当て馬令息はフラグを回避したい

西楓

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イザベラの強行 5 ※

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「大丈夫だ…これは勃起を促す効果があるローションだから、すぐ射精できるはずだ!
あの女の薬と違ってこれは医療用で害はないから安心して快感に身を任せるんだ。
そうだっ、上手だ…ユラン…身体から力を抜いて頭を真っ白にするんだ…」
内側からあふれ出る快感に身体が満たされ頭が朦朧としてくる。

「んっ…あっ…んんっ…」
ユランの口からは次々と嬌声が漏れ、ペニスがゆっくりと固くなっていった。

「そうだっ。いいぞっ。勃ってきたぞ。後は下半身から熱を放出するんだ」
ドゥエインが根元にある睾丸を優しく揉みしだきながら、一段と激しく前立腺を刺激する。
ユランのペニスが勢いよく反り返り、先端から透明の先走りの汁が溢れてきた。
ドゥエインの手によってユランは快楽に溺れ、ビクビクと身体を震わせた。

(な…なに?これ?…身体がへん…頭の中がちかちかする…何か…)






朦朧とした頭の中に、外からバタバタと駆け込んでくる足音が耳に飛び込んでくる。
(よかっ…た…たすけが…)

「ユラン様、ご無事ですか?」
扉をあけて男が一直線にユランのもとへ駆け寄ると、ドゥエインを突き飛ばしユランを抱き上げた。

「メ…メテオさま?…ぼくをたすけに?…ありがとうございま…」
安堵と疲労感で身体から力が抜けメテオに寄り掛かる。
一筋ぽつりと涙が零れる。

(メテオ様……隣席で僕と目が合うと顔を赤くする可愛いらしいクラスメイト…
クラスのみんながイザベラに味方していく中でも最後まで僕の味方でいてくれた…
何度も見舞いにきてくれたのはメテオ様だけだった…)

「ユラン様!?しっかりしてください!私がお助けします!」
朦朧とする意識の向こうでメテオの僕を呼ぶ声が聞こえた後、メテオとドゥエインの話す声がかすかに飛び込んでくる。いつのまにか金切り声をあげて叫んでいたイザベラの声が聞こえなくなった。





ーーこれはっ…一体どういう状況なのか教えてもらえますか?
ーー詳しく説明している時間はないが、ユランは今危険な状態だ。すぐにも射精させないと発狂する恐れがある。
ーーっ…わかりました。私がやります。






「ユラン様…私がユラン様の射精をお手伝いさせていただきます」
そう言うとメテオは、ユランのペニスをゆるゆると扱きながら、睾丸を同時に揉みしだく。
敏感になっていたペニスはすぐに硬くなり、勢いよく反り返る。
ユランの艶めかしい姿を見ながら、メテオが嬉しそうにユランの唇にキスをする。

「んっ…あっ…あっ…」

ペニスと睾丸と口内の同時刺激に身体中に電気が走る。
ゾクゾクする刺激的な快感に、ユランの身体は熱くなりビクビクと小刻みに震える。
メテオはうっとりした瞳で、ユランの隠微な姿を舐めるように見る。

「ああ、夢のようです。ユラン様……うつくしい……私の手で……」

そう言うや否や、ユランのペニスを口に含み、裏筋から亀頭へ尖らせた舌先を滑らせる。
ユランの頭の中はメテオのもたらす快感でトロトロに蕩けて、涙と鼻水で顔がぐちょぐちょになる。
メテオは敏感になった先端をねっとりと舐めあげ、お尻の孔にプツリと指を挿入する。
ペニスを舌で刺激しながら、指を2本に増やし腸壁の襞をぎりぎりと広げるように中へ押し込む。
指が前立腺を探り、さわさわと周囲を撫でる。
びくつくユランを見ながら、指をゆっくり引き抜き再度勢いよく挿入した。


「っ……!!!!??ぁあ"あ"あ”――――!!!」


メテオの指が前立腺を突いた瞬間、ユランの頭の中に稲妻が走り、悲鳴のような叫び声をあげる。
同時にユランのペニスから、コポっと白いものが混じった透明の液体が激しく飛び散った。


初めての射精による強烈な刺激で、ユランの頭の中は真っ白になり全身の力が抜ける。
脱力したユランの孔に温かい塊が当てがわれた。


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