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第13話:ニアのお願い
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翌日からマギスはエミリーを伴って魔獣狩りへと繰り出そうとしていた。
エミリーを伴っていたのは、自分も魔獣狩りをしたいと彼女が言い出したからだ。
「絶対にダメです! 危険すぎます!」
しかし、それを止めた人物がいた――ニアである。
彼女の言葉はエミリーを心配してのものだったが、実際は全く問題ない。
何せエミリーは魔王なのだから。
「安心するのじゃ、ニアよ。マギスがいれば問題ないし、本来なら一人でも大丈夫――」
「ダメです! 子供が一人でだなんて、絶対にダメ!」
しかし、彼女が魔王であるという事実を知らないニアは断固として譲ろうとはせず、最後に口を開いたのはマギスだった。
「なら、これならどうかな? 今日は僕とエミリー、それにニアの三人で向かう」
「わ、私もですか!?」
「うん。それで、問題なく討伐を行えれば明日からも僕とエミリーの二人で魔獣狩りに出掛ける。ニアが少しでも危ないと思う場面があれば、以降は僕一人で向かうよ」
「むっ! それは我が納得せんぞ、マギスよ!」
説得をしている最中にエミリーが否定的な言葉を口にしたが、マギスは気にすることなくニアを見ている。
「……わ、分かりました! 私も一緒に向かいます!」
「分かったよ。それなら、今日は一緒に行動しようか」
「我を無視するでない! ……んっ? じゃがニアよ、お主は先生なのであろう? 今日は仕事をせんでもいいのか?」
頬を膨らませて怒った様子を見せたエミリーだったが、すぐに別の疑問が浮かび上がり問い掛けた。
「昨日はみんなだいぶ盛り上がっちゃってね。子供たちも夜更かししちゃってなかなか起きてこないだろうからって、お休みにしたんだ」
「そ、そんな安易に休みにしてもいいのか?」
「普段はそんなことしないよ? でも、特別な日くらいはね」
特別な日、それはマギスとエミリーがアクシアにやってきた日だということ。
他の村人からすればたくさんの肉をたらふく食べられた日に上書きされているが、ニアは魔獣から助けられたという事実もあり、二人と出会った日は特別な日になっていた。
「……まあ、そういうことであれば問題ないかのう」
「それじゃあ行こうか。僕はこの森に詳しくないから、案内も頼めたらありがたいかな」
「分かりました! よろしくお願いします、マギスさん、エミリーちゃん!」
こうして森へ繰り出した三人だったが――結果はマギスの圧勝だった。
「……マギスさん、強すぎませんか?」
魔獣を見つけたと思えば、即座に駆け出して一撃で仕留めてしまうマギス。
初見の相手ですらも一撃で仕留めてしまうため、エミリーが注意を促す隙が一切なかった。
「まあ、マギスだからのう」
「マギスさんって、どこかの国の騎士様とかなのかな?」
「違う、違う。あ奴は――」
「ファイアアロー」
エミリーとニアが会話をしていた後方からこっそりと迫っていた魔獣がいた。
それにマギスは気づいており、間近に迫った魔獣を斬りながら炎の矢を放つ。
炎の矢は弧を描き、二人を避けて後方の魔獣の眉間に命中した。
「えっ?」
「ふむ、気づいておったか。もう少し魔法が遅れていれば、我がやるところであったぞ?」
「二人を危険な目に遭わせるつもりはないからね」
振り返りながら笑みを浮かべたマギスだったが、その表情はやや驚いた風に変わった。
「……どうかしたかな、ニア?」
ニアが口を開けたまま固まっていることに気づき、魔獣の気配もなくなったことでマギスは声を掛けた。
「……ま、マギスさんは、魔法も使えるんですか!?」
「うん。……あれ? 言ってなかったっけ?」
「聞いていませんよ! あれだけの剣の腕を見せつけられたら、誰でも凄腕の剣士だって思うじゃないですか!」
「あはは、ありがとう。あまり褒められたことがなかったから、嬉しいよ」
これは謙遜ではない。
マギスは英雄として勇者パーティにいた頃に褒められた記憶が一切なかった。
この言葉を聞いてエミリーは寂しそうな表情を浮かべたが、一方でニアはさらに驚きの声をあげた。
「もしかして、マギスさんたちがいた場所では、同じように強い人がたくさんいらっしゃるんですか?」
「あー……うん、そうだね。僕より強い人は結構いると思うよ」
「そうなんですね! ……そっか、そうなんだ」
しかし、最初こそ嬉しそうな声をあげたニアだったが、一瞬だけ悲しそうな表情を浮かべた。
「……ニア?」
「えっ? あ、すみません、気にしないでください」
自分でも悲しそうな顔をしていたことが分かったのか、ニアは苦笑しながら話題を変えた。
「そうだ! あの、マギスさん。折り入ってお願いがあるのですが……」
「お願い? 何かな?」
悲しそうな表情の理由に言及されたくないのだと理解したマギスは追及することはなく、ニアのお願いを聞いてみることにした。
