転生した復讐女のざまぁまでの道のり 天敵は自分で首を絞めていますが、更に絞めて差し上げます

設定

世界観等紹介

　≪世界観≫
　１．魔法について
　→存在するが、人間は使用できないとされている。
　 獣達が火を噴いたり、雷の属性を持っていたりするが、それは魔法でなく”特性”と呼ばれる。
　 この世界の魔法とは、神話などで神々が使ったとされる”治癒”や人型が空を飛ぶなど、人間ではありえない事が出来ることを指す。


　２．大陸について
　この世界は大まかに4つの大陸に分かれている。
　以下ざっくりとした設定
〈北大陸〉ノースェリー：氷に覆われており古来より神々が住まうと言われており、人間は近づけない。
〈南大陸〉サウスェリー：土が赤く、死んだ大地と言われており未開の地。冒険者や亡命者が多いそう。
〈西大陸〉ウエストェリー：帝国が１大勢力を持つ大陸なのだそう。
〈東大陸〉イーストェリー：私達が暮らす大陸。ハーブリバ王国が１大勢力を持つ大陸。

　そして西と東の大陸を遮断するかのように、大陸の間にある海域ではずっと嵐が吹き荒れている。
　その為西と東の大陸の交流は、ほぼ断絶状態。戦争にもならない。
　そんな嵐吹き荒れる海域だが、年に1週間～1月だけ嵐が止む期間がある。
　その期間を”邪神の冬眠（デモニオソンノ)”と呼んでいる。
　ここ近年、この”邪神の冬眠（デモニオソンノ）”の期間が短く西大陸の物は東大陸に入ってこない状態が続いていた。


　３．獣人について
　昔、東大陸・西大陸ともに人間と戦争をしていた。
　そのこともあって、人間の中では差別的な感情の者が多い。
　個人の力は圧倒的に獣人に利があるが、数は人間が圧倒的で獣人は敗れた。
　その後獣人達は、基本は人里離れた場所でひっそりと生活している。
　しかし、人間よりも力も体力もある獣人は”労働力”として違法者達に狙われている。
　東＞西で、東の方が比較的獣人への当たりが弱い。
　東大陸の獣人は、特に安全と思われるハーブリバ王国のバジル領付近に多くいるそう。


　４．奴隷制度について
　東・西の1大勢力の国では共に禁止されている。（獣人も異民族に対しても）
　まだ一部の辺境国や小国では法的に禁止されてはいないが、表で大々的に商売するところは少ない。

　
　５．主人公達の国について
　東大陸の1勢力、ハーブリバ王国で生まれる。
　数代前に戦争をしていたが、見事勝利し東大陸一の権力と影響力を持つようになった。
　王族の容姿は神話の神々の様な、薄い光の様な銀髪に透き通る金色を持つ。
　そのことが原因かは分からないが、この国では色素の薄い人を尊ぶ者が多い。
　その為貴族階級に色素の薄い者が多い。西大陸に多い黒髪黒目の人間はまずいない。


　６．主人公の領地について
　〈バジル領〉
　隣国　-　コアスの森　-　バジル領となっている。
　先の大戦で戦地にもなった場所。森と山々と海に囲まれた自然豊かな土地。
　戦後、バジル家に爵位とともにこの土地が授けられ、先祖の尽力で復興していった。
　コアスの森は世界でも有数の魔物が出る場所で、未だ謎に包まれている。
　バジル家が統治し始めると、害獣も海賊も盗賊の被害が激減した。
　バジル家当主自ら率いるバジル軍は東大陸でもその優秀さは知れ渡っており、
　”一度逆鱗に触れると、逃げることができないバジル家”と恐れられている。