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19.女子会
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魔法を使うなら教えるから、と言われたけどお断りした。
『練習に付き合って』と言っておきながら…とは思うけど、ノルックの嘘へのささやかな報復だ。
「そうだ、その代わりにノルックにお願いがあるんだけど。」
王都に来たらやりたかったこと。
「王都で友達をつくりたいの。誰か知り合い紹介してくれない?」
というわけで、今私はお屋敷の中庭のガセポで、お茶会をしています。
ノルックに打診したところ、最初は知り合いはいないの一点張りだったのに、外で勝手に探すと言ったら厳選なる厳選の上でお屋敷のメイドさんから選んでくれました。
ノルックも同席したがったけど、女の子同士で悩み相談がしたいと言ったらしぶしぶ諦めてくれた。
指定された場所にはノルックの魔法で転移する。着くと、お揃いの制服を着た女の人が2人、少し離れた場所で並んで立っていた。私を送った後でノルックが名残惜しそうに消えてから、2人はガセポに近付いてくる。
2人のうち1人は浴室に案内してくれたメイドさんだった。またお会いできて私は嬉しいけど、雇い主の知り合いに無理やり招集かけられて、内心迷惑だろうな。
申し訳ないけど今日だけのつもりだから許して欲しい。
「あの、はじめまして。昨日からお世話になってる宮内稔と言います。今日は、私とおしゃべりして欲しくてお二人を呼んでもらいました。ノルックの許可も得てるし、できるだけリラックスしてお話してくれると嬉しいです。」
やばい。久しぶりの初めましての人との雑談ってどうやるんだっけ。
リラックスしてといいながら、私が一番緊張してるかも。
「ありがとうございます。私はピナと申します。ミノリ様とお呼びしてよろしいでしょうか。先程のご入浴はいかがでしたか?」
浴室に案内してくれたメイドさんが笑顔と共に話題を提供してくれた。本日二度目の対面だけど、柔らかな雰囲気も相まって、女神様みたい。
「あ、ピナさん、ですね。ミノリでいいです。よろしくお願いします。お風呂とても気持ちよかったです。タオルもふかふかで、ありがとうございました。」
「よかったです。」と微笑んだ後、呼び方は「ミノリ様で」と念押しをされてしまった。
「ウチはミィミって言うんですけど、にゅうよく?って何するんですか?なんかぁ、一昨日の夜にいきなりあの部屋できたんですよ。朝起きたら見たことない部屋になってて!モンバード様めっちゃ凄くないですか?」
ミィミと名乗った子は、外はねのボブで、前世のギャルっぽい印象だ。ちょっと構えかけたけど、家主を尊敬してくれているみたいだし、きっといい子。
「あ…そうなんですね。私がここに来るって決まったのが一昨日で…。
私魔法が使えないから、毎日体をキレイに保つのにお風呂が必要なんです。それで用意してくれたんだと、思います。」
そうか、こっちの人たち魔法で清浄するから、お風呂なんてないのが普通なんだ。
“甘やかし加速”したかと思ったけど、一晩で浴室作ってくれたことに比べたらむしろ減速?
「魔力ないのにモンバード様のそばにいられるんですか?!うわ、魔力が極限ないと逆にそうなんですね。そりゃモンバード様ベタ惚れなわけだぁ」
「ベタ惚れ?!違いますよ!ちょっとノルックの幼少期に数年一緒に住んでたんで、家族みたいな関係ですから!森で倒れてたノルックを拾って世話したので、恩を感じてくれてるのかなと思うけど…」
お屋敷の中で誤解が生まれている気配がする。ちゃんと否定しておかないと。
「あら?でもモンバード様がお召しになってるシャツ、お作りになられたんですよね?」
ピナさんの言葉に戦慄が走る。
「なんでピナさんがシャツのこと知ってるんですか?」
うふ。と笑ってピナさんが話し出す。
「モンバード様が昨晩私たちに見せてくださいました。スプーンも手ずからお作りになられたとか。」
ノルックーーーー!!!もう絶対脱がして燃やす!スプーンも奪って燃やす!ペンダントの魔力を使って燃やしてやるんだからーー!
