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0022★甘言と脅迫(◆R15・BL表現あり 苦手な方はスルーお願いします◆)

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 いくら優しく甘い声音で言われようと、そのおぞましい内容がもたらす行為が変わるわけではない。
 聖樹は、ゾゾゾォーとした無意識の悪寒のような嫌悪感に反応し、ザザァーっと鳥肌を浮かべる。

 ‥誰か嘘だと言ってくれ‥‥‥やっぱり‥‥ソコを使うのか‥‥‥
 肛門性交‥‥‥‥‥‥ア‥‥アナル‥セックス‥‥
 言い方が変わっても、同じことだろうが‥‥‥‥厭だぁぁぁぁ‥‥‥‥     

 顔を引き攣らせて足掻く聖樹を更に煽るように、明宏は、聖樹にとっておぞましいことを、更に囁き続ける。

 「肛門は、本来排泄するためにある器官だからねぇ‥‥‥‥
 体内の老廃物を、吐き出すことしか知らないんだよ。

 排他物は直腸という内側から降りてきて、外側に出るだろう。
 でもその反対の行為‥‥‥‥
 肛門の外側から内側にモノを受け入れるには、手順と訓練が必要なんだ。

 だから、外部から侵入するモノを受け入れて、
 ここに銜え込むための訓練が必要なんだよ。

 何の慣らしも‥‥‥ろくな準備もなしに、大人の勃起したモノを、
 無理矢理肛門に捩じり込まれたりするとねぇ‥‥‥‥

 最悪の場合、肛門括約筋に負荷が掛かり過ぎて、
 ここの、窄まるために在る肛門の輪が過負荷に耐え切れずに、
 ブッツリと切れてしまうこともあるんだよ。

 そう、排泄に必要な器官が、壊れちゃうんだよ。

 くすくす‥‥‥‥聖樹だって、残りの生涯を、
 人工肛門のお世話になるのは避けたいだろう。

 いくら肛門性交に対して無知な聖樹でも、
 ここを、きちんと慣らされた方が良いのは理解るだろう」

 ‥‥ひっ‥‥どっちにしても‥肛門性交なんて‥いやだっ‥‥‥‥
 あっ‥‥あっ‥‥‥いやだぁぁっっっ‥‥‥‥
 怖い‥助けてっ‥厭だよぉぉぉ‥‥‥
 誰でも‥良いから助けて‥ヒッ‥‥うわぁぁぁ‥‥‥‥

 闇雲に、助けを請うことを思うのは危険なコトだと、父・聖から言われていた聖樹だが、この時の聖樹の頭の中には、その忠告は綺麗さっぱりと消えていた。
 そう、神無月の血筋ゆえに、その血の覚醒が起こりつつある状態の聖樹が、請い願うことは、あらゆる意味で、今以上の危険を招く行為だった。
 が、恐慌状態の聖樹は、救いを求めて、心から助けてと叫んでいた。

 明宏は、脅えでギュッと、更に引き締まった秘華の蕾みを確認するように、指の腹で聖樹の窄まりの中央を、クイクイと圧迫し、その堅さを確認する。

 「良い感じだね、聖樹‥‥‥ギュッと窄まって、とても初々しいよ」

 明宏の指に肛門をいじられ、指先で窄まりの中央の窪みを圧迫される感触に、聖樹が双眸を見開いて首をイヤイヤと振る。

 誰か助けてっっ‥‥‥‥できないっ‥‥‥そんなの絶対に無理っ‥‥
 ‥んなところに、指を入れないでぇ‥‥‥止めてくれっ‥‥‥‥
 ひぃぃ‥‥た‥すけてぇぇぇ‥‥‥‥うぐぅぅ‥‥
 無理っっ‥入ンねぇぇって‥‥あぐぅぅ‥圧さないで‥ひぁぁぁ‥‥‥

