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助けは助けであって助けではない ※

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デリックは俺を片手で抱き、剣を構えている。
ソフィアに俺のことを聞いて急ぎ駆けつけ、触手を切り倒してくれたようだ。

「ハァ…ハぁ…ハァ…ありがと…」
射精出来なかったもどかしさと、内側からの痺れで、目がとろんと潤み焦点があわない。
意識のないまま、左手でペニスをゆるゆると弄り、自分の右手の指を後孔に挿入する。

「くるしっ…んっ…もっ…たすけてっ…」
何度も何度も狂ったように後孔を律動し、ペニスを扱きあげ自分自身を追い詰める。

「わかりました。ここではまずい」
デリックが俺の嬌態を見て喉を鳴らすと、凄まじい勢いで俺を横抱きにして近くの小屋に飛び込んだ。

床に俺を横たえると、眉根をぎゅっと寄せて辛そうな表情で俺を見つめる。
喘ぐ俺をじっとみると、鼻から息を吸って、俺に覆い被さってきた。
俺のペニスに震える手を乗せてゆっくりと上下に動かすと、先走りが溢れ出る。

「んっ…あっ…んんっ…気持ちいっ…あっああっーー!」
デリックは自分の手に放たれた白濁をゆっくり見つめると、濡れた指を俺の後孔に挿入した。
恐る恐る侵入する指が物足りなくて、俺は刺激を求めて腰を動かす。

「あぁっ…んんっ…いいっ…もっ…」
デリックの指が激しく律動し、俺の嬌声が一際大きくなると、デリックの目が怪しく光った。

「ハリソン…」
俺の名前が呼ばれたかと思うと、後孔にデリックのペニスがあてられた。
解され緩んだ後孔はデリックのペニスを中に受け入れる。

「あっ…おっきい…んっ…」
腸壁をぎりぎりと開くように中へ押し入ってくる。
ペニスの重量感でお腹の中が満たされていく。

「あぁ、ハリソン様の中、とても熱くて気持ちいい…ヒクヒク俺のを締め付けて…ハリソン様も気持ちいいですか?ここですか?奥突きますね」
前立腺をとんとんと押されると目の奥がチカチカとしてくる。俺の反応を見ながらズンとペニスを奥に突き刺してきた。

「ぁああ”あ”あ”…んんー…やっ…あんっ…」
「ハリソン様…あぁ…ここがいいんですね…突いてあげますね…」
激しく律動を繰り返しパンパンという音と、ぐちゅんぐちゅんと艶かしい水音だけが頭の中に響く。

「いい…んっ…あんっ…もっ…イクっーー!」
「いいですよ。ハリソン様一緒にイキましょう」
色気を帯びた熱っぽい瞳で俺を見つめると、デリックは俺のペニスを上下に扱きながら、大きく腰を引くと一気に最奥を貫いた。
ペニスと後孔の双方の強烈な刺激に耐えきれず、俺は身体を大きく痙攣させ絶頂すると白濁を放った。
同時にお腹の奥に熱い液体がぶちまけられ、腹の奥を埋め尽くす快感に引きずられる。俺はぶるりと全身を震わせるとガクッと膝から崩れ落ちた。
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