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第17章 パーティーは終焉に向かう
358★断罪の理由は、青薔薇と言う名の避妊薬
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「たぶんそう
成長途中で髪の色が変わるって
結構あったってアルから聞いたわ
でも、瞳の色は滅多に変化しなかったって………」
なんとなくエリカの言いたいことを理解した撫子が、やんわりと判断するコトを拒否して、話しを元に戻す。
「エリカちゃん、話がズレてる
今は断罪の理由が知りたいの」
意識を断罪に切り替えたエリカは、あっさりと説明する。
「ああ、ごめんね
たぶんだけどね、青薔薇っていう
避妊薬を飲んでいたからだと思うわ」
「「「「「「えっとぉ?」」」」」」
避妊薬で、何故断罪されるの?
大奥の御褥滑り(おとしねすべり=妊娠するにはキケンな年齢になった側室が将軍に申し出る制度)と同じなんじゃないの?
妊娠中毒が酷かったから、避妊薬を飲んでいたとか?
などと聖女候補達は、善意に考えていたりする。
その表情を見て、エリカは苦笑する。
彼女達が考えているものと、この世界の常識は違うし、後宮の意味も違うとアルファードに教えてもらっていたから………。
だから、エリカは、はっきりと説明する。
いずれ、聖女候補の美少女達も高位貴族と婚姻すると思っているから………。
少しでも、常識と意識の違いを、感じて欲しいと思っているエリカだった。
「あのね、最初に言ったと思うけど
皇帝陛下は、減った皇族の血統を増やすという
義務と責任をもとに
義務として側妃達を娶ったのよ
血族を増やす為にね」
「「「「「「義務?」」」」」」
「そっ…皇子や皇女を、たぁ~くさん作る為にね」
最初は戸惑っていたが、途中で聖女候補少女達も、側妃達の我がままに気が付いた。
だから、断罪されても当然と思うようになったのだ。
「「「「「「あっそう…なら…
下賜されても、当然ね」」」」」」
その上で、皇帝アルフレッドがどんなに頑張っていたかも説明するエリカだった。
「でしょう………それにね
男女で魔力量格差があると
子供ができないからって
陛下は、子供を産んでもらう為に
魔力降下剤を飲んでいたと思うしね」
「「「「「「それって、負担じゃ………」」」」」」
「うん、皇帝病を患っている陛下には
すっごい負担になるよね
それなのに、避妊薬を飲まれたら
たまったもんじゃないよね」
「「「「「「下賜なんて、優しいね」」」」」」
「なんであれ、子供を
魔物討伐に使える魔力量を持った皇子を
側妃達が全員生んでいたからだと思うよ」
「「「「「「そっかぁ~」」」」」」
エリカと聖女候補の少女達会話を聞いた者達は、皇帝アルフレッドの妃達に対する怒りと、罰の意味を知った。
だから、繰言を言い始める側妃達と、皇女達に目を顰める。
成長途中で髪の色が変わるって
結構あったってアルから聞いたわ
でも、瞳の色は滅多に変化しなかったって………」
なんとなくエリカの言いたいことを理解した撫子が、やんわりと判断するコトを拒否して、話しを元に戻す。
「エリカちゃん、話がズレてる
今は断罪の理由が知りたいの」
意識を断罪に切り替えたエリカは、あっさりと説明する。
「ああ、ごめんね
たぶんだけどね、青薔薇っていう
避妊薬を飲んでいたからだと思うわ」
「「「「「「えっとぉ?」」」」」」
避妊薬で、何故断罪されるの?
大奥の御褥滑り(おとしねすべり=妊娠するにはキケンな年齢になった側室が将軍に申し出る制度)と同じなんじゃないの?
妊娠中毒が酷かったから、避妊薬を飲んでいたとか?
などと聖女候補達は、善意に考えていたりする。
その表情を見て、エリカは苦笑する。
彼女達が考えているものと、この世界の常識は違うし、後宮の意味も違うとアルファードに教えてもらっていたから………。
だから、エリカは、はっきりと説明する。
いずれ、聖女候補の美少女達も高位貴族と婚姻すると思っているから………。
少しでも、常識と意識の違いを、感じて欲しいと思っているエリカだった。
「あのね、最初に言ったと思うけど
皇帝陛下は、減った皇族の血統を増やすという
義務と責任をもとに
義務として側妃達を娶ったのよ
血族を増やす為にね」
「「「「「「義務?」」」」」」
「そっ…皇子や皇女を、たぁ~くさん作る為にね」
最初は戸惑っていたが、途中で聖女候補少女達も、側妃達の我がままに気が付いた。
だから、断罪されても当然と思うようになったのだ。
「「「「「「あっそう…なら…
下賜されても、当然ね」」」」」」
その上で、皇帝アルフレッドがどんなに頑張っていたかも説明するエリカだった。
「でしょう………それにね
男女で魔力量格差があると
子供ができないからって
陛下は、子供を産んでもらう為に
魔力降下剤を飲んでいたと思うしね」
「「「「「「それって、負担じゃ………」」」」」」
「うん、皇帝病を患っている陛下には
すっごい負担になるよね
それなのに、避妊薬を飲まれたら
たまったもんじゃないよね」
「「「「「「下賜なんて、優しいね」」」」」」
「なんであれ、子供を
魔物討伐に使える魔力量を持った皇子を
側妃達が全員生んでいたからだと思うよ」
「「「「「「そっかぁ~」」」」」」
エリカと聖女候補の少女達会話を聞いた者達は、皇帝アルフレッドの妃達に対する怒りと、罰の意味を知った。
だから、繰言を言い始める側妃達と、皇女達に目を顰める。
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