12 / 85
012★ラノベ定番のお金の価値とインベントリ?
しおりを挟むそこで、私は、森の側で言い損ねたコトをサポートに命令します。
常時画面を私の前に表示するようにって、それと魔物や動物、人間達を私から100m以内に近づいてきたら、警告するように言います。
屋内なら、部屋に入る前に再度警告してもらいます。
その命令を言い渡して、直ぐにサポートから警告が入りました。
「マスター、ウォルとエドが
侍従と侍女を連れて
こちらに近づいてきています」
サポートの言葉に、着替えとか持ってきたんだろうと予想した。
侍女が着替えを手伝うっていう、イベントかな?
私は、乙女ゲームをプレイしたコトが無いからわからないわ。
ラノベや無料小説サイトとCMで、なんとなく乙女ゲームを知っているだけだから………。
ここは、サポートに聞いてみよう。
「ありがとう
何しに来たのかな?」
「着替えを持ってきたか?
お茶と食事を持った来た
可能性があります」
サポートは、私の予想と変わらないコトを言った。
では、エド達のコトは、部屋に来るまで無視しよう。
その代わり疑問に思っていたコトを聞いておく。
「ああそうね
ところで、インベントリって
一般的な魔法なの?」
「珍しい魔法の類ですね
空間魔法でインベントリを
亜空間に作るよりも
付与魔法が掛けられた
袋のインベントリを
使う方が多いですね」
ラノベとかで、良く出て来るアイテムだから、一人前な冒険者なら持っているだろうと思っていたのに………。
それに、空間魔法を使って作るインベントリは少数派なのかな?
付与魔法された袋がインベントリなら………空間魔法って………。
もしかして、激レアな魔法なのかしら?
ちょっと待って………私は、インベントリを空間魔法で作っているのよね。
これって、滅茶苦茶珍しいよね。
魔法なら、レベルが上がれば、容量も増えるはずだもの。
ついでに、付与魔法が掛けられた袋が、インベントリなら、その袋のお値段はかなり高いと思って良いわね。
ここは、怖いモノ知らずというコトで、サポーターに聞いてみる。
「その袋はどのくらい高いの?」
珍しい魔法だと言われても実感がわかない。
そんな私は、インベントリに関係するエンチャント魔法に興味津々です。
「付与魔導師協会…
エンチャントギルド…
通称エッドで買うか
ダンジョンで見付けるかしか
無いものです
A級冒険者クラス以上の
パーティーでしか入れない
ダンジョンでたまに見つかります」
まさに、レアアイテムなのね………それって幾らするの?
一般人でも、買えるものなの?
中堅以上の商人とか、貴族とか、A級冒険者以上の人達が、持っているモノなのかなぁ~………。
そう考えると、かなりのお値段がしそうだけど………。
「お値段は?」
「内容量によってピンきりです」
なんか、いい加減な言い方よね。
でも、確かにピンきりなんだと思うから、ここは、容量とお値段の確認をしてみよう。
「通常流通している物は?」
「馬車1台分ですね
ざっと2m×2m×2mですね」
う~ん…私のインベントリの役半分くらいね。
これは、黙っているしか無いわね。
値段を聞いても貨幣価値がわからないけど、なんとなくわかれば良いわ。
「お値段は?」
「板金貨2枚
または大金貨20枚
または金貨200枚です」
あらま、ラノベの設定にある板金貨が出てきましたよ。
金貨200枚って、かなりの金額よね。
ここは、金貨1枚で、どんな物が買えるかをウォルとエドに聞いてみようかなぁ~それと最小単位とかも………。
ついでに、インベントリの袋の大きさの種類も聞いてみますかねぇ~。
「それより小さいモノは?」
「1m×2m×2mの物で板金貨1枚
または大金貨10枚
または金貨100枚
1m×1m×2mの物で大金貨5枚
または金貨50枚です
これより小さなものは
特注品になります」
「2mの物より大きな物は無いの?」
「ありません」
0
お気に入りに追加
432
あなたにおすすめの小説

冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります
真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!

