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勇太の失恋(番外編)
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勇太はみんなからリーダー的存在だと思われていて、自分もずっと周囲からのその役割に答え続けてきたという自負があった。
強き者が弱き者を守り、誰も仲間外れにせず、もちろん仲間になりたくた人たちの意見も尊重して、仲間を作って大切にして集団を形成していけば誰もが幸せで、誰も傷つかない日常になると思っていたし、実際そうだった。
周囲の人に恵まれていたということもあるが、勇太の友人たちはとてもいいやつばかりで楽しい青春時代を過ごしていたと思う。ひとつだけ不満があるとすれば、勇太は3つ上の兄である勇一にコンプレックを抱いていた。
なんでもそつなくこなし、勉強も運動も出来た兄の勇一は家庭内でも勇太と比べられて「あんたもお兄ちゃんぐらいしっかりしなさい!」「お兄ちゃんを見習いなさい」と何度も両親から言われて育ってきた。
勇一に比べれば勇太はわんぱく少年で、外を駆けずり回って遊んでいた少年だった。親にはその印象が根強く残っているのか。いつだって勇太は勇一と比べられると「落ち着きがない弟」というレッテルを貼られていた。それが勇太のコンプレックだった。
兄貴に負けたくない。俺だって、俺だって、という思いを抱えたまま、勇太は周囲のリーダーシップの期待に応えていつだって正しいことをしてきたし、仲間がやられたらやり返しに行くぐらいには仲間思いだった。
それなのに……報われないこともある。
勇太がどんなに頑張っても人の気持ちは変えられない。
勇太は昔から幼なじみの近所に棲むハルカのことが好きだった。ハルカは美人なのに照れると可愛い顔になるのも好きだった。オシャレが大好きでいつもキラキラしてきて、学校でも男子からのウケが良かった。
勇太はハルカが好きだったが、その気持ちを胸に閉まったまま、いつか打ち明けるその日までずっとハルカのそばで幼なじみとしていたかった。
それなのに……あろうことかハルカは兄の勇一に告白して失恋し、公園で1人シクシク泣いていた。ここでも兄貴に負けた気がして、悔しくて悔しくて仕方なかった。こんな気持ちになるならハルカに先に告白しておけば良かったなと勇太は思う。
「俺の方がいい男だろうがぁ!」と負け犬の遠吠えのようなセリフを吐いて、ハルカをなんとか元気づけることしか出来なかった。
ハルカは勇一に失恋し勇太はハルカに失恋した出来事だった。告白できずにズルズルとした気持ちを引きずりながら高校を卒業して専門学校に入学した。
「ずっとみんなのために頑張ってきたんだね」
と言ってきたのは専門学校で出会った女だった。合コンかサークルのコンパだったのか、何かの飲み会で一緒になった女だ。その日の勇太はなんだかイライラしていて、いつもより多めにお酒を飲んだ。気づいたら周囲に誰もいなくなっていて、自分のこれまでの鬱憤うっぷんを最後まで残っていた女に語っていた。
のちに将来、勇太の妻になる女性との出会いで、田舎では大恋愛ともてはやされていたが、実際はそんなロマンチックなものではなかった。
「ねぇ?ホテル行かない?もう終電ないよ?」
と女も少しお酒に酔った風で甘ったるい声を出しながら、勇太に囁きかけ、勇太はよく知らない女とホテルで初めてのセックスをすることになった。
女は処女ではなかった。
勇太とラブホテルに着くと女は勇太の反応をいちいち面白がった。
「2人でシャワー浴びよ?」
「え?!ええ?ちょっと待って……そんな俺。」
