はぜんぜん止まらなかった。
 それが、この香木の淫煙の効果だった。

 他人、それも年上の同性に組み敷かれ、鎖でべットに繋がれたうえで、肛門にモノを挿入されて直腸を嬲られるという。
 味わったことのないような屈辱感と、おぞましい感触に、始めは抵抗していた聖樹だったが、嫌悪感の中に潜む快楽に縋り、とうとう溺れてしまった。

 肛門にモノを銜えたままの射精を何度も味わった聖樹は、その行為が快感であると躯に刷り込まれる。

 ああ‥イイ‥気持ち悪いはずなのに‥イイ‥たまんねぇ‥‥‥ああん‥‥
 くそっ‥‥‥肛門に‥‥んぁぁぁ‥モノを入れられるのがイイなんて‥‥‥
 ‥‥でも、気持ちイイ‥‥‥‥‥ああ‥厭なのに‥イイ‥‥
 腰の奥から‥‥とろけちまう‥‥くそっ‥‥こんなの‥いやだぁぁ

 明宏は、聖樹の香木を銜え込んだ肛門の状態を観察しながら、聖樹本人の意識を落とさせないように気を付けて、香木バイブで直腸を嬲り続けた。

 「聖樹、それがイイというモノだよ‥‥気持ちよくてしょうがないだろう‥‥
 こうやって、私が香木を抽挿すると‥‥‥‥クックククク‥‥‥‥
 可愛いねぇ~‥‥‥まるで、発情期のオス犬のようだよ、聖樹」

 炎で灸られ、淫煙を吐き出した香木は、灸られた余韻により表面に催淫効果の強い樹液が更に滲みだしていた。
 それを丹念に直腸に擦りつけられた聖樹は、香木をうごめかされるのにあわせて、卑猥なダンスでも踊るように腰をゆすっていた。

 ‥‥‥はぁはぁ‥‥もっ‥‥‥で‥ねぇ‥‥むりっ‥‥あぁぁぁン‥‥‥‥
 やだっ‥‥くぅぅぅ‥‥やめっ‥ぁうぁぁぁ‥‥‥たす‥け‥‥‥
 ‥ひぃぃぃぃん‥‥‥ゆるしてっっ‥‥‥もぉ‥やだぁぁぁぁ‥‥‥‥
 
 何度も何度も、吐き出すモノがなくなるまで射精させられた聖樹が苦しけに喘ぐ。
 あまりの苦しさに、哀願の瞳で、自分の肛門を嬲る明宏を見上げる。

 た‥す‥けて‥‥も‥‥‥ゆ‥るしてっっっ‥‥やだぁぁ‥ンあぁぁ‥

 聖樹が縋るように涙目で訴えても、明宏は香木バイブの抽挿を繰り返し、無情に銜えさせ続けた。

 まだ、聖樹への性奴調教は始まったばかりなのだ。

 かなり息も絶え絶え状態になったところで、香木の抽挿をゆっくりとさせて、甘く優しい声音で言う。

 「基本的な、躾けが終わるまでは、かならず最初にコレをするからね。
 聖樹は、初心者だから‥‥本当の快楽というモノを知らないからねぇ‥‥
 くすくす‥‥‥何がイイか、躯で覚えないとね。

 聖樹が良い子で、私の命令に奴隷として従順に従うならば
 射精できなくなったら、やめてあげるよ。

 クックククク‥‥‥‥射精出来ないままでイクのはつらいだろう、聖樹」

 明宏のセリフに、聖樹は口惜しさと無力感にガックリとうなだれて啼く。

 クソッ‥‥だから‥‥‥射精できなくなったのに‥‥‥
 やめて‥‥くれなかったのか‥‥‥‥ 

 明宏は、そう無情に言いながらも、躯を振るわせるだけになってしまった聖樹の肛門から、香木バイブをあっさりと抜き取る。

 あうっ‥‥抜かれたのか? ‥‥‥‥お‥わった‥のか‥‥‥‥‥
 ‥ひぃぃん‥‥‥やっ‥もう‥いやだぁぁぁぁぁ‥‥ぁあぁぁぁ‥

 明宏に指や舌、淫具等で散々肛門をいじりまわされ、長々と嬲られ続けた聖樹は、口惜しさと羞恥心に嗚咽を漏らす。
 が、自殺防止用に猿轡を嵌められている上に、手足の自由を奪われているので、どんなにおぞましいことをされても、抵抗一つすることが出釆なかった。

 ただ欲望のおもむくまま、強引に肛門性交という行為を強いられたなら、屈辱感や嫌悪感はあっても、こんなに口惜しさや羞恥心を煽られることはなかっただろう。
 だが、明宏という男は、同性に限りない恥辱感と屈辱感を与え、辛辣を舐めさせるということを、殊更に好む男だった。

 そう、明宏にとってのセックスとは、自分の怒張したモノで、他者の生殖器官や排泄器官を犯し、嬲るコトであった。
 なぜなら、普通の男女間の生殖行為だけでは、明宏は本当の快楽を得られないためだった。

 だから、少年、それも〈男〉を意識し始める年頃の、一番多感な時期にある者を、力で犯し嬲ることこそが、彼の喜びであった。
 二度と消えない烙印をその躯に捺し、精神までをも侵し貶めることが、明宏の快楽なのだ。

 だから、恥辱心や屈辱感を煽るために、同性の男に対しての肛門性交を好むのであって、たんなる性交渉では、たいした快楽を得られないのだ。
 明宏は、自分が与える恥辱行為に対して、相手が屈辱に慟哭し、差恥から噎び泣く姿に愉悦感と深い快楽を感じるのだ。

 相手の肉体を玩具で犯し、屈辱的な環境で、背徳の快楽を与えることで精神を侵し、啼かせることが明宏の最大の娯楽であり、快感であった。
 明宏は、聖樹の肛門に怒張した自分のモノを挿入し、躯を犯すことを最終目的としているわけではないので、幾らでも犯すことなく淫虐の限りがつくせるのだ。

 他人のプライドを踏み躙り、笑みを口端に浮かべて愉悦に浸る明宏の姿は、なまじ容姿端麗なだけに、無残に踏み欄られた者の心に畏怖を誘う。

 「くすくす‥‥‥‥今日は、初日だからねぇ‥‥‥‥
 聖樹の躯への挨拶程度ってことで、ここまでにしてあげよう

 まだまだ、聖樹の躯は、本当の快楽を知らないからねぇ‥‥‥‥
 あまり楽しめなかったかもしれないね‥‥‥くすくす‥‥‥」





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