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第13章 グリフォンをテイムしちゃいました

207★意思疎通は出来ても、イメージは伝わらない

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 やりたいコト(聖女候補達と一緒に、塩水湖に行くコト)を諦めて、エリカはやるべきコト(アルファード達とグリフォンに乗って、塩水湖に行き塩を作る)を優先させることにした。
 それでも、好奇心から、エリカは、再度レオニードに確認する。

 『ねぇ…レオ…アルって
  トランス出来るの?』

 エリカの思考をほとんどを読んでいながら、レオニードはそ知らぬ顔?で答える。

 『できますよ

  あの膨大な魔力量ですから
  フルトランスすると
  かなり大きいですよ

  私なんか、一口ですね』

 レオニードの説明に、エリカは驚く。

 〔どうして、大きさの表現が
  ちょっとグロイんでしょうか?

  せめて体長100m超えとかって
  m単位で表現して欲しいわね

  って言っても、長さや重さの
  共通認識が無いんだから
  しょうがないわよね

  レオをひとくちっていうと………
  う~ん、真ゴ○ラぐらいかな?
  まっ適当で良いわね

  どうせ、空想の怪獣なんだもの

  ああ、また、季節を聞くの
  忘れちゃった

  こうなったら、寝る前に聞ければ
  良いって思うことにするわ

  とりあえず、レオとの会話を優先ね

  アルが、フルトランス出来るって
  わかるなら、竜としての種類も
  わかるのかしら?〕

 色々と考えているが、口に出す言葉は少くないエリカだった。

 『うっそぉ~…その大きさって…
  ゴ○ラ並みじゃないの………
  そうするとアルって雷竜よね?』

 〔えぇ~とぉ~…ゴ○ラって
  いったい、どんな生物
  なんでしょうか?

  かなり大きい生物だとは
  わかりますが………

  もう少し説明が欲しいものです

  マスターの思考を読めても
  映像が見えるわけでは無いので
  もどかしいですね

  私の知らない生物とは
  どんな存在なんでしょうか?

  もしかして、マスターは
  異世界から召喚された
  存在なのでしょか?〕

 エリカの思考を読んでいても、この世界に存在しないモノはわからないレオニードは、つい好奇心で質問してまう。

 『マスター…ゴ○ラ? って
  それってなんですか?』

 〔こっち存在しないモノは
  食べ物でも生物でも怪獣でも
  イメージが伝わらないのは
  仕様が無いわね

  ここは、多少いい加減な説明で
  良いよね

  だって、WW2(=第2次世界大戦)や
  太平洋戦争、原子爆弾や水素爆弾とかの
  説明もいれなきゃいけないんだもの

  ここは、ゴ○ラの姿と作られた
  想像上の生物だって言うしか無いわね〕











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