あんな失敗作を、このお屋敷の従業員の人たちが見たなんて!最悪すぎる!
「確かに作ったけど、それは理由があって…!」
「え!マジっすか?!やばあっつー」
ミィミさんは「私たち」の中に含まれていなかったようで、オーバーなくらい目を見開いている。
「ミノリサマ意外と熱烈なんすね。マジでそこまで想えるとかめっちゃアツイ。しかも相思相愛とか、運命じゃないですか?!」
ん?熱烈?運命?相思相愛??
「えっ…?いや、どういう…」
なんとなく、私の知らない世界の常識が絡みついている予感がする。
もしかして、まさかとは思うけど。
「あら。意外と恥ずかしがり屋さんなんですね。誤魔化されなくても大丈夫ですから。」
誤魔化してなーい!!!
と言いたいのを我慢して、意外とスルスル話すピナさんから聞き出したことを要約すると
魔法があることが前提の世界だから、基本的になんでも魔法で作るので、わざわざ手作りをするのは『あなたのためなら苦労も厭わないくらい愛しています』と伝える意味があるんだとか。
苦手なものをわざわざ作るほど愛が籠っている=よれたりほつれたりしているシャツや形が歪なスプーンが、ノルックを好きで好きで堪らないと言ってることになってるんだとか…
「モンバード様もお綺麗な方ですから、ミノリ様が不安になる気持ちもわかりますが、我々従業員一同時、お二人が想いあってることは十分承知していますので、ご安心ください。」
なんにもご安心じゃなーーーい!
必死で誤解を解こうとするけど、2人は一貫して生暖かい目で相槌をうつだけだし、最後には「わかりました。お二人はご家族なんですものね。」と言ってはくれたけど無理やり言わせた感があるし、ミィミさんは「わかってますから。」と言ったそばから「モンバード様浮気は絶対してないっすよ!」とか言い出して全然わかってなさそうなところが心配だ。
お茶会をしたのは王都のノルックの話を聞きたかっただけなのに…
思わぬ話に逸れた上に、弁明に疲れ切ったのでその日はとりあえず解散してもらうことにした。
『練習に付き合って』と言っておきながら…とは思うけど、ノルックの嘘へのささやかな報復だ。
「そうだ、その代わりにノルックにお願いがあるんだけど。」
王都に来たらやりたかったこと。
「王都で友達をつくりたいの。誰か知り合い紹介してくれない?」
というわけで、今私はお屋敷の中庭のガセポで、お茶会をしています。
ノルックに打診したところ、最初は知り合いはいないの一点張りだったのに、外で勝手に探すと言ったら厳選なる厳選の上でお屋敷のメイドさんから選んでくれました。
ノルックも同席したがったけど、女の子同士で悩み相談がしたいと言ったらしぶしぶ諦めてくれた。
指定された場所にはノルックの魔法で転移する。着くと、お揃いの制服を着た女の人が2人、少し離れた場所で並んで立っていた。私を送った後でノルックが名残惜しそうに消えてから、2人はガセポに近付いてくる。
2人のうち1人は浴室に案内してくれたメイドさんだった。またお会いできて私は嬉しいけど、雇い主の知り合いに無理やり招集かけられて、内心迷惑だろうな。
申し訳ないけど今日だけのつもりだから許して欲しい。
「あの、はじめまして。昨日からお世話になってる宮内稔と言います。今日は、私とおしゃべりして欲しくてお二人を呼んでもらいました。ノルックの許可も得てるし、できるだけリラックスしてお話してくれると嬉しいです。」
やばい。久しぶりの初めましての人との雑談ってどうやるんだっけ。
リラックスしてといいながら、私が一番緊張してるかも。
「ありがとうございます。私はピナと申します。ミノリ様とお呼びしてよろしいでしょうか。先程のご入浴はいかがでしたか?」
浴室に案内してくれたメイドさんが笑顔と共に話題を提供してくれた。本日二度目の対面だけど、柔らかな雰囲気も相まって、女神様みたい。
「あ、ピナさん、ですね。ミノリでいいです。よろしくお願いします。お風呂とても気持ちよかったです。タオルもふかふかで、ありがとうございました。」
「よかったです。」と微笑んだ後、呼び方は「ミノリ様で」と念押しをされてしまった。
「ウチはミィミって言うんですけど、にゅうよく?って何するんですか?なんかぁ、一昨日の夜にいきなりあの部屋できたんですよ。朝起きたら見たことない部屋になってて!モンバード様めっちゃ凄くないですか?」
ミィミと名乗った子は、外はねのボブで、前世のギャルっぽい印象だ。ちょっと構えかけたけど、家主を尊敬してくれているみたいだし、きっといい子。
「あ…そうなんですね。私がここに来るって決まったのが一昨日で…。
私魔法が使えないから、毎日体をキレイに保つのにお風呂が必要なんです。それで用意してくれたんだと、思います。」
そうか、こっちの人たち魔法で清浄するから、お風呂なんてないのが普通なんだ。
“甘やかし加速”したかと思ったけど、一晩で浴室作ってくれたことに比べたらむしろ減速?
