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夏色ハクチョウ
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ガテルドンは、リューコに夏色ハクチョウの話をした。リューコは、夏色ハクチョウをとても好きになった。
「ガテルドン、それで夏色ハクチョウは実際に存在するの?」
ガテルドンは頷いた。
「夏色ハクチョウは、存在するよ」
開店したばかりのバー「ブループラネットインデックス」で二人は、カクテルを飲んでいた。
ガテルドンの話によると夏色ハクチョウを恋人同士が見ると、永遠に結ばれるらしい。
リューコは、ガテルドンのロマンチックな話にポーッとなった。
その時、ガテルドンはマスターにこう言った。
「夏色ハクチョウ二つ」
夏色ハクチョウとはカクテルの名前だったのだ。
「ちょっと興醒めなんだけど」
「いやぁ、僕は夏色ハクチョウが生き物だとは一言も言ってないよ」
たしかに夏色ハクチョウは存在していた。
「ちなみに、夏色ハクチョウは、何色なの? 白いの?」
「夏色さ」
ガテルドンは、笑った。
「ガテルドン、それで夏色ハクチョウは実際に存在するの?」
ガテルドンは頷いた。
「夏色ハクチョウは、存在するよ」
開店したばかりのバー「ブループラネットインデックス」で二人は、カクテルを飲んでいた。
ガテルドンの話によると夏色ハクチョウを恋人同士が見ると、永遠に結ばれるらしい。
リューコは、ガテルドンのロマンチックな話にポーッとなった。
その時、ガテルドンはマスターにこう言った。
「夏色ハクチョウ二つ」
夏色ハクチョウとはカクテルの名前だったのだ。
「ちょっと興醒めなんだけど」
「いやぁ、僕は夏色ハクチョウが生き物だとは一言も言ってないよ」
たしかに夏色ハクチョウは存在していた。
「ちなみに、夏色ハクチョウは、何色なの? 白いの?」
「夏色さ」
ガテルドンは、笑った。
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