「緊張してるの?うふふ。大丈夫。何しても怒らないから」
と女はなんの抵抗もなくスルスルと自分の服と下着を脱いで童貞の勇太の前に女の裸体をさらけだすと、勇太の下半身ははちきれそうに勃起した。
すっかり酔いは冷めてしまっていて……どうしようと思うものの、目の前の性的な魅惑に打ち勝てなかった。シャワーを浴びるために勇太も全裸になって、女の前に勃起したちんこを堂々と見せつけた。勇太は覚悟を決めた。
女は温かいシャワーを勇太の体にかけながら、片手で勇太のちんこを握り、手コキをし始める。勇太は女性に初めてちんこを握られて興奮でさらに硬くなった。
勇太はもう我慢の限界で女に手コキをされながら、勇太も女の陰部に自分の手を押し付けた。シャワーの温水がかかる中で女の陰毛を触り、割れ目に指を沈ませてクリトリスを確かめる。そこを優しく刺激していくと女が
「あん♡」
という声を漏らして勇太はそれだけで危うく射精してしまいそうだった。いや実際は少し出てしまった。
陰部を触り女の胸も揉み始める。やわらけぇ……そして気持ちいいぃぃぃぃと脳内が快感で埋め尽くされるようだった。もう入れたい。入れたいと思って女に
「もうムリ。ベッドに行ってゴムつけさせてくれ」
と伝えると女はシャワーを止めて勇太に抱きついてきて、勇太のちんこを自分で膣に入れようとしていた。勇太は慌てて女のちんこを持ってる手首を掴んだ。
「な?!何してるの?!避妊しないと!」
「え?避妊?あはは、何言ってんの?ねぇ?ずっとずっとみんなの期待に応えてきたんでしょ?さっきそう語ってたじゃない?それで好きな子もお兄ちゃんに取られちゃってさ。何も残らなかったんでしょ?何か一つでも悪いことした?ねぇ?何かちょっとぐらい悪いことしてもバチは当たらないよ?ほら。こんなに大きなちんちん♡生で入れてよ。少しぐらい悪いことしよ?」
と女は勇太の手をどけて自分の膣に勇太の亀頭を押し付けて、ズブズブと勇太のちんこをまんこで咥えていった。勇太の脳に今まで味わったことのない快感が伝わってきた。
「あっあっ。すげぇ、あっ、待って。俺、すぐイッちゃうかも。初めててこんなの。すげぇー気持ち良くてムリ。あっ!ちょっと!動かさないでっ!あっ!あああっ!」
女は勇太の反応を嘲笑うかのように、勇太のちんこを入れたまま、勇太にしがみついて女は腰をクネクネと動かした。
勇太の耳ともで「たっぶり中出しして。精液ぶつちまけてよ」と囁かれ勇太はすぐに射精感が込み上げてきて、ドピュッ!ドピュッ!と初めてのセックスでよく知らない女に中出しをした。
射精したあとも気持ち良さは続いていて、勇太のちんこはまだ元気だった。女は「ふふふ。次はベッドでしよう」と言ってシャワーで濡れた体を適当に拭いて2人でベッドの上で激しくまぐわった。
勇太は初めての快感に我も忘れて女にガッついた。女の口を自分の舌で満たして呼吸もままならないほどの激しいキスをすると、力任せに胸を揉んだ。乳首を強引に吸って女が「ひぃひぃ♡あひぃ♡」と快感に身をくねらせる。
女の足首を持って股をガバッと開かせると、女の生まんこを見て勇太はさらに興奮した。膣からはグチュグチュに愛液が滴り落ちていて勇太のちんこを誘っているようだった。
勇太はがむしゃにちんこを膣にぶち込んで獣のように腰を激しく打ちつけた。ガツガツガツガツ腰をふってこれでかっ!というぐらいまんこの奥にちんこを打ちつけた。強烈な快感で脳が支配される。女がまた「あひ♡あひ♡あふぅ♡あんあん♡」言いながら、勇太に向かって、
「ねぇ?できるんじゃない?悪いこと。あっはふ♡もっともっと悪いことしよ?2人でさ。一緒に幸せになろうよ?」
と快感とともに今までしたことがない甘い誘惑を勇太に持ちかけるのだった。