「魔力ないのにモンバード様のそばにいられるんですか?!うわ、魔力が極限ないと逆にそうなんですね。そりゃモンバード様ベタ惚れなわけだぁ」
「ベタ惚れ?!違いますよ!ちょっとノルックの幼少期に数年一緒に住んでたんで、家族みたいな関係ですから!森で倒れてたノルックを拾って世話したので、恩を感じてくれてるのかなと思うけど…」
お屋敷の中で誤解が生まれている気配がする。ちゃんと否定しておかないと。
「あら?でもモンバード様がお召しになってるシャツ、お作りになられたんですよね?」
ピナさんの言葉に戦慄が走る。
「なんでピナさんがシャツのこと知ってるんですか?」
うふ。と笑ってピナさんが話し出す。
「モンバード様が昨晩私たちに見せてくださいました。スプーンも手ずからお作りになられたとか。」
ノルックーーーー!!!もう絶対脱がして燃やす!スプーンも奪って燃やす!ペンダントの魔力を使って燃やしてやるんだからーー!
あんな失敗作を、このお屋敷の従業員の人たちが見たなんて!最悪すぎる!
「確かに作ったけど、それは理由があって…!」
「え!マジっすか?!やばあっつー」
ミィミさんは「私たち」の中に含まれていなかったようで、オーバーなくらい目を見開いている。
「ミノリサマ意外と熱烈なんすね。マジでそこまで想えるとかめっちゃアツイ。しかも相思相愛とか、運命じゃないですか?!」
ん?熱烈?運命?相思相愛??
「えっ…?いや、どういう…」
なんとなく、私の知らない世界の常識が絡みついている予感がする。
もしかして、まさかとは思うけど。
「あら。意外と恥ずかしがり屋さんなんですね。誤魔化されなくても大丈夫ですから。」
誤魔化してなーい!!!
と言いたいのを我慢して、意外とスルスル話すピナさんから聞き出したことを要約すると
魔法があることが前提の世界だから、基本的になんでも魔法で作るので、わざわざ手作りをするのは『あなたのためなら苦労も厭わないくらい愛しています』と伝える意味があるんだとか。
苦手なものをわざわざ作るほど愛が籠っている=よれたりほつれたりしているシャツや形が歪なスプーンが、ノルックを好きで好きで堪らないと言ってることになってるんだとか…
「モンバード様もお綺麗な方ですから、ミノリ様が不安になる気持ちもわかりますが、我々従業員一同時、お二人が想いあってることは十分承知していますので、ご安心ください。」
なんにもご安心じゃなーーーい!
必死で誤解を解こうとするけど、2人は一貫して生暖かい目で相槌をうつだけだし、最後には「わかりました。お二人はご家族なんですものね。」と言ってはくれたけど無理やり言わせた感があるし、ミィミさんは「わかってますから。」と言ったそばから「モンバード様浮気は絶対してないっすよ!」とか言い出して全然わかってなさそうなところが心配だ。
お茶会をしたのは王都のノルックの話を聞きたかっただけなのに…
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