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詩 様々

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冷たい何かが頬を伝う
なぜ? 私じゃダメなの?
あなたへの思いは
あなたに届かず
ただ、ただ、ふくらんで
空に上がって破裂する
それでも、私は あなたが好き


やさしい唄

どんな時でも、やさしくありたい
キミが怒っていても、やさしくありたい
やさしい気持ちになりたいなら
ボクを呼んで 
キミのために
やさしい唄を歌ってあげるよ




悲しい悲しい雨が降る
こんなにも悲しい日は
傘をさしてはいけないね
悲しい雨に頬が濡れて
ボクは一人で泣きじゃくる
悲しい悲しい雨が降る


透明ガール

悲しい愛の唄を唄おう
優しい愛の唄ではなく
悲しい愛の唄を唄おう
「大丈夫だよ。大丈夫だよ」
みんな傷つけあっているんだよ
言葉のナイフに刺されているんだよ
悲しい愛の唄を唄おう
「泣いてもいいんだよ」
全部、吐き出して透明になろう
君は優しい透明ガールなのだから


独り言

悲しい
悔しい
憎い
私は弱い
くもりのない目で
あなたを見ても
表面上しか見えない
心の綺麗さを見れない


優しい言葉

きみの優しい言葉が
神経線維の一本一本に入り込む
そして、その先の二重螺旋へ到達する
私の魂の色彩が変化し
心は優しさで包まれる
私は、ただ ただ、こう叫ぶ
「ありがと!」




自殺を考えている人へ

生きることは尊いこと
人は誰でも価値がある

神話の時代に
神が人を創造し
神は人に自分を
信仰するように求めた
死ぬことは、神の作品を壊すこと
それだけは、やっていけないこと

神話の時代に
神は人に自分を信仰する
大切さを説いた
だけど、最後に神は こう言った
「最も重要なことは、信仰ではなく愛」

あなたが、どんなに否定しても
あなたを愛している者は、どこかに存在する
たとえ、誰もいなかったとしても
神はあなたを愛している

神話の時代に神は こう言った
「最も大切なものは愛」

汚れなき眼で、景色を見れば
たしかに世界は、愛に満ちている
たしかに自然は、愛に満ちている

あなたの心は、愛を欲していて
季節の愛を感じたがっている



さよなら

出会った日は雨でした
はじめて手を繋いだ日は晴れでした
喧嘩をした日はくもりでした

どんな時でもきみの心は透明で
いつも私は幸せでした

新しい季節に
新しい景色に
きみは存在しないけれど
私は出会えただけで幸せです

ただ、少しだけ悲しいのは
「さよならのキスはしたかった」



やさしくありたい

どんな時でも
やさしくありたい

どんなに 傷ついていても
やさしくありたい

どんなに ののしられていても
やさしくありたい
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