転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
皇帝の番~2度目の人生謳歌します!~
saku
恋愛
竜人族が治める国で、生まれたルミエールは前世の記憶を持っていた。
前世では、一国の姫として生まれた。両親に愛されずに育った。
国が戦で負けた後、敵だった竜人に自分の番だと言われ。遠く離れたこの国へと連れてこられ、婚約したのだ……。
自分に優しく接してくれる婚約者を、直ぐに大好きになった。その婚約者は、竜人族が治めている帝国の皇帝だった。
幸せな日々が続くと思っていたある日、婚約者である皇帝と一人の令嬢との密会を噂で知ってしまい、裏切られた悲しさでどんどんと痩せ細り死んでしまった……。
自分が死んでしまった後、婚約者である皇帝は何十年もの間深い眠りについていると知った。
前世の記憶を持っているルミエールが、皇帝が眠っている王都に足を踏み入れた時、止まっていた歯車が動き出す……。
※小説家になろう様でも公開しています

できれば穏便に修道院生活へ移行したいのです
新条 カイ
恋愛
ここは魔法…魔術がある世界。魔力持ちが優位な世界。そんな世界に日本から転生した私だったけれど…魔力持ちではなかった。
それでも、貴族の次女として生まれたから、なんとかなると思っていたのに…逆に、悲惨な将来になる可能性があるですって!?貴族の妾!?嫌よそんなもの。それなら、女の幸せより、悠々自適…かはわからないけれど、修道院での生活がいいに決まってる、はず?
将来の夢は修道院での生活!と、息巻いていたのに、あれ。なんで婚約を申し込まれてるの!?え、第二王子様の護衛騎士様!?接点どこ!?
婚約から逃れたい元日本人、現貴族のお嬢様の、逃れられない恋模様をお送りします。
■■両翼の守り人のヒロイン側の話です。乳母兄弟のあいつが暴走してとんでもない方向にいくので、ストッパーとしてヒロイン側をちょいちょい設定やら会話文書いてたら、なんかこれもUPできそう。と…いう事で、UPしました。よろしくお願いします。(ストッパーになれればいいなぁ…)
■■

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

【完結】番である私の旦那様
桜もふ
恋愛
異世界であるミーストの世界最強なのが黒竜族!
黒竜族の第一皇子、オパール・ブラック・オニキス(愛称:オール)の番をミースト神が異世界転移させた、それが『私』だ。
バールナ公爵の元へ養女として出向く事になるのだが、1人娘であった義妹が最後まで『自分』が黒竜族の番だと思い込み、魅了の力を使って男性を味方に付け、なにかと嫌味や嫌がらせをして来る。
オールは政務が忙しい身ではあるが、溺愛している私の送り迎えだけは必須事項みたい。
気が抜けるほど甘々なのに、義妹に邪魔されっぱなし。
でも神様からは特別なチートを貰い、世界最強の黒竜族の番に相応しい子になろうと頑張るのだが、なぜかディロ-ルの侯爵子息に学園主催の舞踏会で「お前との婚約を破棄する!」なんて訳の分からない事を言われるし、義妹は最後の最後まで頭お花畑状態で、オールを手に入れようと男の元を転々としながら、絡んで来ます!(鬱陶しいくらい来ます!)
大好きな乙女ゲームや異世界の漫画に出てくる「私がヒロインよ!」な頭の変な……じゃなかった、変わった義妹もいるし、何と言っても、この世界の料理はマズイ、不味すぎるのです!
神様から貰った、特別なスキルを使って異世界の皆と地球へ行き来したり、地球での家族と異世界へ行き来しながら、日本で得た知識や得意な家事(食事)などを、この世界でオールと一緒に自由にのんびりと生きて行こうと思います。
前半は転移する前の私生活から始まります。

キャンプに行ったら異世界転移しましたが、最速で保護されました。
新条 カイ
恋愛
週末の休みを利用してキャンプ場に来た。一歩振り返ったら、周りの環境がガラッと変わって山の中に。車もキャンプ場の施設もないってなに!?クマ出現するし!?と、どうなることかと思いきや、最速でイケメンに保護されました、
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる