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アリアとセラフィムが言い合いをしているのを見ているとトントンと扉を叩く音と共に、
今度はセフィーロさんとカイルが部屋へ入って来た。


「セラフィム、何を騒いでいるのです廊下まで声が聞こえてますよ、
 ここはアムルリア様のお部屋です迷惑をお掛けしてはいけません」


うん扉開けっぱなしだもんね。


今度はセラフィムがアリアを叱っていたのにセラフィムがセフィーロさんに叱られちゃってる。


「だって兄貴アリアが!、、、」


「だってでは有りません!」


「うっ、、、」


今度はセラフィムがしゅんってしてしまっている。


ふふっ、、、人が叱られてるのを笑っちゃいけないけど可笑しくなってしまう。


「リア、大丈夫か?」


何時の間にかカイルがベッドの端に座って私を心配げに見てきていた、
そっかカイルにも心配掛けちゃったんだでもそんなふうに思ってもらっていて嬉しくなり微笑んでしまった。


「カイル、しんぱいしてくれてありがとうもうだいじょうぶだよ」


「、、、リア」


カイルはいきなり私をギュッと抱き締めてきた!
ちょっと!ちょっと!カイル如何したの!?そんなに心配掛けちゃったの!?


「、、、カイル?」


カイルは私に顔を見られ無い用に私の肩に顔を付けてくるちょっとくすぐったい。


「、、、リア本当に心配したこの王宮に来てから何と無く変だったから、、、
 でも俺からは何も言えない、、、すまん。

 俺はリアの力になれないか?俺には頼ってくれないのか?
 、、、リア」


カイルが私をギュッと力強く抱き締め直してきた、、、カイルはもしかして、、、。


「カイル、、、カイルにはいっぱいたよってるよ、これいじょうたよっちゃってもいいの?
 わたしけっこうわがままだよ、カイルたいへんになっちゃうよ?」


カイルは顔を上げて私と大きなビックリしている用な目をしたけど直ぐに目を細め優しい目になった。


「俺を誰だと思ってるんだ?皇太子だぞ1人の令嬢のワガママを叶えられなくてどうする、
 それに、、、ああーまぁー今はまだ早いなリアはお子ちゃまだもんな」


何ですと、お子ちゃまですと!まぁ~身体はお子ちゃまでも中身は大人の女性ですよ!
お子ちゃまはカイルの方です!


「カイルだってわたしにたよっちゃってもいいんだよ~」


私はカイルの背中をポンポンと叩いた。どうだ!大人の余裕です。


「なっ!ふぅーんじゃー少しだけ」


するとカイルは私の頬にちゅっとキスをしてきた。


「ほぇ!?」


私は顔に熱が入ってボワっとなる、絶対に顔が赤いと思う!
何でそうなるの!変な声出ちゃったでは無いですか!


「クスッやっぱりリアにはまだ早かったか?お子ちゃまだもんな」


カイルは私を揶揄う用に目を細めニコニコ顔だ。


するとワンッという鳴き声と共に私とカイルとの間に、
ラルクが割って入ってきてカイルがキスしてきた場所私の頬をラルクはペロッと舐めて、
スリスリと私に甘えてきた。


いきなり如何したんだろうと思ているとカイルから


「チッ!」


と聞こえてきた、、、カイルえっと、、、気かなことにして私はラルクをギュッと抱き締めた。


うん助かりました~。


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