ある日の絶望。

早坂 悠

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第一章 ななえの絶望(全8話)

初めて会う男

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 ななえの体を陵辱し尽くした先輩はゆっくりと自分の性器をななえの口から抜き取る。精液なのか愛液なのか唾液なのかそのすべての液体が絡みついた性器は禍々しくななえの目に映った。

ああ。
あれが強引に自分の中に入っていたのかとななえは思う。

男性の体の中のほんの一部に過ぎない男性器。
体の面積に比べれば性器は
局部的な部位に過ぎないはずなのに

あんな小さな部位の侵入によって
ななえの体も心も壊されてしまった。

正常位で犯されている時にななえの両足は大きく広げられ、先輩の欲望のままに性器をガツガツと挿入され、打ちつけられたななえの陰部はビリビリと痛く、足の付け根も筋が攣ったように痛かった。

先輩の精液を飲んだななえの口の中は不快な味と臭いが残り、無理矢理、突っ込まれた性器によってななえの顎をガクガクと痙攣させていた。

男性器を激しく抜き差しされたななえの陰部は
その刺激が子宮にまで響いたようで熱を持つかのように腹部が痛かった。

レイプされた現実を受け止めたくないのに、ななえの全身の痛み、特に子宮に繋がる膣の鈍い痛みの残痛が自分が男性に犯されてしまった体であるとつきつけてくる。

おまえはレイプされたんだと。
愛してる人でも、好きな人でもないのに
体を押さえつけられて
服を剥ぎ取られ、
裸体を晒され、

そしてー

「ああ。あああ!いやー!」

ななえの体はずっとガタガタと震えていた。
押し倒された時からずっと恐怖で震えていた。

でも今度はレイプされた現実がななえの体を
蝕むかのように震えさせた。

「ううううっ」

一糸纏わないななえの体は仰向けのまま、
重くマットに沈んでいた。
手で顔を覆い嗚咽しながら涙をながす。
ななえの胸も陰部も曝け出されたまま、
泣くことしか出来なかった。

ずっと泣いていたかったが
次の瞬間に頭部に激痛が走る。

「痛い痛い痛い!やめて!やめて下さい!」

先輩の友達がななえの髪を鷲掴みにし、
ななえの体を起こさせ、ななえの髪を掴んだまま、
目の前にいきり立つ勃起した男性器を近づけてきた。

「うるせぇな。聞こえなかったのか?いいからしゃぶれ。レイプ動画をネットに拡散させんぞ。早くしろ」

「うううっ」

ななえの体をマットに上に座らせ髪の毛から手を離し、先輩の友達はななえの前に仁王立ちになりながらそう告げる。

「爪を剥ぐのはどの指にする?」

と言われた時、ななえは震える手で男性器を触り、
ゆっくりと口を開けて男性器の先端部分を恐る恐る咥えた。

先端部分の感触は丸びを帯びていて少し柔らかい感触があった。柔らかい部分より下は急に皮膚が変わるのか、血管が多いのかゴツゴツしていた。

味わったことのない感触がななえの口の中に広がっていく。

誰かと会話したり、
美味しいものを食べたり、
好きな人とキスをしたりするための口だと思っていた。

男性器をしゃぶり男の性欲を満たすための使い方。
こんな使い方をするなんて。。。しかも無理矢理。。
そう思うとななえの頭は屈辱でどうにかなりそうだった。

「なんだよ。そのしゃぶり方はよ。
       もっと根元までちんこ入れんだよ。」

と急にななえの頭を押さえつけ、
性器をななえの喉もとまで入れてくる。

「んぐっ!」

「おい。歯を立てたら殺すから気をつけろよ。
奥までちんこ入れたらまたずらして、おまえのまんこでやったようにちんこを口の中で出し入れすんだよ」

喉奥に突っ込まれた性器に思わず、
オエッとなりそうなのを堪えて指示されるがまま
またゆっくりと先端部分に向うように口を滑らせる。

手は一瞬離してしまったが性器を手で支えないと安定感が悪く、口から性器が出てしまいそうだったので片手で性器の根元の部分をささえていた。

ななえの手に陰毛の感触が伝わり、身の毛がよだつ。
性器を喉奥までいれると根元のゴツゴツした性器の感触が歪で脈をうっている別の化け物に感じてしまう。口周りにも陰毛の感触が伝わり気持ち悪かった。

(ジュルジュル。。。ジュル。。。)

口と性器と唾液が動かす摩擦によって卑猥な音を立てる。

「おお!エッロ!気持ちいぃ。やれば出来るじゃねーか」

ななえの頭に手を置いて自分の性器がしゃぶられていることに快感を得ながら、どこにあったのかiPhoneを取り出して、再び動画撮影をし始めた。

ななえが撮影されることを恐それ反射的に性器を口から出そうとしたことをこの男は見逃さなかった。

いや、男はそうなるのを予想していたのかもしれない。頭の上に置かれていた男の手に力が入り、
頭を押さえつけられて固定されてしまった。

「おおおおー!はぁはぁ!」

と言いながら男は
自らの男性器をななえの口で出し入れし始めた。

「うんぐ!ぐ!うんんっ!」

あまりの激しさに喉奥に性器がささってしまったのではと錯覚させられる。圧迫感という苦しさにななえは襲われた。

また口の中に精液を注がれてしまうのだろうか?
あの不味い液体を飲まないといけないのだろうか?
ななえはイマラチオの苦しさの中でそう思うと同時に

そうなればもしかして下半身は犯されないのではないか?
このまま口で男を満足させれば終わりになるのだろうか?

レイプされるのは1人だけ?
私を穢したのは先輩だけになるのだろうか?
と思った。

人数の問題でないことは分かっていても
レイプされた人数は少ない方がいいに決まっている。
そう思ったのも束の間、

先輩の友達はイマラチオをやめ、
性器を口から抜き取ると

「四つん這になって。まんこを突き出しながら
        ちんこを入れて下さいって言えよ」

と命令してきたのだった。

ななえは再び絶望の中に落とされる感覚を覚える。

なぜ自分はこんな目に遭わないといけないのか。
しかも「今日、会った初めての男」に
こんな辱めを受けないといけないのか。

悔しくて情けなくて辛くて
そしてただただ目の前の男が恐ろしかった。
目の前にいる男はよく知らない男だった。

先輩の友達は今日、ななえが初めて会った男だった。
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【登場人物】

ななえ…アルバイト先の先輩とその友人にレイプされる

ユウヤ…ななえの好きな人。アルバイト先で仲良くなったユウコの双子の兄。ななえは密かに想いを抱いていたがユウヤは………実の妹とであるユウコが好きだった。処女が苦手で処女とセックスしたいと思ったら誰かにレイプしてもらわないとセックスしたくない特異性癖を待つ

田村先生……ユウヤとユウコそして直樹の学校の先生。ユウヤを逆レイプする。


木戸先生……田村先生の弱みを握り性奴隷にする。セックスが超絶得意。

ユウコ……ユウヤの双子の妹。実の兄を好きになってしまい、兄のボクサーパンツをこっそり奪って自室でオナニーしてる

直樹……ななえとユウコと同じアルバイトをしている。ななえにとっては先輩でユウコにとっては彼氏のフリを頼んでいる男性。ななえとユウコをレイプする。

先輩の友達……先輩→直樹の友達。物語後半の番外編で登場する。作者にとって一番のお気に入りキャラ。
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