「わ、私の代わりに子供たちの先生になってくれませんか!」
「「…………はい?」」
突然の先生になってほしいというお願いに、マギスだけでなくエミリーまで驚きの声を漏らした。
エミリーを伴っていたのは、自分も魔獣狩りをしたいと彼女が言い出したからだ。
「絶対にダメです! 危険すぎます!」
しかし、それを止めた人物がいた――ニアである。
彼女の言葉はエミリーを心配してのものだったが、実際は全く問題ない。
何せエミリーは魔王なのだから。
「安心するのじゃ、ニアよ。マギスがいれば問題ないし、本来なら一人でも大丈夫――」
「ダメです! 子供が一人でだなんて、絶対にダメ!」
しかし、彼女が魔王であるという事実を知らないニアは断固として譲ろうとはせず、最後に口を開いたのはマギスだった。
「なら、これならどうかな? 今日は僕とエミリー、それにニアの三人で向かう」
「わ、私もですか!?」
「うん。それで、問題なく討伐を行えれば明日からも僕とエミリーの二人で魔獣狩りに出掛ける。ニアが少しでも危ないと思う場面があれば、以降は僕一人で向かうよ」
「むっ! それは我が納得せんぞ、マギスよ!」
説得をしている最中にエミリーが否定的な言葉を口にしたが、マギスは気にすることなくニアを見ている。
「……わ、分かりました! 私も一緒に向かいます!」
「分かったよ。それなら、今日は一緒に行動しようか」
「我を無視するでない! ……んっ? じゃがニアよ、お主は先生なのであろう? 今日は仕事をせんでもいいのか?」
頬を膨らませて怒った様子を見せたエミリーだったが、すぐに別の疑問が浮かび上がり問い掛けた。
「昨日はみんなだいぶ盛り上がっちゃってね。子供たちも夜更かししちゃってなかなか起きてこないだろうからって、お休みにしたんだ」
「そ、そんな安易に休みにしてもいいのか?」
「普段はそんなことしないよ? でも、特別な日くらいはね」
特別な日、それはマギスとエミリーがアクシアにやってきた日だということ。
他の村人からすればたくさんの肉をたらふく食べられた日に上書きされているが、ニアは魔獣から助けられたという事実もあり、二人と出会った日は特別な日になっていた。
「……まあ、そういうことであれば問題ないかのう」
「それじゃあ行こうか。僕はこの森に詳しくないから、案内も頼めたらありがたいかな」
「分かりました! よろしくお願いします、マギスさん、エミリーちゃん!」
こうして森へ繰り出した三人だったが――結果はマギスの圧勝だった。
「……マギスさん、強すぎませんか?」
魔獣を見つけたと思えば、即座に駆け出して一撃で仕留めてしまうマギス。
初見の相手ですらも一撃で仕留めてしまうため、エミリーが注意を促す隙が一切なかった。
「まあ、マギスだからのう」
「マギスさんって、どこかの国の騎士様とかなのかな?」
「違う、違う。あ奴は――」
「ファイアアロー」
エミリーとニアが会話をしていた後方からこっそりと迫っていた魔獣がいた。
それにマギスは気づいており、間近に迫った魔獣を斬りながら炎の矢を放つ。
炎の矢は弧を描き、二人を避けて後方の魔獣の眉間に命中した。
「えっ?」
「ふむ、気づいておったか。もう少し魔法が遅れていれば、我がやるところであったぞ?」
「二人を危険な目に遭わせるつもりはないからね」
振り返りながら笑みを浮かべたマギスだったが、その表情はやや驚いた風に変わった。
「……どうかしたかな、ニア?」
ニアが口を開けたまま固まっていることに気づき、魔獣の気配もなくなったことでマギスは声を掛けた。
「……ま、マギスさんは、魔法も使えるんですか!?」
「うん。……あれ? 言ってなかったっけ?」
「聞いていませんよ! あれだけの剣の腕を見せつけられたら、誰でも凄腕の剣士だって思うじゃないですか!」
「あはは、ありがとう。あまり褒められたことがなかったから、嬉しいよ」
これは謙遜ではない。
マギスは英雄として勇者パーティにいた頃に褒められた記憶が一切なかった。
この言葉を聞いてエミリーは寂しそうな表情を浮かべたが、一方でニアはさらに驚きの声をあげた。
「もしかして、マギスさんたちがいた場所では、同じように強い人がたくさんいらっしゃるんですか?」
「あー……うん、そうだね。僕より強い人は結構いると思うよ」
「そうなんですね! ……そっか、そうなんだ」
しかし、最初こそ嬉しそうな声をあげたニアだったが、一瞬だけ悲しそうな表情を浮かべた。
「……ニア?」
「えっ? あ、すみません、気にしないでください」
自分でも悲しそうな顔をしていたことが分かったのか、ニアは苦笑しながら話題を変えた。
「そうだ! あの、マギスさん。折り入ってお願いがあるのですが……」
「お願い? 何かな?」
悲しそうな表情の理由に言及されたくないのだと理解したマギスは追及することはなく、ニアのお願いを聞いてみることにした。
「わ、私の代わりに子供たちの先生になってくれませんか!」
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