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第1話 勇者と魔王が対面
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~前回までのあらすじ~
勇者と魔王が入れ替わった。
嘘だろ…勇者と魔王が入れ替わるなんて聞いたことないぞ…
今まで2000年ほど生きて来たがこれほどおぞましく恐ろしいことが…
私は戸惑いを隠せていなかった。
それを見た僧侶は
「何震えてるんですか勇者様震えるくらいなら早くそこで死んでいる魔王殺っちゃってくださいよ」
なんて恐ろしいことを言う僧侶だ…てか本当に僧侶なのか?
僧侶の皮を被った悪魔じゃないのか?いや悪魔そのもの…
いやそれ以前に隣にいる魔王(私)をやってしまったら色々と終わるぞ
世界どころか私のこれからの人生も終わるぞこれ…
「いや待て…まだ様子を見ようここは休戦といこうじゃないか…」
そう言うことしか言えなかった今は様子を見ることしかできない。
自分は今は勇者しかも隣に自分の身体が寝ているここはまず起きるか
どうかわからんが相手と双方で話し合いでもしないと…
「…わかりました但し…一応念のため魔王に魔法でもかけておきます」
魔法か…一応休戦と伝えたから殺しに来ることはまずないだろうし
多分弱体化魔法みたいなものでもかけるのだろうまぁそのくらいなら
私の能力が守って…
「ザ○キー○」
「ちょっと待てえええええええええええええ!!それはダメだろ!!
色んな意味でマズいだろ!しかも完全に殺す気だよね!??
作者ごと殺すきだよね!!!(著作権的に)
それと魔王どころか自分にもかかってるんだけど!?」
僧侶の放った呪文にツッコミが追いつかない
「ッチ…反省してまーす」
舌打ちしたよ…やばいよこの僧侶よくこんな酷い僧侶と旅できたなこの勇者
パーティーメンバー変えた方が良かったんじゃないのか…?
すると隣で寝ていた自分から声がした
「うぅ…ん…ここは…」
その声を聞いたサキュバスが私の身体(勇者)に抱きついた
「魔王様あああああああああ!!大丈夫ですか!?魔王様ああああああ!!」
「魔王…君は…なにを…俺は勇者だぞ…」
「何を言ってるんですか魔王様…魔王様は勇者じゃありませんよ」
魔王(勇者)が身体を起こし周りを見た後自分を見て来た
「や…やぁ…」
「え…?は?えっ?」
そりゃそうだなんせ目の前に自分の身体しかも魔王が入っているからな
誰だって自分の身体が入れ替わっていたら驚くし戸惑うだろう
僧侶やサキュバスも何が起きているかわからなくキョトンとしているし
さぁ魔王(勇者)よ貴様は今起きている現状を読み込めれ…
「…まぁ…いっか…」
「なんでだああああああああああああああああああああ!!!」
勇者と魔王が入れ替わった。
嘘だろ…勇者と魔王が入れ替わるなんて聞いたことないぞ…
今まで2000年ほど生きて来たがこれほどおぞましく恐ろしいことが…
私は戸惑いを隠せていなかった。
それを見た僧侶は
「何震えてるんですか勇者様震えるくらいなら早くそこで死んでいる魔王殺っちゃってくださいよ」
なんて恐ろしいことを言う僧侶だ…てか本当に僧侶なのか?
僧侶の皮を被った悪魔じゃないのか?いや悪魔そのもの…
いやそれ以前に隣にいる魔王(私)をやってしまったら色々と終わるぞ
世界どころか私のこれからの人生も終わるぞこれ…
「いや待て…まだ様子を見ようここは休戦といこうじゃないか…」
そう言うことしか言えなかった今は様子を見ることしかできない。
自分は今は勇者しかも隣に自分の身体が寝ているここはまず起きるか
どうかわからんが相手と双方で話し合いでもしないと…
「…わかりました但し…一応念のため魔王に魔法でもかけておきます」
魔法か…一応休戦と伝えたから殺しに来ることはまずないだろうし
多分弱体化魔法みたいなものでもかけるのだろうまぁそのくらいなら
私の能力が守って…
「ザ○キー○」
「ちょっと待てえええええええええええええ!!それはダメだろ!!
色んな意味でマズいだろ!しかも完全に殺す気だよね!??
作者ごと殺すきだよね!!!(著作権的に)
それと魔王どころか自分にもかかってるんだけど!?」
僧侶の放った呪文にツッコミが追いつかない
「ッチ…反省してまーす」
舌打ちしたよ…やばいよこの僧侶よくこんな酷い僧侶と旅できたなこの勇者
パーティーメンバー変えた方が良かったんじゃないのか…?
すると隣で寝ていた自分から声がした
「うぅ…ん…ここは…」
その声を聞いたサキュバスが私の身体(勇者)に抱きついた
「魔王様あああああああああ!!大丈夫ですか!?魔王様ああああああ!!」
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「え…?は?えっ?」
そりゃそうだなんせ目の前に自分の身体しかも魔王が入っているからな
誰だって自分の身体が入れ替わっていたら驚くし戸惑うだろう
僧侶やサキュバスも何が起きているかわからなくキョトンとしているし
さぁ魔王(勇者)よ貴様は今起きている現状を読み込めれ…
「…まぁ…いっか…」
「なんでだああああああああああああああああああああ!!!」
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