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本編
11話
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「ここは...?」
「もしかしてここって...」
ナナジンが用事があるとのことでいなくなり、ラナとデートを楽しんでいたら、突然知らない場所へ転移した。
そこは透明な空に水のように歩けば波紋が広がる床、そして下にはこの世界の風景という神秘的な場所だ。
俺の転移で元の場所に戻ろうとしても、なにか見えない壁に狭間れてできない。
隠れ家への帰り道を使っても同じだった。
それよりも、
「ラナ。この場所を知ってるのか?」
「うん、小さいときに一度だけなんだけどね、この場所は女神様の......」
「ラナちゃんの言う通りこの場所は女神が住む神界、そのなかの1つだよ!!」
ラナの言葉を遮ったのは、何もない場所に突然現れた女性だった。
彼女は金髪碧眼巨乳美女で、まちなかを歩けば10人に10人は振り返るだろう。ラナほどではないが。
「お前は誰だ?そしてここはどこだ?」
しかしそんな理由で警戒を弱める理由にはならない。
「そんな警戒しないでよ~僕は女神リーナス。僕のことはそっちのラナちゃんの方が知っていると思うけど。」
女神リーナス。
たしかこの国の創造神だったはず。ってことはマジモンの女神!?
「お前...貴方様?が女神なのは分かった...それで俺達になんのよう...ですか?」
女神ということで敬語を使ってみるが、やっぱおれに敬語はだめなようで噛んでしまう。
「あっははは、大丈夫だよ、無理して敬語使わなくても。」
創造神とやらはかなりフランクらしい。
なんかウィルに似てるな。
「それで女神様、どうして私達をここへ?」
「あ、良い忘れてたね。呼んだ理由は......」
この世界を作り、この世界のトップである創造神だ。
あのギルマスみたいに暇だからと言うくだらない理由で俺達をここへ呼んだりしないだろ。
「なんとなく?」
そんな理由だった!?!
え、なに、偉い人は全員気まぐれなの!?
それとも俺がおかしい?
というかなんとなくって暇よりたちが悪いな。
「後、少し君と話をしたくてね。」
「俺か?」
いや話す要件が有るなら先にそれ言えよ。
ギルマスもそうだが、何でどうでもいい理由を先に話すんだ?
「魔王、そう言えばいいのかな?」
「!!!」
「?」
しかしそんな考えは女神の言葉で無くなった。
魔王。
俺は何十年もの人生を生きてきたが、魔王という人物に心当たりは一人しかいない。
「どういうことだ?魔王は俺が倒したはずたが。」
「うん、たしかに君は魔王を倒した。しかしそれは一時的なものだったんだ。」
「どういうことだ?」
魔王はホントは死んでないってことか?
「魔王は聖剣で一時封印された状態になっていたんだ。それをなぜか誰かの神が封印を解いたらしいんだ。」
「おいおい、それって結構やばくないか?」
「そうなんだよ。誰がやったのかは分かんないんだけど、おかげで神界は大騒ぎ。亜神も駆り出される始末さ。」
神も大変なんだな。
「それと、君に1つ教えてあげるよ。」
「なんだ?」
「君はこの世界を今までとは違う世界だと思ってるようだけど、それは違う。」
「ん、どういうこと?」
「君が過ごしてきた世界は今よりもずっと過去、つまり同じ世界の違う時空列なんだよ。」
まじか。
しかしそれでいくつかは納得できる。
同じ世界じゃなきゃ魔王なんて出てこないもんな。
衝撃的な話のはずなのに、なぜか妙に納得してあまり実感が湧かない。
「あれ?あんま驚かないんだね。まぁ本題は別にあるんだけどね。」
いや魔王復活という重要なやつが本題じゃないわけ?
