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皆で楽しくお話しをしているとカイルが国王様とのお話しが終わったみたいで部屋にきた。


「何やら楽しそうだな、リアも顔色が良くなった」
カイルが私の頭をポンポンと叩いて優しく微笑んでくれた。


「うん、しんぱいかけてごめんねカイルもおつかれさま、こくおうさまとはどうだった?」


カイルは私の顔から目を逸らしお茶を口にした、余り良いお話しでは無かったのかな?


「、、、まぁー色々とな、それと神殿への訪問だがまだ許可が降りていない、
 だが陛下が直接交渉してくれる事になった幾ら神殿でも陛下からの申し出には断れまい。

 それまでは待つしか無いそれまでは王宮に泊まる事になるがな」


「えっ俺も?」


「そうだが問題あるか?」


「だって俺平民だぜ、カイル殿下やアムルは慣れているかも知れないが!
 俺こんなキラキラした所落ち着かない」


「わたしだってそうだよ、おうきゅうなんてなれてなんかないもん!でも、、、」


何かここの王宮は懐かしく感じてしまっている初めて来た場所なのに、
王宮何て慣れている筈が無いのに分かんない、、、分かんないよ。


「リアどうした?」


「あっだいじょうぶなんでもないよ」


「そうか?無理するなよ」


「うん」
カイルに心配ばかり掛けてしまって居る駄目だな~しっかりしないと!
ラルクも何時の間にか私の膝に顎を乗せて心配そうに私を見ていた、
大丈夫だよと伝える用にラルクを撫でた。


何かラルクもカイルもこの国に来た時から少し過保護の用な気がするんだよね?
気のせいかなぁ~?モフモフ~、、、!そんなのは置いといて!


「ジルおうきゅうはいや?」


「嫌って言ってもそれを言えば迷惑掛かるし我慢するしかないだろ」


うう~ん、家族に早く会いたいのに会えないし色々と我慢するのは辛いんじゃ?
と私が考えていると


「でしたらジル様はセラフィムと一緒の部屋では如何でしょうか?
 セラフィムと私は主に御使いする身使用人用の部屋を使わせて頂いて居ます、
 ジル様もラルクリム様に御使いしていたのですよね?
 主は違いますが、私達とご一緒の身如何でしょうか?」


「えっ良いの?俺そっちのが良い!でもセラフィムさんはそれで良いのか?」


「私は問題無いですよジル様」


「良かったなジル、これで問題無いな」


「ああ有難う!でもカイル殿下早く許可も取ってくれよな」


「分かってる」


良かった~これで少しは良いよね、でも許可は早い方が良いよね~如何にか何ないかな~?
神殿かぁ~神殿で偉い人は神殿長で次は副神殿長さんで、、、あれ神殿長さんの上は誰?
あれ?私は膝の上で寛いでるラルクを見た。


(如何したアムル?)


(ねぇ~ラルク?国王様と神殿長様はどっちが偉いの?)


(偉い方?人の事は良く分からんがアムルの国では私のいた神殿の長とクリスは対等と言っていたぞ)


(そっか~、、、協力してラルクを大切にしているからかなぁ~?あれラルクってもしかして、、、
国王様と神殿長様よりも偉いの?)


(当たり前だ私はこの大陸1番偉いぞ、知らなかったのか?)


(そうだよね!ラルクはラルクリム様なんだよね!)


(おっおうそうだぞ!私はラルクリムだ、、、いきなり如何したアムル)


(うん!ちょっと良い事考え付いたの!ふふっ)


私はこれが上手くいけばもしかしたら早くジルは家族に会える用になるんじゃ無いかと思い、
顔がニヤニヤとしてしまっていた、そんな私をラルクはじと~と見ていた。












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