崩壊区B-17

オウマ

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一つの絶望、一つの希望

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ブシャ!バシャ!グチュ...
「お母さん!お願い死なないで...」
そこには泣き叫んでる少女と血だらけで異臭がただよう謎の死体のようなものがあった。 
何故、彼女は泣いているのだろう...何故、彼女はあのような死体を自分の親と決めつけているのだろう
                

                 何故世界が残酷なのだ



シニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイシニタイ


僕はベッドから起き上がった。ホログラムの目覚まし時計が僕を怒鳴りつける。時刻は午前7時35分だった。なにがあってもあの夢いやあの悲劇は忘れてはならない。とても未熟な自分を許してはならない。
ピンポーン
ドアを開けるといつも通りの彼女がそこにはいた。彼女はセルヴァリアアリス。小学生の時から一緒で僕に何故かいつも元気をつけてくれる。
「おっはようアルバスくーん!元気かな?」
相変わらずうるせぇ...まぁそこが彼女なりのいいところなんですけどね。おっと...自己紹介がまだでしたねヴェイルアルバス17歳です。
「おーいアルバスくーん聞こえてますか?」
「え?あ、うんうんきこえてますよ。」
「んじゃ仕事に行きますか!」
僕はドアのかぎをしめて彼女と歩いた。
僕にとって彼女はゆういつの希望であった。
次回へ続く
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