ってかそれなら先に言えよ。
「実はね...ラナちゃんを一日貸してほしいんだ!」
「却下」(即答)
「えぇ~なんで~」
いやなんでも何もあるか。知り合ってばっかのやつにラナを預けるわけにはいかないだろ。
こいつがほんとに女神である確証はないしな。
「分かった。これで手を打とうじゃないか。」
「なんだ?」
俺はそんなことでラナを─────
「ラナちゃんのコスプレ集!!!」
「ラナをお願いします。」(またしても即答)
「えぇ~」
いやだってうなずかない訳にはいかないだろ。
ラナの身柄の安心については何重にも魔法かけとけばいいし。
「元々ラナちゃんのきせかえしたいから呼んだからね。ちなみにメイド服、チャイナ服、看護服、警察官、バニーガール、なんでもあるよ!!あ、ファションショーでもやる?」
「──────あなたは神ですか?」
「いや神なんだけどね。」
こうして当人のラナを置き去りにして、話はまとまった。
「そろそろお別れだね。」
「はい、今日はありがとうございました。」
最初は信仰する神という事でとても固かったが、彼女の様子でだいぶ砕けたらしい。
まぁ女神のこんな様子を見たら誰だってそうなるだろ。
一人称僕だし変態だしフランクだし。
「あ、魔王の名前を言い忘れてた。」
最後の最後で、重要?なことを言う女神。
「彼の名前は、 」
それと同時に光が俺たちを包むこんでいく。
「──────魔王アオイ」
次の瞬間に、俺達は完全に光に包まれた。
──────────────────
「いやーすごいことになったな。」
「ほんとだね。まさか女神様に直接私達が会うなんて。」
眩しすぎる光りに包まれた後、俺達は元の場所戻っていた。
これが女神の奇跡か。
今まで無神論者だったが、あの女神なら信仰しても良いかもな。
「それより、なんで私の事勝手に決めちゃうのかな? 」
「うっ! 」
確かに、その事はめちゃくちゃ悪いと思ってる。
だが、しかしだよ、
「俺は反省はしてるが後悔はしてない。」
「いや後悔もしなよ!!」
ナイスツッコミ。
だが俺はラナという生贄と引き換えに、ラナのコスプレという素晴らしいものを手に入れた。
それに関しては後悔はしてない。
でも魔王って......
「じゃあユート、行こっか。」
「行くってどこに?」
「忘れたの?今日はデートでしょ?」
「あ。」
あの女神のインパクトが強すぎて忘れていたが、今日の目的はそれだったな。
「じゃあ行くか。」
「うん!!」
その後の俺たちは女神や魔王のことなんて忘れてエンジョイしまくった。
彼女の話が世界を揺るがす事態になるとは気づかずに。
「もしかしてここって...」
ナナジンが用事があるとのことでいなくなり、ラナとデートを楽しんでいたら、突然知らない場所へ転移した。
そこは透明な空に水のように歩けば波紋が広がる床、そして下にはこの世界の風景という神秘的な場所だ。
俺の転移で元の場所に戻ろうとしても、なにか見えない壁に狭間れてできない。
隠れ家への帰り道を使っても同じだった。
それよりも、
「ラナ。この場所を知ってるのか?」
「うん、小さいときに一度だけなんだけどね、この場所は女神様の......」
「ラナちゃんの言う通りこの場所は女神が住む神界、そのなかの1つだよ!!」
ラナの言葉を遮ったのは、何もない場所に突然現れた女性だった。
彼女は金髪碧眼巨乳美女で、まちなかを歩けば10人に10人は振り返るだろう。ラナほどではないが。
「お前は誰だ?そしてここはどこだ?」
しかしそんな理由で警戒を弱める理由にはならない。
「そんな警戒しないでよ~僕は女神リーナス。僕のことはそっちのラナちゃんの方が知っていると思うけど。」
女神リーナス。
たしかこの国の創造神だったはず。ってことはマジモンの女神!?
「お前...貴方様?が女神なのは分かった...それで俺達になんのよう...ですか?」
女神ということで敬語を使ってみるが、やっぱおれに敬語はだめなようで噛んでしまう。
「あっははは、大丈夫だよ、無理して敬語使わなくても。」
創造神とやらはかなりフランクらしい。
なんかウィルに似てるな。
「それで女神様、どうして私達をここへ?」
「あ、良い忘れてたね。呼んだ理由は......」
この世界を作り、この世界のトップである創造神だ。
あのギルマスみたいに暇だからと言うくだらない理由で俺達をここへ呼んだりしないだろ。
「なんとなく?」
そんな理由だった!?!
え、なに、偉い人は全員気まぐれなの!?
それとも俺がおかしい?