(番外編続く)
強き者が弱き者を守り、誰も仲間外れにせず、もちろん仲間になりたくた人たちの意見も尊重して、仲間を作って大切にして集団を形成していけば誰もが幸せで、誰も傷つかない日常になると思っていたし、実際そうだった。
周囲の人に恵まれていたということもあるが、勇太の友人たちはとてもいいやつばかりで楽しい青春時代を過ごしていたと思う。ひとつだけ不満があるとすれば、勇太は3つ上の兄である勇一にコンプレックを抱いていた。
なんでもそつなくこなし、勉強も運動も出来た兄の勇一は家庭内でも勇太と比べられて「あんたもお兄ちゃんぐらいしっかりしなさい!」「お兄ちゃんを見習いなさい」と何度も両親から言われて育ってきた。
勇一に比べれば勇太はわんぱく少年で、外を駆けずり回って遊んでいた少年だった。親にはその印象が根強く残っているのか。いつだって勇太は勇一と比べられると「落ち着きがない弟」というレッテルを貼られていた。それが勇太のコンプレックだった。
兄貴に負けたくない。俺だって、俺だって、という思いを抱えたまま、勇太は周囲のリーダーシップの期待に応えていつだって正しいことをしてきたし、仲間がやられたらやり返しに行くぐらいには仲間思いだった。
それなのに……報われないこともある。
勇太がどんなに頑張っても人の気持ちは変えられない。
勇太は昔から幼なじみの近所に棲むハルカのことが好きだった。ハルカは美人なのに照れると可愛い顔になるのも好きだった。オシャレが大好きでいつもキラキラしてきて、学校でも男子からのウケが良かった。
勇太はハルカが好きだったが、その気持ちを胸に閉まったまま、いつか打ち明けるその日までずっとハルカのそばで幼なじみとしていたかった。
それなのに……あろうことかハルカは兄の勇一に告白して失恋し、公園で1人シクシク泣いていた。ここでも兄貴に負けた気がして、悔しくて悔しくて仕方なかった。こんな気持ちになるならハルカに先に告白しておけば良かったなと勇太は思う。
「俺の方がいい男だろうがぁ!」と負け犬の遠吠えのようなセリフを吐いて、ハルカをなんとか元気づけることしか出来なかった。
ハルカは勇一に失恋し勇太はハルカに失恋した出来事だった。告白できずにズルズルとした気持ちを引きずりながら高校を卒業して専門学校に入学した。
「ずっとみんなのために頑張ってきたんだね」
と言ってきたのは専門学校で出会った女だった。合コンかサークルのコンパだったのか、何かの飲み会で一緒になった女だ。その日の勇太はなんだかイライラしていて、いつもより多めにお酒を飲んだ。気づいたら周囲に誰もいなくなっていて、自分のこれまでの鬱憤うっぷんを最後まで残っていた女に語っていた。
のちに将来、勇太の妻になる女性との出会いで、田舎では大恋愛ともてはやされていたが、実際はそんなロマンチックなものではなかった。
「ねぇ?ホテル行かない?もう終電ないよ?」
と女も少しお酒に酔った風で甘ったるい声を出しながら、勇太に囁きかけ、勇太はよく知らない女とホテルで初めてのセックスをすることになった。
女は処女ではなかった。
勇太とラブホテルに着くと女は勇太の反応をいちいち面白がった。
「2人でシャワー浴びよ?」
「え?!ええ?ちょっと待って……そんな俺。」
「緊張してるの?うふふ。大丈夫。何しても怒らないから」
と女はなんの抵抗もなくスルスルと自分の服と下着を脱いで童貞の勇太の前に女の裸体をさらけだすと、勇太の下半身ははちきれそうに勃起した。
すっかり酔いは冷めてしまっていて……どうしようと思うものの、目の前の性的な魅惑に打ち勝てなかった。シャワーを浴びるために勇太も全裸になって、女の前に勃起したちんこを堂々と見せつけた。勇太は覚悟を決めた。
