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父上の思い
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ユランは庭園で庭園でいつもと変わらずに、心の中で花々に話しかけながら水をあげていた。それぞれの花に合わせた栄養を土魔法でそれぞれかけて。
「ユラン様は緑の手をお持ちのようですな」
庭師のジョンがユランに話しかけてくれた。自宅療養で庭園に入り浸るようになってから、ジョンは気分転換に水遣りを勧めてくれた。
(ふふ。緑の手っていうとなんかかっこよいな。でも、僕の土魔法とガーデニングって相性がよいのかも…)
ユランはニコニコと笑いながら頷いた。
花にはそれぞれ適した水の量や養分がある。最初こそジョンが付きっきりで教えてくれたが、今ではユランは花に話しかけていると適量がなんとなくわかってきた。
(『イザベラ』も陰謀に巻き込まれなければこうやって綺麗に咲いて愛でられていたんだろうな…『イザベラ』の分まで大きくなるんだよ)
「ユラン」
ユランを呼ぶ声は穏やかで愛情に満ちていて心地よい。中腰になって葉の剪定をしていたユランは、ズボンをはらうと立ち上がり顔を向けた。
(父上…)
「ユランは草花が好きなんだね。クリスティナもよくこの庭園でぼうっと庭を眺めていたよ。
ユランみたいに土いじりはしていなかったけれど、体調の良い日はそこの東屋で緑を眺めながらお茶を愉しんだり読書をしたりしていたんだよ」
父は昔を懐かしむように目を細めて東屋を見ると優しく微笑んだ。
庭園の真ん中には三角屋根と柵に囲まれた白を基調としたかわいらしい雰囲気の東屋がある。中には小さなテーブルとふかふかのソファが置かれている。
(厳かな雰囲気の家具が多い伯爵家では珍しいと思っていたけれど、この東屋は父上が母上のために特別に作ったものだったんだな。
父上も兄上もあまりこの東屋を利用していないみたいだけれど、変わらず綺麗に管理されているのは父上の愛情の証なんだろうな。
父上は母上のことをあまり語らないけれど、父上は母上のことを大切に思っていたんだなぁ)
「ユランとは一緒に来たことはなかったよね。ここで少し二人で話をしようか」
父の言葉にユランはこくんと頷き、促されて東屋のソファに座る。父の合図でヒースが紅茶と可愛らしいお菓子をテーブルにセットするとその場を立ち去る。
濃い赤橙色の紅茶からは温かい湯気と甘い芳醇な香りが広がる。
(2人きりで?母上の話かな…)
「クリスティナはユランが小さい頃に亡くなったからあまり覚えていないかな?プラチナブロンドの髪にヘーゼルカラーの瞳をした女性でね。華奢で大きな魔力をもっていたせいか子どもの頃から身体が弱くてとても線の細い女性だったんだ。
そんな彼女が命がけで産んでくれたのがカールとユランなんだよ。小さい頃のユランは特にクリスティナにそっくりで身体が弱くてこのまま成長できるのかなと心配したものだよ」
父は優雅に紅茶を一口飲むとカップを置き、ゆっくりと話し始めた。
(ふふっ…あきらと違ってユランは父上からも母上からも望まれて生まれてきたんだね…)
ユランは無理やり笑顔を作って父を見つめた。
「ユランがいつの間にか自分を痛めつけるように身体を鍛えはじめたときはとても心配していたんだよ。不甲斐ない父は見守ることしか出来なかったけれど。
ユランは訓練中にふらふらになって脳震盪を起こしてしまったよね…」
父の瞳には何かを決心したような強い力があり、ユランの心臓は激しくバウンドしてどきりと変な音を立てた。持ち上げようとカップに添えたユランの手が小刻みに震える。
(!?)