というかなんとなくって暇よりたちが悪いな。
「後、少し君と話をしたくてね。」
「俺か?」
いや話す要件が有るなら先にそれ言えよ。
ギルマスもそうだが、何でどうでもいい理由を先に話すんだ?
「魔王、そう言えばいいのかな?」
「!!!」
「?」
しかしそんな考えは女神の言葉で無くなった。
魔王。
俺は何十年もの人生を生きてきたが、魔王という人物に心当たりは一人しかいない。
「どういうことだ?魔王は俺が倒したはずたが。」
「うん、たしかに君は魔王を倒した。しかしそれは一時的なものだったんだ。」
「どういうことだ?」
魔王はホントは死んでないってことか?
「魔王は聖剣で一時封印された状態になっていたんだ。それをなぜか誰かの神が封印を解いたらしいんだ。」
「おいおい、それって結構やばくないか?」
「そうなんだよ。誰がやったのかは分かんないんだけど、おかげで神界は大騒ぎ。亜神も駆り出される始末さ。」
神も大変なんだな。
「それと、君に1つ教えてあげるよ。」
「なんだ?」
「君はこの世界を今までとは違う世界だと思ってるようだけど、それは違う。」
「ん、どういうこと?」
「君が過ごしてきた世界は今よりもずっと過去、つまり同じ世界の違う時空列なんだよ。」
まじか。
しかしそれでいくつかは納得できる。
同じ世界じゃなきゃ魔王なんて出てこないもんな。
衝撃的な話のはずなのに、なぜか妙に納得してあまり実感が湧かない。
「あれ?あんま驚かないんだね。まぁ本題は別にあるんだけどね。」
いや魔王復活という重要なやつが本題じゃないわけ?
ってかそれなら先に言えよ。
「実はね...ラナちゃんを一日貸してほしいんだ!」
「却下」(即答)
「えぇ~なんで~」
いやなんでも何もあるか。知り合ってばっかのやつにラナを預けるわけにはいかないだろ。
こいつがほんとに女神である確証はないしな。
「分かった。これで手を打とうじゃないか。」
「なんだ?」
俺はそんなことでラナを─────
「ラナちゃんのコスプレ集!!!」
「ラナをお願いします。」(またしても即答)
「えぇ~」
いやだってうなずかない訳にはいかないだろ。
ラナの身柄の安心については何重にも魔法かけとけばいいし。
「元々ラナちゃんのきせかえしたいから呼んだからね。ちなみにメイド服、チャイナ服、看護服、警察官、バニーガール、なんでもあるよ!!あ、ファションショーでもやる?」
「──────あなたは神ですか?」
「いや神なんだけどね。」
こうして当人のラナを置き去りにして、話はまとまった。
「そろそろお別れだね。」
「はい、今日はありがとうございました。」
最初は信仰する神という事でとても固かったが、彼女の様子でだいぶ砕けたらしい。
まぁ女神のこんな様子を見たら誰だってそうなるだろ。
一人称僕だし変態だしフランクだし。
「あ、魔王の名前を言い忘れてた。」
最後の最後で、重要?なことを言う女神。
「彼の名前は、 」
それと同時に光が俺たちを包むこんでいく。
「──────魔王アオイ」
次の瞬間に、俺達は完全に光に包まれた。
──────────────────
「いやーすごいことになったな。」
「ほんとだね。まさか女神様に直接私達が会うなんて。」
眩しすぎる光りに包まれた後、俺達は元の場所戻っていた。
これが女神の奇跡か。
今まで無神論者だったが、あの女神なら信仰しても良いかもな。
「それより、なんで私の事勝手に決めちゃうのかな? 」
「うっ! 」
確かに、その事はめちゃくちゃ悪いと思ってる。
だが、しかしだよ、
「俺は反省はしてるが後悔はしてない。」
「いや後悔もしなよ!!」
ナイスツッコミ。
だが俺はラナという生贄と引き換えに、ラナのコスプレという素晴らしいものを手に入れた。
それに関しては後悔はしてない。
でも魔王って......
「じゃあユート、行こっか。」
「行くってどこに?」
「忘れたの?今日はデートでしょ?」
「あ。」
あの女神のインパクトが強すぎて忘れていたが、今日の目的はそれだったな。
「じゃあ行くか。」
「うん!!」
その後の俺たちは女神や魔王のことなんて忘れてエンジョイしまくった。
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