女は温かいシャワーを勇太の体にかけながら、片手で勇太のちんこを握り、手コキをし始める。勇太は女性に初めてちんこを握られて興奮でさらに硬くなった。
勇太はもう我慢の限界で女に手コキをされながら、勇太も女の陰部に自分の手を押し付けた。シャワーの温水がかかる中で女の陰毛を触り、割れ目に指を沈ませてクリトリスを確かめる。そこを優しく刺激していくと女が
「あん♡」
という声を漏らして勇太はそれだけで危うく射精してしまいそうだった。いや実際は少し出てしまった。
陰部を触り女の胸も揉み始める。やわらけぇ……そして気持ちいいぃぃぃぃと脳内が快感で埋め尽くされるようだった。もう入れたい。入れたいと思って女に
「もうムリ。ベッドに行ってゴムつけさせてくれ」
と伝えると女はシャワーを止めて勇太に抱きついてきて、勇太のちんこを自分で膣に入れようとしていた。勇太は慌てて女のちんこを持ってる手首を掴んだ。
「な?!何してるの?!避妊しないと!」
「え?避妊?あはは、何言ってんの?ねぇ?ずっとずっとみんなの期待に応えてきたんでしょ?さっきそう語ってたじゃない?それで好きな子もお兄ちゃんに取られちゃってさ。何も残らなかったんでしょ?何か一つでも悪いことした?ねぇ?何かちょっとぐらい悪いことしてもバチは当たらないよ?ほら。こんなに大きなちんちん♡生で入れてよ。少しぐらい悪いことしよ?」
と女は勇太の手をどけて自分の膣に勇太の亀頭を押し付けて、ズブズブと勇太のちんこをまんこで咥えていった。勇太の脳に今まで味わったことのない快感が伝わってきた。
「あっあっ。すげぇ、あっ、待って。俺、すぐイッちゃうかも。初めててこんなの。すげぇー気持ち良くてムリ。あっ!ちょっと!動かさないでっ!あっ!あああっ!」
女は勇太の反応を嘲笑うかのように、勇太のちんこを入れたまま、勇太にしがみついて女は腰をクネクネと動かした。
勇太の耳ともで「たっぶり中出しして。精液ぶつちまけてよ」と囁かれ勇太はすぐに射精感が込み上げてきて、ドピュッ!ドピュッ!と初めてのセックスでよく知らない女に中出しをした。
射精したあとも気持ち良さは続いていて、勇太のちんこはまだ元気だった。女は「ふふふ。次はベッドでしよう」と言ってシャワーで濡れた体を適当に拭いて2人でベッドの上で激しくまぐわった。
勇太は初めての快感に我も忘れて女にガッついた。女の口を自分の舌で満たして呼吸もままならないほどの激しいキスをすると、力任せに胸を揉んだ。乳首を強引に吸って女が「ひぃひぃ♡あひぃ♡」と快感に身をくねらせる。
女の足首を持って股をガバッと開かせると、女の生まんこを見て勇太はさらに興奮した。膣からはグチュグチュに愛液が滴り落ちていて勇太のちんこを誘っているようだった。
勇太はがむしゃにちんこを膣にぶち込んで獣のように腰を激しく打ちつけた。ガツガツガツガツ腰をふってこれでかっ!というぐらいまんこの奥にちんこを打ちつけた。強烈な快感で脳が支配される。女がまた「あひ♡あひ♡あふぅ♡あんあん♡」言いながら、勇太に向かって、
「ねぇ?できるんじゃない?悪いこと。あっはふ♡もっともっと悪いことしよ?2人でさ。一緒に幸せになろうよ?」
と快感とともに今までしたことがない甘い誘惑を勇太に持ちかけるのだった。
(番外編続く)
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作者の早坂悠です。よろしくお願いします。すでにこの作品は完結まで書き終わってます。
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