「あの時からユランは変わってしまったよね。肉体強化をあんなに励んでいたのに、まったく訓練をしなくなって…やんちゃで尖った性格から突然子供の頃のような真っ直ぐで穏やかな優しい性格に代わって…
まるで別人に入れ替わったように…」
がしゃん
指からカップがするりとソーサーに滑り落ち、陶器のぶつかる音が響く。ユランの白い肌が白を通り越して血の気を失って真っ青になった。
ユランの心臓の鼓動が激しくなり指の震えが大きくなった。
「ユラン…」
父は突然ユランの手を強く握った。父の手はとても逞しく温かい。
優しく手を撫でられ少しずつ震えが収まっていく。
「ごめんね。君が話したくないなら触れずにいようと思っていたのだけれど…ユランはその頃からいつも何かに怯えていたよね。
それは今声を失ったことと関係あるのかな?父様はユランがこのまま話せなくても、声を取り戻せてもどちらでもよいんだよ。
ユランが傷つくことさえなければそれでいいんだよ。
ユランは剣よりも魔法の才能が優れているね。
本当ならそのことに気付いて魔法を学べるように私が助言するべきだったのに、私はユランもクリスティナと同じように強い魔力のせいで身体を蝕んでしまうのではないかと不安だったんだよ。
君は劣等感に追われるようにがむしゃらに訓練をしていたけれど、私はユランが生きてさえいれば、元気でさえいれば、剣の才能などどうでもよかったんだよ」
(ユランは剣の才能がなくても父から見捨てられていた訳ではなかったんだ…愛されていたんだ…)
ユランの右目からぽつりと涙が流れテーブルに落ちる。
父は手を伸ばしユランの目元を指で拭う。
「ユランは自分で目標をみつけて勉強を始めたね。優しく真面目で一生懸命なユランは私の誇りであり大切な息子だよ。さっき別人みたいに変わったといったけれど、根幹は変わっていないね。
もし、仮にあの時別人に入れ替わっていたとしても、ユランはユラン…どちらも大切な私のユランだよ。生まれてきてくれてありがとう」
(僕は僕…僕は生まれてきてもよかったの?…)
「…………っ…ち…ち…う…えっ……」
堰き止めていた水が一気に流れ出すように涙が溢れユランは泣きじゃくった。
父はユランの頭を優しく撫で小さく頷いた。
「今回の事件で優しいユランは自分の事を責めているんじゃないかい?ウエスト家の令嬢の暴走やアンギュー子息の退学はユランのせいではないよ。
もしユランの言動がきっかけの一つにはなったとしても、最終的に判断し実行をしたのは本人なのだから。ユランが責任を感じる必要はないよ」
「…で…でもっ…」
「私は父親として身体を壊すまで鍛えるユランを導くことができなかった。ユランが自分で魔法という目標を見つけなければ私達親子の関係は崩壊していたのかもしれない。
ユランのお陰で私は自分の過ちに気付くことができた。彼らもきっと自分の過ちに気付き、これから新たな人生をやり直すことができるよ」
(僕のせいではない…やり直せる…)
ユランは立ち上がり父に抱きついた。父はユランを抱き上げ膝に横抱きにした。
「ふふっ…学校に行ってもユランは相変わらず甘えん坊だね…いつまでも私の天使だよ…」
「ユラン様は緑の手をお持ちのようですな」
庭師のジョンがユランに話しかけてくれた。自宅療養で庭園に入り浸るようになってから、ジョンは気分転換に水遣りを勧めてくれた。
(ふふ。緑の手っていうとなんかかっこよいな。でも、僕の土魔法とガーデニングって相性がよいのかも…)
ユランはニコニコと笑いながら頷いた。
花にはそれぞれ適した水の量や養分がある。最初こそジョンが付きっきりで教えてくれたが、今ではユランは花に話しかけていると適量がなんとなくわかってきた。
(『イザベラ』も陰謀に巻き込まれなければこうやって綺麗に咲いて愛でられていたんだろうな…『イザベラ』の分まで大きくなるんだよ)
「ユラン」
ユランを呼ぶ声は穏やかで愛情に満ちていて心地よい。中腰になって葉の剪定をしていたユランは、ズボンをはらうと立ち上がり顔を向けた。
(父上…)
「ユランは草花が好きなんだね。クリスティナもよくこの庭園でぼうっと庭を眺めていたよ。
ユランみたいに土いじりはしていなかったけれど、体調の良い日はそこの東屋で緑を眺めながらお茶を愉しんだり読書をしたりしていたんだよ」
父は昔を懐かしむように目を細めて東屋を見ると優しく微笑んだ。
庭園の真ん中には三角屋根と柵に囲まれた白を基調としたかわいらしい雰囲気の東屋がある。中には小さなテーブルとふかふかのソファが置かれている。
(厳かな雰囲気の家具が多い伯爵家では珍しいと思っていたけれど、この東屋は父上が母上のために特別に作ったものだったんだな。
父上も兄上もあまりこの東屋を利用していないみたいだけれど、変わらず綺麗に管理されているのは父上の愛情の証なんだろうな。
父上は母上のことをあまり語らないけれど、父上は母上のことを大切に思っていたんだなぁ)
「ユランとは一緒に来たことはなかったよね。ここで少し二人で話をしようか」
父の言葉にユランはこくんと頷き、促されて東屋のソファに座る。父の合図でヒースが紅茶と可愛らしいお菓子をテーブルにセットするとその場を立ち去る。
濃い赤橙色の紅茶からは温かい湯気と甘い芳醇な香りが広がる。
(2人きりで?母上の話かな…)
「クリスティナはユランが小さい頃に亡くなったからあまり覚えていないかな?プラチナブロンドの髪にヘーゼルカラーの瞳をした女性でね。華奢で大きな魔力をもっていたせいか子どもの頃から身体が弱くてとても線の細い女性だったんだ。
そんな彼女が命がけで産んでくれたのがカールとユランなんだよ。小さい頃のユランは特にクリスティナにそっくりで身体が弱くてこのまま成長できるのかなと心配したものだよ」
父は優雅に紅茶を一口飲むとカップを置き、ゆっくりと話し始めた。
(ふふっ…あきらと違ってユランは父上からも母上からも望まれて生まれてきたんだね…)
ユランは無理やり笑顔を作って父を見つめた。
「ユランがいつの間にか自分を痛めつけるように身体を鍛えはじめたときはとても心配していたんだよ。不甲斐ない父は見守ることしか出来なかったけれど。
ユランは訓練中にふらふらになって脳震盪を起こしてしまったよね…」
父の瞳には何かを決心したような強い力があり、ユランの心臓は激しくバウンドしてどきりと変な音を立てた。持ち上げようとカップに添えたユランの手が小刻みに震える。
(!?)
