転移したらスキル創造魔装が付いてました

1章

1話 始めての魔装

ダンジョンから出た僕は冒険者ギルドカードを発行して貰えた。
「始まりのダンジョンをクリアした君は愛でたく冒険者のなかまいりだ！私は受付担当のロックだ！」

前世の記憶だと冒険者ギルドの受付って女の人だったけど…この世界は暑苦しいおっさんがいた。

「…よろしくお願いします…」

「うむ！身体を鍛えてスキルを磨き！sランクをめざすのだ！」

あの…ビルドアップしないで…

周りからは「「また新人がロックに絡まれてる…」」「「相変わらず暑苦しいな…」」「「ドンマイ…」」などの声が聞こえてくる

一通りの説明を受け家に帰る事にした。
明日には家を出る事になっている。
追い出される訳ではない。ただ…いずらいだけだ…何故なら…

長男夫婦が激甘イチャイチャなのだ…
兄は16で僕とは6離れていた。奥さんは同じ村のお隣さんで兄の幼馴染出会った。
それに家は兄が継ぐ事になるためいずれは出る必要があった。
「アスラ始まりのダンジョンはどうだった？」
「ラスボス倒してもアイテム出なかったし…受付担当がハゲマッチョだった…」
「そ…そうか。頑張って。」

その夜1人創造魔装の使い方を探していた。前世の記憶ならイメージして魔力を纏えばいけるかなと試した。
はい…出来ました…
フルプレーとのような形なのに重くなく
関節に干渉しない。
特撮ヒーローのスーツみたいな感じだ。

…作成した魔装を保存しますか？…
そんな声が聞こえたのでYesをえらんだ。すると魔装は小さくなり一つの指輪に変わった。
…指輪に魔力を流し装着イメージをすると展開されます…

「…めっちゃ説明してくれるじゃん…」

こうして初めての魔装が出来上がった。