私と玉彦の六隠廻り


『わたしと玉彦の四十九日間』の続編となります。


あの夏から四年後。

高校二年生になった比和子の前に、御倉神が現れる。

御倉神に誘われ、再び鈴白村を訪れた比和子。

懐かしい人々との再会も束の間、正武家表門の石段にて『六隠廻り』の宿命を背負わされるはめになる。

変わりゆく玉彦との関係に悩みつつ、比和子の奇々怪々な夏休みが再び幕を開ける。

※完結まで予約投稿済です。
※今作品はエブリスタでも掲載しています。
 現代ファンタジージャンル一位を獲得させて頂いております。
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