「あの時からユランは変わってしまったよね。肉体強化をあんなに励んでいたのに、まったく訓練をしなくなって…やんちゃで尖った性格から突然子供の頃のような真っ直ぐで穏やかな優しい性格に代わって…
まるで別人に入れ替わったように…」
がしゃん
指からカップがするりとソーサーに滑り落ち、陶器のぶつかる音が響く。ユランの白い肌が白を通り越して血の気を失って真っ青になった。
ユランの心臓の鼓動が激しくなり指の震えが大きくなった。
「ユラン…」
父は突然ユランの手を強く握った。父の手はとても逞しく温かい。
優しく手を撫でられ少しずつ震えが収まっていく。
「ごめんね。君が話したくないなら触れずにいようと思っていたのだけれど…ユランはその頃からいつも何かに怯えていたよね。
それは今声を失ったことと関係あるのかな?父様はユランがこのまま話せなくても、声を取り戻せてもどちらでもよいんだよ。
ユランが傷つくことさえなければそれでいいんだよ。
ユランは剣よりも魔法の才能が優れているね。
本当ならそのことに気付いて魔法を学べるように私が助言するべきだったのに、私はユランもクリスティナと同じように強い魔力のせいで身体を蝕んでしまうのではないかと不安だったんだよ。
君は劣等感に追われるようにがむしゃらに訓練をしていたけれど、私はユランが生きてさえいれば、元気でさえいれば、剣の才能などどうでもよかったんだよ」
(ユランは剣の才能がなくても父から見捨てられていた訳ではなかったんだ…愛されていたんだ…)
ユランの右目からぽつりと涙が流れテーブルに落ちる。
父は手を伸ばしユランの目元を指で拭う。
「ユランは自分で目標をみつけて勉強を始めたね。優しく真面目で一生懸命なユランは私の誇りであり大切な息子だよ。さっき別人みたいに変わったといったけれど、根幹は変わっていないね。
もし、仮にあの時別人に入れ替わっていたとしても、ユランはユラン…どちらも大切な私のユランだよ。生まれてきてくれてありがとう」
(僕は僕…僕は生まれてきてもよかったの?…)
「…………っ…ち…ち…う…えっ……」
堰き止めていた水が一気に流れ出すように涙が溢れユランは泣きじゃくった。
父はユランの頭を優しく撫で小さく頷いた。
「今回の事件で優しいユランは自分の事を責めているんじゃないかい?ウエスト家の令嬢の暴走やアンギュー子息の退学はユランのせいではないよ。
もしユランの言動がきっかけの一つにはなったとしても、最終的に判断し実行をしたのは本人なのだから。ユランが責任を感じる必要はないよ」
「…で…でもっ…」
「私は父親として身体を壊すまで鍛えるユランを導くことができなかった。ユランが自分で魔法という目標を見つけなければ私達親子の関係は崩壊していたのかもしれない。
ユランのお陰で私は自分の過ちに気付くことができた。彼らもきっと自分の過ちに気付き、これから新たな人生をやり直すことができるよ」
(僕のせいではない…やり直せる…)
ユランは立ち上がり父に抱きついた。父はユランを抱き上げ膝に横抱きにした。
「ふふっ…学校に行ってもユランは相変わらず甘えん坊だね…いつまでも私の天使だよ…」
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