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第13章 グリフォンをテイムしちゃいました

206★これからやらなけばならないコト

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 感謝の言葉と両頬へのキスに、アルファードの顔は、再度デレっとしまりの無い顔になってしまう。
 が、オスカー達は何も言わなかった。
 特にオスカーには、グリフォン騎士団に、誰を入れるかに付いて考え初めていたから………。
 
 〔これは、マクルーファと相談して
  誰をグリフォン騎士にするかを
  決めなければなりませんね

  これは、けっこう時間が
  かかりそうですねぇ~………

  でも、アルバード様もこちらに
  移って来るんでしょうか?

  それに、あの皇女殿下の婚約者
  カンパネラ伯爵の嫡子の弟君達も
  グリフォン騎士にするかどうかを
  聞いておかなければなりませんねぇ~


  それに、他の皇子方も
  グリフォン騎士になりに
  来るかもしれませんねぇ………

  これからの地位にも関係しますし……

  とにかく後で、団長や各隊長を
  集めて会議をする必要がありますね

  もしかしたら、他の騎士団からも
  色々と言われる可能性もありますし………

  けっこう、大変なことになりそうですね

  それでも、幻獣グリフォンに
  乗れるというのは、憧れですから………

  とにかく、周りとの調整をしましょう

  さて、そろそろですか…マクルーファが
  ツノネズミやツメネズミを捕まえて
  戻って来る頃ですね〕

 色々と考えているオスカーを他所に、エリカとアルファードは、レオニードを初めとするグリフォン達の名前を聞いたり、触ったりしていた。
 エリカの守護騎士であるアラン達は、エリカに言われてはグリフォン達に触れていた。
 その様子を見ながら、エリカは、レオニード達グリフォンに乗せても良い相手を選んでもらっていたりする。

 『レオ、私は
  レオに乗っても良い?』

 エリカの問いかけに、レオニードは笑って答える。

 『はい、マスターを乗せたいです
  ただ、高速で飛ぶコトを考えますと
  婚約者殿と一緒に
  乗って頂きたいですね

  マスターはか弱いですが
  婚約者殿は、とても丈夫な
  ドラゴニアンですから………

  いざとなれば、マスターを抱いて
  空を飛べますから』

 レオニードの予想外の提案に、エリカは驚いてしまう。

 〔えっ? アルってば
  ドラゴンに変身できるの?

  ドラゴニアンって言っても
  変身能力を失っているって
  言ってたのに………

  もしかして、ハーフトランスが
  出来るようになったのかな?

  だって、金色の髪が一房ずつ
  角になりそうな部分にあるもの

  グリフォンに乗るって
  むき出しの状態で風を受けるから
  いくら風魔法でガードしても
  ちょっと不味いってコトなのね

  アルとは、結構二人乗りしているから
  別に良いよね

  あれ? グリフォンに1人で乗るって
  私でも無理なら、彼女達は絶対に無理ね

  守護騎士に一緒に乗ってもらって
  ぎりぎりかしら?

  ってコトは、今回、一緒に塩水湖に
  行くことは出来ないよねぇ~………

  アルやオスカーさん達のストレスを
  考えると、出来るだけ早く塩を
  作った方が良いって思うし………

  いっそこのまま、少人数で塩水湖に
  向かったほうが良いわね
  うん、そうしよう〕









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