 恐慌状態になり、その瞳に浮かんでいた涙が、つつぅーとこぼれる。
 そんな聖樹の恐怖と嫌悪にゆがむ表情を堪能しながら、明宏は優しい手つきで涙に濡れたこめかみから頬へと手を滑らせながら、甘い声音で言う。

 「君だって、つらい思いはしたくないだろう、聖樹。
 下手に無駄な抵抗をするよりも、私に従って可愛がられた方が、
 気持ち良い思いが出来て、たっぷりの御小遣いが入るよ」

 ベットに拘束された聖樹の顔を真上から見下ろしながら、明宏はまるでイソギンチャクのようにギュッと窄まった肛門のヒダの一つ一つを、丁寧に撫であげる。

 「クスクス‥‥‥‥それにね、聖樹‥‥‥‥
 私の性奴としての調教と躾けがすべて済まなげれば、
 夏休みが終わっても、ここで過ごすことになるんだよ。

 私は、中途半端な調教で聖樹を放すつもりはないからね。
 完全に、性奴調教が終わるまでは解放しないから、
 そのつもりで抵抗するんだね。

 私に抵抗するということが、どんな結果を招くか、
 ちょっと考えれば理解(わか)るだろう」

 ‥ひぃ~‥‥いじるなぁ‥‥肛門を撫でまわすなぁ‥‥‥‥
 ‥‥厭だっっ‥‥助けてっっ‥‥‥‥

 脅えに見開かれた黒曜石のような左右の瞳から、新たな涙をこぼれ落とす聖樹に、明宏は無垢な者を蹂躙する優越感にゴクッと喉を鳴らして言う。

 「クックククク‥‥‥‥理解(わか)っているかい、聖樹。
 夏休みが終わっても、家に帰らなかったらどうなるか?

 そう、聖樹は、世間的にみて、行方不明者ってことになる。
 そしたら、どうなると思う? くすくす

 聖樹の母親は、君を探すだろうねぇ‥‥‥
 警察に、行方不明届けが出されるのは確実かな‥‥‥‥

 もしかしたら‥学校の担任教師とかも、君を探すかもねぇ‥‥‥‥
 そして、何も知らない、クラスメイト達もね‥‥‥

 クスクス‥‥‥‥いつかは、聖樹に睡眠薬を盛った子達にたどり着いて
 デモニアンまで、たどりついてしまうかも知れないねぇ‥‥‥‥」

 明宏は、デモニアンの巧妙さを知っているので、実際に、聖樹を買った自分まで、警察関係がたどり着けるとは思ってはいなかった。
 ただ、聖樹の精神を追い詰めるためだけに、そういう仮定を囁く。

 明宏の言葉に、聖樹はびっくりした瞳で、そのもしもを考えてしまう。

 ‥っ‥‥それって‥‥下手したら‥‥こんなことされているの‥‥
 知られてしまう‥母さんにも‥‥‥いやだっっ‥‥‥‥
 母さんを、これ以上、俺のことで傷付けたくないっっ

 聖樹の思考を読み取り、明宏はニヤリっと嗤って更に言葉を重ねる。

 「クックククク‥‥‥‥聖樹が、高額で男に売られたって
 母親やクラスメート、近所の人達にも、知られてしまうかもしれないねぇ

 男に買われて‥‥‥‥淫猥な性奴隷に‥‥玩具になっていたって
 クラスメイトや世間一般の人達に、知られてしまうもしれないねぇ

 そうなったら、どうする、聖樹? ほら、自由が欲しいだろう‥‥‥‥
 そしたら、どうすれば良いが、利発な君なら理解(わか)るだろう」

 自分に奴隷として従うことを強要する言葉を吐きながら、明宏は、更にトドメとなるようなことを言い放つ。

 「聖樹に睡眠薬を盛って、デモニアンに売った子達はどうするかなぁ‥‥‥」

 ‥‥‥えっ? ‥‥

 どういうことを言われたか理解出来ないという表情の聖樹に、明宏はその双眸を細めて嘲笑(わら)う。

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